松本清張のおすすめランキング

プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本清張のおすすめランキングのアイテム一覧

松本清張のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『点と線 (新潮文庫)』や『砂の器(上) (新潮文庫)』や『ゼロの焦点 (新潮文庫)』など松本清張の全2026作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

点と線 (新潮文庫)

5152
3.58
松本清張 1971年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1957〜1958 雑誌「旅」掲載 久しぶり再読  新潮文庫のロングベストセラーに18位で残っている。ゼロの焦点とストーリーが混在してきているので気になっ... もっと読む

砂の器(上) (新潮文庫)

4258
3.67
松本清張 1973年3月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『ゼロの焦点』でも思ったけれど、清張作品のタイトルはかっこいいものが多い。『砂の器』もそう。人の心、また社会というものの脆さや危うさ、そういうものをあらわ... もっと読む

ゼロの焦点 (新潮文庫)

3835
3.58
松本清張 1971年2月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

石川県羽咋市出身の友人が居る。ゼロの焦点では、まだ羽咋郡。長い付き合いですが、知り合ったとき、「ゼロの焦点の⁉︎」と叫び、シツコくその風景を聞き続ける。そ... もっと読む

砂の器(下) (新潮文庫)

3545
3.66
松本清張 1973年4月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もしも。 もしも、あの時。 もしも、あの時、過去に戻れたとしたなら。 彼は彼の人生のどのあたりまで戻ればよかったのだろう。 過去を遡れども遡れども、彼の力... もっと読む

黒革の手帖(上) (新潮文庫)

2098
3.63
松本清張 1983年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上下巻 完読 さすがです! 行員として職務にまっとうする日々の中で 仕事ができても会社に長年尽くしても 決して女子行員は高みを望めない 真面目に働いてきた... もっと読む

黒革の手帖(下) (新潮文庫)

1802
3.64
松本清張 1983年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

横領、恐喝、、黒革の手帖が1つ2つと、、 3つ目の黒革の手帖へと。。 やり手の医学予備校の理事、亡くなった議員の跡目を探る秘書、 嵌められた者、裏切... もっと読む

新装版 日本の黒い霧 (上) (文春文庫)

896
3.56
松本清張 2004年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

松本清張『新装版 日本の黒い霧 (上)』文春文庫。 松本清張のノンフィクション作品集。 年末にNHKスペシャルで2夜に亘り『未解決事件 File.09... もっと読む

けものみち(上) (新潮文庫)

808
3.46
松本清張 2005年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

思った以上に読みやすい作品でした。上巻が終わった瞬間に下巻が読みたくて仕方なくなりました。 かなり昭和の感じがする時代背景ですが、男女の駆け引きから主人... もっと読む

わるいやつら(上) (新潮文庫)

787
3.56
松本清張 1966年3月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

亡父の跡を継ぎ病院院長を勤める医師・戸谷。彼には別居中の妻がいる。病院経営にはてんで興味は無く、事業は衰退する一方、彼は骨董品集に余念がない。そのお金の補... もっと読む

張込み 傑作短編集5 (新潮文庫)

743
3.80
松本清張 1965年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人間として生まれたからこそ育ってしまった底知れぬ闇や欲、過去への怯え、罪の意識、そういうものが地獄の釜の湯が煮えたつようにボコボコと音をたて沸いてくる。 ... もっと読む

或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫)

701
3.68
松本清張 1965年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新潮文庫の「松本清張傑作短編集(一)」は推理小説でもなく時代小説でもなく、現代小説をまとめたということです。昭和40年初版発行ですから、この文庫になさると... もっと読む

けものみち(下) (新潮文庫)

691
3.54
松本清張 2005年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あっという間に読み終わってしまったのですが、結末がえげつなかった・・・。主人公の女性に関係している男性がどんどん死んでいく。けものみちを一歩間違えたら、深... もっと読む

わるいやつら 下 (新潮文庫 ま 1-9)

659
3.69
松本清張 1966年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

下巻。 期待通りに戸谷が追い詰められていく様が愉快だった。 他人を弄んで手玉に取ってたつもりが、逆に手のひらで踊らされていたっていう、なんて哀れで滑稽... もっと読む

新装版 日本の黒い霧 (下) (文春文庫)

633
3.67
松本清張 2004年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

松本清張『新装版 日本の黒い霧 (下)』文春文庫。 松本清張のノンフィクション作品集の下巻。 年末にNHKスペシャルで2夜に亘り『未解決事件 File... もっと読む

黒い画集 (新潮文庫)

609
3.91
松本清張 1971年11月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編七編のうち四編までが、男と女の愛憎を描いている。 一般論として、女の嫉妬は時として激しいが、男の嫉妬は醜悪に見える。 と、つくづく思わされたのが「坂道... もっと読む

〆切本2

590
3.40
森鷗外 2017年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一作目でお腹いっぱいだったはずなのに、二作目まで読んでしまった。 〆切りに苦しめられる作家さんたちの言い訳エッセイや詫び状たち。 私的な書簡・手紙など... もっと読む

宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション 上 (文春文庫)

576
3.71
松本清張 2004年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本を紐解いた。先月、朝井まかて「類」を読んでいると、森鴎外の末子の類が昭和26年に母親が箪笥の中に仕舞い込んでいた鴎外の「小倉日記」を発見するくだりがあ... もっと読む

Dの複合 (新潮文庫)

563
3.49
松本清張 1973年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

<君は今どこにいる?>  売れない小説家に舞い込んだ一件の依頼。浜中にリードを引かれるが如く、伊瀬は連れ回される。  緻密すぎるストーリー。色鮮やな織物... もっと読む

霧の旗 (新潮文庫)

535
3.56
松本清張 1972年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【虐げられし者が反旗を翻す】 動機について読んだもの、みんなが「なにそんなことで」と思うだろう。だけど、ここには常識や凡庸の正義はありはしない。テロはい... もっと読む

眼の壁 (新潮文庫)

500
3.55
松本清張 1971年3月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一気読み。面白かった。上司が手形詐欺に遇い自殺。主人公はその犯人を探し出そうとするも、大きな組織の存在が見え隠れする。なかなか掴めない黒幕、殺害方法のトリ... もっと読む
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