村田喜代子のおすすめランキング

プロフィール

1945(昭和20)年、福岡県北九州市八幡生まれ。1987年「鍋の中」で芥川賞を受賞。1990年『白い山』で女流文学賞、1992年『真夜中の自転車』で平林たい子文学賞、1997年『蟹女』で紫式部文学賞、1998年「望潮」で川端康成文学賞、1999年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞、2019年『飛族』で谷崎潤一郎賞、2021年『姉の島』で泉鏡花文学賞をそれぞれ受賞。ほかに『蕨野行』『光線』『八幡炎炎記』『屋根屋』『火環』『エリザベスの友達』『偏愛ムラタ美術館 発掘篇』など著書多数。

「2022年 『耳の叔母』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村田喜代子のおすすめランキングのアイテム一覧

村田喜代子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ベスト・エッセイ2023』や『ベスト・エッセイ2022』や『きのこ文学名作選』など村田喜代子の全120作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ベスト・エッセイ2023

573
3.67
角田光代 2023年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2023年6月光村図書出版刊。2022年に各媒体で発表された75人75篇のエッセイアンソロジー。シリーズ26作目。川添愛さんと夢枕獏さんが、亡くなったアン... もっと読む

ベスト・エッセイ2022

488
3.57
青木耕平 2022年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

コロナ禍の2021年だけに、少し鬱々としたものや追悼文が多い気がした。 一つ一つがとても短いので、すき間時間にさらっと読める。 齋藤陽道さん、岸田奈美さん... もっと読む

きのこ文学名作選

424
4.02
飯沢耕太郎 2010年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

きのこきのこきのこ〜♪ きのこをテーマにした短編アンソロジー。 きのこって、姿形の成果、毒があるものもあるせいか、不思議な存在がありますよね。絵本でも... もっと読む

暗黒グリム童話集

380
3.19
多和田葉子 2017年3月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙に惹かれて借りました。 漆黒を基調とした表紙。 様々なイラストレーターが描いたグリム童話の主役や動物たち。 金色の型押し文字でタイトルと執筆... もっと読む

ゆうじょこう

315
3.84
村田喜代子 2013年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

うーん、読み思わってもすっきりしないし、もやもやが残る。 結末はどちらかと言うと前向きで未来が開けているような気もするんだけど、実際その後のイチが遊女た... もっと読む

エリザベスの友達

285
3.80
村田喜代子 2018年10月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

認知症の老人の内面世界がこれほど豊かだとは、そう描くことで、そう思うことで何だか救われる思いがする。 介護施設《ひかりの里》に暮らす老人を見守る家族、介... もっと読む

屋根屋

282
3.74
村田喜代子 2014年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙絵はマルク・シャガールの『街の上の恋人たち』。その絵からイメージを膨らませたような不思議な話だった。 家の屋根を修理しに来た屋根屋に明晰夢の見方を指... もっと読む

縦横無尽の文章レッスン

258
3.80
村田喜代子 2011年3月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

テキストは私があまり読まないようなジャンルが多く、興味深かった。 面白そうな本を何冊か見つけたのは嬉しいオマケ。  関門大橋のそばの大学に行く、道すが... もっと読む

飛族

212
3.70
村田喜代子 2019年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もはや無人島に近い島で暮らしているのは、2人の老女だけ。 イオ92歳とソメ子88歳。 イオの娘であるウミ子が、年老いた母を心配し、引き取って暮らそうと思... もっと読む

新古事記

210
3.70
村田喜代子 2023年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

忘れられない一冊。 パッと見、このタイトルからこの物語を誰が想像できるだろう。 舞台は1943年、アメリカ軍機密基地「Y地」。 妊娠、出産、淡々と営... もっと読む

エリザベスの友達 (新潮文庫)

207
3.76
村田喜代子 2021年8月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

揺らす一冊。 良かった。 戦争、満洲、引き揚げ、認知症、人生の終焉を描いた物語は決して明るくはない世界。 でも時折パッと華やぐ明るい色彩が飛び込んで... もっと読む

姉の島

180
3.71
村田喜代子 2021年6月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年の3月に読んだ文春文庫『飛族』(9784167918125)の雰囲気が気に入り、ちょうどその頃、文芸書棚前に平置きされていた本作を手に取る。 どちら... もっと読む

ゆうじょこう (新潮文庫)

179
3.76
村田喜代子 2016年1月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

実在した熊本の遊廓、東雲楼が舞台。 遊廓と聞けば江戸の吉原がまず浮かんでくるけど、これは明治の後期の熊本のお話。 いろんな土地から貧しい家の娘が売られてく... もっと読む

村田喜代子傑作短篇集 八つの小鍋 (文春文庫 む 6-4)

171
3.78
村田喜代子 2007年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

8篇の村田喜代子傑作集。 このひとは「おばあさん」を描かせたら最高。 ほのぼのあり、しみじみありだ。 中でも「白い山」の中にたくさん出てくる... もっと読む

掌篇歳時記 春夏

147
3.06
瀬戸内寂聴 2019年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙がとても綺麗で手に取りました。 二十四節気は知っていても、それをさらに三等分した七十二候は知らない人が多いのでは? わたしも今回初めて知りました。... もっと読む

飛族 (文春文庫 む 6-6)

136
3.61
村田喜代子 2022年1月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ふたりの女性が、離島にいる。 92歳と88歳で ゆらゆら漂うように生きていた。 このオビ文句に触れ、自然と手が伸びた。 日本海のはずれ、養生島... もっと読む

蕨野行 (文春文庫 む 6-2)

132
4.29
村田喜代子 1998年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

庄屋の家に後妻として嫁ぎ、お姑さんに暖かく家のあれこれ教わりながら暮らすヌイが、お姑さんに何か秘することがあると感じ、それを尋ねるところから、二人の問答が... もっと読む

雲南の妻

127
3.91
村田喜代子 2002年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

美しく、生々しい、でもぼんやりとした不思議な夢のような独特の世界観の一冊でした。 中国少数民族の慣習や茶文化などを、同性婚という形で描いていて、特に妻の妻... もっと読む

鍋の中

124
3.61
村田喜代子 1987年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川賞作品ということで読んだが、面白いという感じの小説ではない。 でもつい最後まで読んでしまった。面白いという感じではないが、面白くないというわけでもない... もっと読む

名文を書かない文章講座 (朝日文庫 む 9-2)

116
3.96
村田喜代子 2008年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 芥川賞をはじめとした多くの賞を得た作家・村田喜代子。彼女が、小説とエッセイにおける文章の秘訣を、微に入り細を穿って明かした文章読本である。  仕事... もっと読む
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