松下竜一のおすすめランキング

プロフィール

歌文集『豆腐屋の四季』でデビュー。豆腐屋を14年間続けた後、1970年、"模範青年"を脱皮して、作家宣言。生活(いのちき)の中の小さな詩を書き綴ったエッセイと、重厚な記録文学を書き続ける。「暗闇の思想」を提唱して豊前火力反対運動・環境権裁判を闘い、『草の根通信』を31年間発行、反戦・反核・反原発の闘いに邁進する。その闘いの原点は『豆腐屋の四季』にある。弱い人間の闘い方とは、局面負けたとしても、自分を信じ、仲間を信じ、未来を信じることである。3.11福島原発事故以後、若い世代にも「暗闇の思想」が読み直されている。「だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さねばならぬ」

「2012年 『暗闇に耐える思想 松下竜一講演録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松下竜一のおすすめランキングのアイテム一覧

松下竜一のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文芸文庫)』や『狼煙を見よ』や『豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文庫)』など松下竜一の全139作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文芸文庫)

180
4.54
松下竜一 2009年10月10日 本で見る

感想・レビュー

松下竜一氏は後に作家活動や、社会運動活動 などで知られる存在となりますが、この本は それよりももっと前の一介の豆腐屋であった 頃の生活を綴ったエッセイです... もっと読む

狼煙を見よ

122
4.50
松下竜一 2017年8月21日 本で見る

感想・レビュー

これは、社会変革を期するすべての若者がその教訓を得るためにも、必読とすべき一冊だと確信する。 僕は20代なので当時のことは実感としては全く知らない。 知... もっと読む

豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文庫)

57
4.19
松下竜一 1983年1月1日 本で見る

感想・レビュー

病気がちな自分を支えてくれた亡き母。子どもたちが離散するなかで老いていく父。そして、小さないのちの誕生を待ちわびて、千羽鶴を折る若き妻…。 あらためて人生... もっと読む

ルイズ 父に貰いし名は (講談社文芸文庫)

51
4.60
松下竜一 2011年9月10日 本で見る

感想・レビュー

ノンフィクション 文学 もっと読む

狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊 (現代教養文庫)

39
3.75
松下竜一 1993年9月30日 本で見る

感想・レビュー

先日、70年代の爆弾事件で指名手配されていた男性がなくなったというニュースをきっかけに読んでみた。 作者は自作をノンフィクションというよりは「記録文学」... もっと読む

底ぬけビンボー暮らし (講談社文芸文庫)

26
4.00
松下竜一 2018年9月12日 本で見る

感想・レビュー

「一年の内で今日が一番美しい日ではないだろうかーと、そんな思いに駆り立てられる」日、パートナーと犬たちとの大事な日課の散歩。川沿いを歩き、駆け回り戯れ合う... もっと読む

底ぬけビンボー暮らし

25
3.60
松下竜一 1996年1月1日 本で見る

感想・レビュー

昭和の男だな・・・と思う。『豆腐屋の四季』その後。 暑くても発電所の増設に反対しているからクーラーもつけず、日本ペンクラブや文芸家協会も会費が払えな... もっと読む

暗闇に耐える思想 松下竜一講演録

23
4.60
松下竜一 2012年1月1日 本で見る

感想・レビュー

 2004年に世を去った記録文学者(一般には「ノンフィクション作家」として紹介されるが、松下は「記録文学」という呼称にこだわりつづけた)の著者が、生前に行... もっと読む

私兵特攻 宇垣纒長官と最後の隊員たち (中公文庫 ま58-1)

23
4.00
松下竜一 2024年12月23日 本で見る

感想・レビュー

昭和20年8月15日夕、大分飛行場より艦爆「彗星」11機が沖縄沖へ出撃、最後の特攻隊は第5航空艦隊の宇垣纒司令官が直率。 終戦を知りながら出撃した若き特攻... もっと読む

ルイズ (講談社文庫)

22
4.00
松下竜一 1985年3月1日 本で見る

感想・レビュー

大杉栄&伊藤野枝の四女、ルイズの半生記。 著者の松下竜一さんは、やはりいい。文章にてらいがなく、真摯な人柄が伝わってくる。 文献やインタビューをもとに... もっと読む

ルイズ 父に貰いし名は (講談社文庫)

20
4.00
松下竜一 電子書籍 1985年3月15日 本で見る

感想・レビュー

重かった。読後、なんとも言えぬ気分になる。女性の生き方について考えた。 もっと読む

狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊

18
3.50
松下竜一 1987年1月1日 本で見る

感想・レビュー

読んでて一番印象に残ったのが、獄中闘争の凄まじさ。 著者の人でさえ凄まじいと書いてるのだから、やはり相当なものなのだろう。暴力で従わせようとしてくる看守... もっと読む

狼煙を見よ 戦後ニッポンを読む (戦後ニッポンを読む)

17
3.50
松下竜一 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「死んどるヒマはない」で知った「三菱重工爆破事件」。事件名くらいは聞いたこともあったが、詳しいことはまったく知らなかった。8人の死者を出し、企業をねらった... もっと読む

松下竜一 その仕事 狼煙を見よ (22)

15
4.00
松下竜一 2000年8月1日 本で見る

感想・レビュー

松下竜一は、田中正造とか宇井純と同じくらい偉大だけれど、まったく違う地平でもっと、とてつもなく大きな意味をもつ存在です。 『豆腐屋の四季』は、穏やか... もっと読む

松下竜一 その仕事 (12)

14
3.60
松下竜一 1999年10月1日 本で見る

感想・レビュー

[ 内容 ] 社会の本質に視点を置いた松下文学―。 彼のノンフィクションは安易な「客観」を否定し、「事実」を確認することの大切さを教えてくれる。 本... もっと読む
全139アイテム中 1 - 20件を表示
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