杉山晃のおすすめランキング

プロフィール

1950年ペルー・リマ生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。清泉女子大学教授。
著訳書に『ラテンアメリカの文学 5 はかない人生,井戸,ハコボと他者』(オネッティ著、鼓 直・杉山 晃訳、 集英社、1984年)、『都会と犬ども 新潮・現代世界の文学』(バルガス・リョサ著、杉山 晃訳、新潮社、1987年)、『めくるめく世界』(レイナルド・アレナス著、鼓 直・杉山 晃訳、国書刊行会、1989年)、『燃える平原』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃訳、水声社、1990年)、『ペドロ・パラモ』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃・増田 義郎 訳、岩波書店(岩波文庫)、1992年)、『パティ・ディプーサ』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、水声社、1992年)、『深い川 ラテンアメリカ文学選集 8』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1993年)、『南のざわめき ラテンアメリカ文学のロードワーク』(杉山 晃著、現代企画室、1994年)、『ヤワル・フィエスタ(血の祭り) シリーズ越境の文学/文学の越境』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1998年)、『センチメンタルな殺し屋』(ルイス・セプルベダ著、杉山 晃訳、現代企画室、1999年)、『その時は殺され』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『ラテンアメリカ文学バザール』(杉山 晃著、現代企画室、2000年)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『船の救世主』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『アフリカの海岸』
(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2001年)、『アルゲダス短編集』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2003年)、『ダイヤモンドと火打ち石』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2005年)などがある。

「2005年 『ダイヤモンドと火打ち石』 で使われていた紹介文から引用しています。」

杉山晃のおすすめランキングのアイテム一覧

杉山晃のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ペドロ・パラモ (岩波文庫)』や『都会と犬ども』や『めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)』など杉山晃の全24作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ペドロ・パラモ (岩波文庫)

808
3.92
フアン・ルルフォ 1992年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

顔も知らない父親、ペドロ・パラモを探しに来たファン・プレシアドがたどり着いたのは生者と死者の交わる町だった。町をさ迷ううちにファン・プレシアドも息絶え、墓... もっと読む

都会と犬ども

262
4.42

感想・レビュー

リマの士官学校の生徒達の群像劇(青春小説?)。リョサの長編デビュー作。ペルー社会の縮図の士官学校。物語の断片(80個)が時間的順番、視点を変化させながら語... もっと読む

めくるめく世界 (文学の冒険シリーズ)

239
3.67

感想・レビュー

魔術的リアリズムという小説技巧は、尊いもののように崇めるのも悪くないけれど(実際、本作のように威力を発揮した際の力はとてつもない)、実は「爺さんその話は何... もっと読む

燃える平原 (岩波文庫)

177
4.14
フアン・ルルフォ 2018年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『ペドロ・パラモ』が大好きだったフアン・ルルフォの短編集が岩波文庫に!17の短編が収められているのだけれど、幻想的な要素の強かったペドロ・パラモと違って、... もっと読む

燃える平原 (叢書アンデスの風)

99
3.95
フアン・ルルフォ 1990年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この本から立ち昇ってくる熱くて乾いた空気のせいで、鼻の奥が痛くなるようだった。喉がからからでおなかが空いて、あまりにもあっけなく人が殺されて、それでも女た... もっと読む

センチメンタルな殺し屋

51
3.36

感想・レビュー

ミステリ(?)2編収録。 「センチメンタルな殺し屋」 「ヤカレー」 どちらも筋は早めに読めてしまうのだけれど、テンポの良さですっと読める。特に「... もっと読む

都会と犬ども (新潮・現代世界の文学)

44
3.91

感想・レビュー

フジモリと大統領選を戦ったバルガス・リョサの代表作 もっと読む

深い川 (ラテンアメリカ文学選集 8)

31
3.57

感想・レビュー

ペルーの作家が自伝的要素を含んで書いた少年思春期の物語。 白人の著者はインディオに育てられて親しみを感じ、自然そのものに命を感じている。解説に書かれた著... もっと読む

その時は殺され…

26
3.00

感想・レビュー

軍政、密林、など中米小説基本セットのような舞台装置に案内されながら、見せられたのは優雅な悪夢とでも呼ぶべき、夢かうつつかという世界。過去にあまり読んだ経験... もっと読む

ラテンアメリカ文学バザール

18
3.40
杉山晃 2000年3月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ルイス・セプルペダ。オネッティ。オクタビオ・パス。カルペンティエル。イザベル・アジェンデ。バルガス=リョサ。レイナルド・アレナス。プイグ。ドノソ。…… ... もっと読む

オール・アバウト・マイ・マザー

18
3.86

感想・レビュー

とってもユニークな作品!どんな方向にいくのか全然わからなくて、展開も割と静かなのに、ちっとも退屈しない。 アルモドバル監督の、動と静とか男と女とか深... もっと読む

パティ・ディプーサ

18
3.14

感想・レビュー

なんとも愉快。パティ・ディプーサとは女の名前である。それもとびきり下品で淫乱な馬鹿女。ちょっとしたエロ小説なのだろうか、とか思いつつ読み進めてみたのだが、... もっと読む

ダイヤモンドと火打ち石

15
4.00

感想・レビュー

「翻訳文学試食会」の課題本。ラテンアメリカ文学で嬉しい。 https://open.spotify.com/episode/108nywuers7OSF... もっと読む

ペドロ・パラモ (1979年) (岩波現代選書〈35〉)

14
4.00

感想・レビュー

 亡霊、ある筈のない街、流される血、いる筈のない生き物、生き延びる術 もっと読む

ラテンアメリカの文学 5

14
3.50
オネッティ 1984年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ウルグアイ出身作家。 「はかない人生」「井戸」「バゴボと他者」収録。 【はかない人生】 主人公の現実が行き詰まり、精神の行き場として「現実」「自... もっと読む

船の救世主

14
3.33

感想・レビュー

すごく面白い小説だと思う。 しかし分量と価格が見合わないような気もする。 大きい文字で読み易く質の高い物語を読めたので個人的には満足。 もっと読む

南のざわめき: ラテンアメリカ文学のロードワーク

8
3.50
杉山晃 1994年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ラテンアメリカ文学の研究者であり、多くの翻訳もものしている杉山氏の評論・エッセイ・コラム集。 ラテンアメリカの作家や作品について、結構思いつくままに... もっと読む
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