有島武郎のおすすめランキング

プロフィール

1878年、東京生まれ。札幌農学校卒業。アメリカ留学を経て、東北帝国大学農科大学(札幌)で教鞭をとるほか、勤労青少年への教育など社会活動にも取り組む。この時期、雑誌『白樺』同人となり、小説や美術評論などを発表。
大学退職後、東京を拠点に執筆活動に専念。1917年、北海道ニセコを舞台とした小説『カインの末裔』が出世作となる。以降、『生れ出づる悩み』『或る女』などで大正期の文壇において人気作家となる。
1922年、現在のニセコに所有した農場を「相互扶助」の精神に基づき無償解放。1923年、軽井沢で自ら命を絶つ。

「2024年 『一房の葡萄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有島武郎のおすすめランキングのアイテム一覧

有島武郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『小さき者へ・生れ出づる悩み (新潮文庫)』や『或る女 (新潮文庫)』や『一房の葡萄 他四篇 (岩波文庫)』など有島武郎の全576作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

小さき者へ・生れ出づる悩み (新潮文庫)

1474
3.62

感想・レビュー

実家の母から借りた本。 母が以前勤めていた職場のかたが定期的に読み終えた本を送ってくれるらしい。なんて素敵な関係なんだ。 有島武郎さんの作品は初めて読んだ... もっと読む

或る女 (新潮文庫)

871
3.79
有島武郎 1995年5月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者、有島武郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 有島 武郎(ありしま たけお、18... もっと読む

一房の葡萄 他四篇 (岩波文庫)

518
3.67
有島武郎 1988年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

YouTube窪田等の世界 綺麗な表現を探したく再視聴 子供の頃の盗みと先生を思い出す話 教科書や問題文に多く掲載 《感想》 良書 親に欲しいものを... もっと読む

小さき者へ,生れ出ずる悩み 改版 (岩波文庫 緑 36-6)

410
3.67
有島武郎 2004年8月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小さき者へ。妻の死後、自らの子らにむけた短編。愛を、父と母の愛を強く描き、力強く生きていけと激励する。何度も読みたい。 もっと読む

金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前にI 真夜中に読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-10)

390
3.54
有島武郎 2008年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アンソロジー。有島武郎さんの小さき者へが読めたのが収穫。 もっと読む

生れ出づる悩み (集英社文庫 あ 60-1)

302
3.23
有島武郎 2009年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

確実に表紙だけで買った。← もっと読む

一房の葡萄 (280円文庫)

259
3.72
有島武郎 2011年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

40を越えた有島が、幼い頃の盗みを犯してしまうという衝撃的な出来事を通して様々なことを伝えてくれる童話。 描写が美しい。様々な色が出てきて、印象的で、効果... もっと読む

カインの末裔/クララの出家 (岩波文庫 緑 36-4)

216
3.40
有島武郎 1980年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私は、人間というものはある程度、憎悪というものを燃料にしてつき動かされる部分があると思っている。 恵まれない境遇に、素手で憎悪を握りしめ、両腕をかなぐり振... もっと読む

みじかい眠りにつく前に 3 (ピュアフル文庫 ん 1-13)

204
3.41
有島武郎 2009年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

このシリーズはいつも選が良く楽しめる。明け方に読むといっても、すっきり爽やかな話ではなく、今までのより、けだるさがない位のやっぱり心に残る話が多い。どれも... もっと読む

せつない話 第2集 (光文社文庫 や 18-2)

197
3.21
有島武郎 2000年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

サガン、ロレンス、吉行淳之介、有島武郎、宇野千代、田辺聖子などなど、山田詠美が選ぶ短編集です。第1集、第2集、それぞれ14編ずつ。小さな子供も泣くし、笑う... もっと読む

一房の葡萄 (角川文庫 緑 29-5)

169
3.55
有島武郎 1952年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

遥か昔のうっすらと残る記憶だが、小学校3~4年の担任の先生が、国語の授業とは別に読み聞かせをしてくれたのが「一房の葡萄」だった。 横浜の山の手が舞台であり... もっと読む

百年小説

158
4.13
森鴎外 2008年12月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いやぁよく読んだと思うよ~杯(森鴎外)夢十夜(夏目漱石)一口剣(幸田露伴)拈華微笑(尾崎紅葉)吾が家野の富(徳冨蘆花)武蔵野(国木田独歩)風呂桶(徳田秋声... もっと読む

ものがたりのお菓子箱

157
3.22
谷崎潤一郎 2008年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

玉石混淆というか好みのもんだいでしょうが…。 谷崎潤一郎の「魚の李太白」と小川未明の「月箭野メルヘン」が好き あとはうーん好みじゃない もっと読む

惜しみなく愛は奪う: 有島武郎評論集 (新潮文庫 あ 2-6)

112
3.44
有島武郎 2000年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人はみな、自分以外の人々や社会情勢に歩調を合わせて生きている エゴを抑え、他者への迎合的な生き方を受け入れることが 社会人としての成熟と信じられている... もっと読む

一房の葡萄

97
3.79
有島武郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ひろさんのレビューで気になって電子書籍で読了。 絵を描くことが好きな主人公、「体も心も弱く言いたいことも言えずにすます」ような質だったという。出来心から... もっと読む

小さき者へ

96
3.62
有島武郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

有島武郎の妻が、若くして結核で亡くなってしまう。 母親を亡くしてしまった幼い3人の子供たちへ、父親である有島が強く生きよと後押しする内容だ。 出生... もっと読む

惜しみなく愛は奪う (新潮文庫 あ 2-3)

94
3.32
有島武郎 1955年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“言葉は意味を表す為めに案じ出された。然しそれは当初の目的から段々に堕落した。心の要求が言葉を創った。然し今は物がそれを占有する。” 待ち時間用に、軽く... もっと読む

惜しみなく愛は奪う 改版 (岩波文庫 緑 36-5)

90
3.44
有島武郎 1980年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かの有名な評論。 筆者は人間において最も上位におくべきものは「本能的生活」であり、本能とはすなわち愛であると言います。 また愛とは相手に何もか... もっと読む

カインの末裔

77
3.41
有島武郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この作品を読むと、主人公仁右衛門の持つ荒々しさを 作者がどうしてここまで知りえたかが気になってくる。 想像だとしても、ここまで描けるものなのだろうか。... もっと読む
全576アイテム中 1 - 20件を表示

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