村松潔のおすすめランキング

プロフィール

1946年、東京生まれ。訳書に、シャルル・ペロー『眠れる森の美女――シャルル・ペロー童話集』(2016)、ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(上下巻、2012)(以上、新潮文庫)、イアン・マキューアン『未成年』(2015)、ジョン・バンヴィル『いにしえの光』(2013)、マイケル・オンダーチェ『ディビザデロ通り』(2009)(以上、新潮クレスト・ブックス)、トマス・H. クック『サンドリーヌ裁判』(早川書房、2015)、ジョン・バージャー/ジャン・モア『果報者ササル――ある田舎医者の物語』(みすず書房、2016)ほか多数。

「2016年 『果報者ササル ある田舎医者の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村松潔のおすすめランキングのアイテム一覧

村松潔のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『海底二万里(上) (新潮文庫)』や『海底二万里(下) (新潮文庫)』や『パリ左岸のピアノ工房 (Shinchosha CREST BOOKS)』など村松潔の全104作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

海底二万里(上) (新潮文庫)

1947
3.75

感想・レビュー

砕け散る大波の轟きに 炸裂する雷鳴が交錯し うなる突風が水平線の あらゆる方角から吹き つける─ 私のベッドはいつしか 嵐の洋上となり、 眠るつもり... もっと読む

海底二万里(下) (新潮文庫)

1426
3.76

感想・レビュー

巷にあふれる刺激的な あれやそれにすっかり 心を奪われて、 現代に生きる私たちは 玩具箱の底にうっかり 忘れてる。 自分たちが住まう惑星 に満ちる壮大... もっと読む

パリ左岸のピアノ工房 (Shinchosha CREST BOOKS)

966
4.00
T.E.カーハート 2001年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ピアノを中学生まで習い、それからも趣味で弾いている程度の自分からしたら羨ましいような、深いピアノの世界を覗かせてもらった。 ピアノを愛する人との出会い、本... もっと読む

マディソン郡の橋 (文春文庫 ウ 9-1)

871
3.50

感想・レビュー

小説の良いところは共感力がつくこと!ってどこかで見た気がするけど、今回はそこまで共感できなかった笑 それでも読み進めたくなるような空気がそこにはあって、... もっと読む

初夜 (新潮クレスト・ブックス)

640
3.66

感想・レビュー

まだ性の解放が叫ばれる前の1960年代初頭のイギリス。幸せな結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦は、素敵なホテルで豪勢な夕食を終えて、初めての夜をむかえる。 期... もっと読む

未成年 (Shinchosha CREST BOOKS)

583
3.98

感想・レビュー

どんどんページをめくらせる面白さと、深く考え込まずにはいられない重い問いかけをあわせ持つ、さすがマキューアン、という一冊。 宗教を(とりわけカルトを... もっと読む

友だち (新潮クレスト・ブックス)

547
3.42

感想・レビュー

語り手の師でもあり30年来の友だちでもあった老教授の自殺、彼の飼っていたグレートデーンの老犬アポロとの生活、作家としての葛藤という三つのテーマがランダムに... もっと読む

恋するアダム (新潮クレスト・ブックス)

422
3.94

感想・レビュー

一気読み。 架空の1982年(もうここから、何で架空の過去なの?!って引き込まれる。ジョン・レノンが無事な1982年)、AIのアダムを購入した主人公。 共... もっと読む

甘美なる作戦 (Crest books)

348
3.64

感想・レビュー

なかなかおもしろい、読めば読むほど「ジェイン・オースティン」だけれど。 もっと読む

レニーとマーゴで100歳 (新潮クレスト・ブックス)

331
4.16

感想・レビュー

なぜだろう? 重いテーマを扱っているのに暗さがない。 余命わずかと知っている17歳のレニーと83歳のマーゴ。レニーは死をすごく怖れている。 偶然知り合っ... もっと読む

憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)

330
3.67

感想・レビュー

赤ちゃんから見た両親、不倫、社会をややニヒルな目線で書いた作品。 現代のハムレットなんていうので期待したが、それほどではないかなー。本家の迫力は無いし、訳... もっと読む

夜の記憶 (文春文庫 ク 6-10)

317
3.68

感想・レビュー

まずはこの非常に印象的な表紙に触れねばなるまい 初めに皆さんが本を手に取るにあたっての表紙がその行為に与える影響は如何ばかりであろうかを考えてみたい 私... もっと読む

ダーク・ハーフ 上 (文春文庫 キ 2-12)

302
3.56

感想・レビュー

20年以上前に買って読んだ記憶がないから開いてみた 主人公は売れない作家、実は別名義でベストセラー作家の顔を持つが、別名義を封印する決意と共に、その別名義... もっと読む

ソーラー (Shinchosha CREST BOOKS)

292
3.37

感想・レビュー

 学界の住人の日常という個人的にはなじみのない世界が新鮮だったこと、声に出して笑ってしまうジョークの数々のおかげで星印2つを免れたが、短編を集めたようなま... もっと読む

マディソン郡の橋

289
3.57

感想・レビュー

※友人からプレゼント  2007.10.7売却済み もっと読む

ダーク・ハーフ 下 (文春文庫 キ 2-13)

266
3.51

感想・レビュー

主人公の別名義の分身が、邪魔な人間をバシバシ始末していく様は極悪非道 その原動力が何かが分身の視点で語られたり、赤子達があろうことかこの邪悪な存在を受け入... もっと読む

海に帰る日 (Shinchosha CREST BOOKS)

243
3.27

感想・レビュー

小説というものの読み方を自体を変えてくれた本。間違いなく近年アイルランド文学における傑作の一つだろう。幼少期のひと夏の思い出、癌で妻を看取るまでの日々とい... もっと読む

オペラ座の怪人 (新潮文庫)

221
3.61
ガストン・ルルー 2022年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1909年の大傑作ということだけれど、劇団四季の演目としてしか知らなかったので読んでみた。2022年翻訳の新しいもの。 旅行でオペラ座に行こうと思っている... もっと読む

心の砕ける音 (文春文庫 ク 6-11)

218
3.70

感想・レビュー

第二次世界大戦が始まる前、1930年代後半のアメリカ東部のメイン州が舞台。キャルとビリーのチェイス兄弟は、メイン州のポート・アルマという小さな町で生まれ育... もっと読む

美女と野獣 (新潮文庫)

211
3.65
ボーモン夫人 2017年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作を含む13の短編を所収。 所収の作品には「きれいな娘と醜い娘」なる表題作もあり、その表題のままのストレートな展開に苦笑させられる。他にも短編「... もっと読む
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