日影丈吉のおすすめランキング

プロフィール

日影丈吉

一九〇八年、東京生まれ。作家。アテネ・フランセ卒業。フランス語教師、料理の研究指導などを経て、四九年『かむなぎうた』で作家デビュー。五六年『狐の鶏』で日本探偵作家クラブ賞、九〇年『泥汽車』で泉鏡花文学賞を受賞。その他の著書に『真赤な子犬』『内部の真実』『応家の人々』『名探偵 WHO'S WHO』などがある。九一年没。

「2021年 『応家の人々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日影丈吉のおすすめランキングのアイテム一覧

日影丈吉のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『オペラ座の怪人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』や『日影丈吉傑作館 (河出文庫)』や『新編・日本幻想文学集成 第1巻』など日影丈吉の全141作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

オペラ座の怪人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

178
3.24

感想・レビュー

好み別れるとこだろうけど、シブい言葉づかいの翻訳が作品の内容と相まって古風な雰囲気を醸し出している…個人的には気に入ってます これを読んだ後に他の現代風の... もっと読む

日影丈吉傑作館 (河出文庫)

112
4.39
日影丈吉 2015年10月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

奇しくも『澁澤龍彦ふたたび』と並列して読んだ(帯文に、澁澤氏が讃えたものとして、「渋い古風な作風、最も端正なスタイル、一貫した淡い郷愁」と挙げてあった)。... もっと読む

新編・日本幻想文学集成 第1巻

85
3.75
安部公房 2016年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

↓貸出状況確認はこちら↓ https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00255391 もっと読む

(024)川 (百年文庫)

84
3.90
織田作之助 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

織田作の蛍は既読だったが、それにしても京言葉が完璧に再現されていることには何度読んでも嬉しくなる。「御寮はん、笑うてはる場合やおへんどっせ」。これですわ。... もっと読む

内部の真実 (創元推理文庫)

73
3.57
日影丈吉 2017年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦中台湾で起きた帝国軍人同士の決闘騒ぎ。一方は銃殺され、もう一方は、頭部損傷で意識不明で発見されたが、不可解な点が..... 記録者である小高が真相を暴こ... もっと読む

日影丈吉 幻影の城館 (河出文庫)

63
4.31
日影丈吉 2016年5月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

収録されている作品がどの程度バラエティに富むか、という観点からみると、先に読んだ『日影丈吉傑作館』のほうに軍配は上がるが、こちらも「謎を解き切らない余韻」... もっと読む

竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦後篇I】 (行舟文庫 GSた 1-2)

62
4.00
香山滋 2022年6月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

錚々たる顔ぶれ選ぶの難儀したか。男女の胸中染みる香山滋『処女水』バカミス貫く大坪砂男『天狗』呼び声聞こえそう橘外男『陰獣トリステサ』キレ良い土屋隆夫『経営... もっと読む

真赤な子犬: <新装版> (徳間文庫 ひ 2-8)

61
3.62
日影丈吉 2018年8月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あらすじだけで「なんだこれは」と思ってしまう奇想天外・奇抜なミステリ。 序盤の展開だけでもうありえないほどすさまじく、そして馬鹿馬鹿しいです。仮にこの事件... もっと読む

怪奇探偵小説名作選〈8〉日影丈吉集―かむなぎうた (ちくま文庫)

37
3.44
日影丈吉 2003年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江戸川乱歩に絶賛されたというデビュー作「かむなぎうた」を 表題に冠した代表的な短編選集。 謎の提示と解明が行われる探偵小説あり、SFあり、 猟奇的な... もっと読む

女の家 (中公文庫)

37
2.83
日影丈吉 2020年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 作品紹介を読むと、ガス中毒死による死が事故か自殺か、それとも他殺か、という謎を解き明かしていくものかと思える。  主要な登場人物は、主人と妾、二人の... もっと読む

メグレと老婦人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 16-2)

35
3.11

感想・レビュー

フランスの作家と思い込んでいたのですが… 実はベルギーの作家「ジョルジュ・シムノン」の長篇ミステリ作品『メグレと老婦人(原題:Maigret et La ... もっと読む

日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(5) 幻異 (双葉文庫)

30
1.50
京極夏彦 2017年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

少し残念  冒頭の京極夏彦作品がなんか意味不明でギブアップ。続くハードっぽいソフトSF小説の小松左京作品もイマイチ。こうなると後が続かない。断念した... もっと読む

少年ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

26
3.50
ミステリー文学資料館 2018年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

黄色い部屋の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 58-1)

26
3.36

感想・レビュー

歯医者で治療中、「痛かったら我慢しないで左手を上げて教えて下さい」と先生が言った。まさにその時、この古典の名作を思い出した。 もっと読む

恐怖博物誌 (ふしぎ文学館)

23
3.40
日影丈吉 1994年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

動物を題材にした恐怖ミステリー集。 【狐の鶏】 復員したシンジ(真次)は、戦死した兄の嫁のモチ(望)と結婚する。 シンジはモチが嫌いだ、次男だから自分を... もっと読む

応家の人々 (中公文庫 ひ 1-3)

23
3.50
日影丈吉 2021年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かつての軍部の仲間の集まりに参加した久我は、元上司の安土と再会する。安土に連れられていったバーで台湾の古い歌を歌う若く美しい歌手・呉馨芳の歌に聞き惚れるが... もっと読む

ハイカラ右京探偵全集 (文庫コレクション―大衆文学館)

18
3.75

感想・レビュー

古き時代のミステリーです。 著者の作品の特徴といったら まさに右京は「ひねくれもの」と言う言葉が よく似合うということ。 しかもそれの犠牲者が約1... もっと読む

女の家 (徳間文庫)

16
4.00

感想・レビュー

こういう作品を読むと、汲めども尽きせぬ楽しみだなーと思う。謎の風味もよろしかった。 初版は1961年だから舞台も昭和の古めかしい時代のミステリ。電... もっと読む

ミステリー食事学 (現代教養文庫 1046)

15
3.00

感想・レビュー

う~ん。 もっとミステリに出てくる食を取り上げた本だと思っていたんだけど、肩透かしだったなあ。 面白くないわけじゃないけど、求めていたものとはちと違っ... もっと読む
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