村井章介のおすすめランキング

プロフィール

1949年、大阪市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(文学)。
同大学史料編纂所、同文学部・人文社会系研究科、立正大学文学部を経て、現在東京大学名誉教授、公益財団法人東洋文庫研究員。
専門は日本の対外関係史。国家の枠組みを超えて人々が活動し、「地域」を形成していく動きに関心をもち、あわせてかれらの行動を理解するのに不可欠な船、航路、港町などを研究している。
おもな著書に、『中世倭人伝』(岩波新書、1993年)、『東アジア往還─漢詩と外交─』(朝日新聞社、1995年)、『世界史のなかの戦国日本』(ちくま学芸文庫、2012年)、『日本中世境界史論』(岩波書店、2013年)、『日本中世の異文化接触』(東京大学出版会、2013年)、『古琉球─海洋アジアの輝ける王国─』(角川選書、2019年)ほかがある。

「2021年 『東アジアのなかの日本文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村井章介のおすすめランキングのアイテム一覧

村井章介のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『世界史のなかの戦国日本 (ちくま学芸文庫)』や『分裂から天下統一へ シリーズ 日本中世史 4 (岩波新書 新赤版1582)』や『中世倭人伝 (岩波新書 新赤版274 新赤版 274)』など村井章介の全76作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

世界史のなかの戦国日本 (ちくま学芸文庫)

226
3.59
村井章介 2012年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館で借りた。 タイトル通り、戦国時代の日本を世界史からみつめた本。日本史という枠組みだと、「火縄銃が種子島に伝来しました」「キリスト教が日本に広がりま... もっと読む

分裂から天下統一へ シリーズ 日本中世史 4 (岩波新書 新赤版1582)

166
3.94
村井章介 2016年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

社会科の教員なのに、たいして戦国と幕末に興味が薄いダメな奴でして、戦国時代の〇〇の戦いで××が活躍して、このときの戦術が… 的な本だったら(そうではないと... もっと読む

中世日本の内と外 (ちくま学芸文庫)

80
3.62
村井章介 2013年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中世日本史を専門とする村井章介先生の一般向け書籍。 東アジア諸国との関係が不安定になり市井の日本人や韓国人、中国人の相互の感情が悪化していく今におい... もっと読む

境界をまたぐ人びと (日本史リブレット 28)

61
3.44
村井章介 2006年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

蝦夷とヤマトの関係、日本海沿岸部に渡来し暮らす唐人(商人など)、博多と対馬における交易や交流、平家物語の鬼界ヶ島に焦点を当てた琉球・薩摩の関係、江戸時代の... もっと読む

古琉球 海洋アジアの輝ける王国

56
4.00
村井章介 2019年3月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「古琉球」は、慶長14年に薩摩の島津氏に征服される以前の琉球をさす言葉。  古琉球の時代、琉球は大和政権やその後を承継した政権のコントロールの埒外にあり、... もっと読む

海から見た戦国日本

55
3.64
村井章介 1997年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦国時代の日本を世界システムと関連づけ、松前を通じての北方、薩摩を通じての琉球、対馬を通じての朝鮮との交易といった観点から見る。 蠣崎・松前氏とアイヌの... もっと読む

老松堂日本行録 朝鮮使節の見た中世日本 (岩波文庫)

47
3.44
宋希ひょん 1987年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ソウルからプサンへ 対馬と壱岐を過ぎる 博多に滞在する 瀬戸内航路を行く 京都の日々(一)―熱弁をふるう 京都の日々(二)―任務を終えて 瀬戸... もっと読む

倭寇と勘合貿易 (ちくま学芸文庫)

42
4.25
村井章介 2012年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

外交史は国と国との関係で見がちであるが、同じ国だからと言って利害を同じくするとは限らない。後に朝鮮が対馬の倭寇の根拠地を攻撃したことがあった。これは倭寇の... もっと読む

北条時宗と安達泰盛 異国合戦と鎌倉政治史 (講談社学術文庫)

40
3.40
村井章介 2022年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 元寇の際の鎌倉幕府執権の座にあったことで有名な北条時宗であるが、実はそのひととなりを物語る史料が極端に少なく、具体的な人物像を描くことは難しいとのことで... もっと読む

北条時宗と蒙古襲来 時代・世界・個人を読む (NHKブックス 902)

37
3.29
村井章介 2001年1月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 表題は北条時宗のみだが、安達泰盛についてもかなりの紙幅を割いている(「弘安徳政」の評価が極めて高い)。鎌倉幕府の統治体制の変容、元寇前後の国際情勢(特に... もっと読む

NHK さかのぼり日本史〈外交篇〉 6 戦国 富と野望の外交戦略 なぜ、大航海時代に戦国の世は統一されたのか

33
3.50
村井章介 2013年2月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白くない。 歴史書で引き込まれる本は、新しい知見や解釈、説得力のある主張と優れた文章力の何れかを持っているが本書にはみあたらないように思えた。 もっと読む

中世日本の内と外

23
3.43
村井章介 1999年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

朝鮮半島から中世の日本社会を眺めるとどうなるか。それを史料に基づいてわかりやすく説いている。室町時代を扱った第5章と第6章が特に面白かった。 もっと読む

歴史は眠らない 2011年2・3月 Can You Speak English? 英語と日本人/海から見る日本出版 (知楽遊学シリーズ)

19
4.50
鳥飼玖美子 雑誌 2011年1月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

村井 章介著「海がつないだニッポン」  私がこの本を読んで関心を持ったことは「海は隔てるものではなく繋ぐもの」ということです。96ページの『 海はけっし... もっと読む

世界史のなかの戦国日本 (ちくま学芸文庫)

18
4.00
村井章介 電子書籍 2012年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

16~17世紀前半の日本列島では、政治的動きとしては豊臣・徳川による統一政権を生むが、経済的には何が起こっていたのか?朝鮮貿易と幕府の勘合貿易、サハリン・... もっと読む

日本中世境界史論

17
村井章介 2013年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

☆境界の外側から内側はどう見えるのか もっと読む
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