松永美穂のおすすめランキング

プロフィール

翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で2000年に毎日出版文化賞特別賞受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2015年日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞。そのほかヘルマン・ヘッセ『車輪の下で』(光文社古典新訳文庫)やインゲボルク・バッハマン『三十歳』(岩波文庫)など。

「2024年 『人殺しは夕方やってきた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永美穂のおすすめランキングのアイテム一覧

松永美穂のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『朗読者 (新潮文庫)』や『朗読者 (新潮クレスト・ブックス)』や『車輪の下で (光文社古典新訳文庫)』など松永美穂の全81作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

朗読者 (新潮文庫)

4851
3.63

感想・レビュー

あまり馴染みのないドイツの作品。 ドイツ……。 ドイツ、どどいつ、ドドリアさん、やっておしまいなさい! は、ともかくとして。 最近、犯罪グ... もっと読む

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

1138
3.67

感想・レビュー

人間はどの時代、どんな境遇に生まれ育ったかで、運命が決められてしまうのだろうか? ハンナはこの時代ではなく、ちゃんと教育を得られた境遇に生まれたなら、こん... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

1019
3.79
ヘルマン・ヘッセ 2007年12月6日 本で見る

感想・レビュー

そうなのよ なんで『車輪の下で』ってタイトルにしたの?って気になるよね はい、ヘルマン・ヘッセの代表作『車輪の下で』です みなさんご存知の通り、これまで... もっと読む

モモ(絵本版)

783
3.61
ミヒャエル・エンデ 2024年10月23日 本で見る

感想・レビュー

エンデさんの本は、「モモ」は履修済み、「はてしない物語」は未履修ですが、どちらも書棚のどこかに積んであります。今回は「モモ」の方が絵本になったということで... もっと読む

その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

489
3.63
アグラヤ・ヴェテラニー 2024年9月27日 本で見る

感想・レビュー

39歳で非業の死を遂げた作家の自伝的小説。 ルーマニアのサーカス一家に生まれた彼女が、子どもの視点から「母さん」「父さん」「姉さん」「おばさん」について... もっと読む

リスとお月さま

426
4.29

感想・レビュー

なんだこれ、3冊読んで全部最高に面白いぞ!!! これは季節が秋だから毛並みがボサボサじゃないの♡ そんなところまで気付いちゃうくらい他の2冊の毛並みがボッ... もっと読む

オルガ (新潮クレスト・ブックス)

379
3.88

感想・レビュー

愛のそばには必ず喪失があるのだろうか、と考えずにはいられなかった。そして人を存分に愛するのに、なんて人生は短いのだろうと、我が身を振り返ってしまった。人生... もっと読む

夏の嘘 (新潮クレスト・ブックス)

330
3.76

感想・レビュー

最初の二編は主人公への苛立ちでいっぱいで、他もみんなこんな話なのかな…と読む気がなくなりかけたのだけど、始まりで似たような話かと思った三編目が思いがけない... もっと読む

アルプスの少女ハイジ (10歳までに読みたい世界名作 09)

317
4.44
ヨハンナ・シュピリ 2015年2月5日 本で見る

感想・レビュー

原作よりも読みやすくて、自然の大切さがわかる154 もっと読む

才女の運命 男たちの名声の陰で

298
4.15
インゲ・シュテファン 2020年3月19日 本で見る

感想・レビュー

大学時代、「青年期の病理」という講座で、「芸術的才能がある人から芸術を取り上げるとやばい。病気になる」と聞きました。 この本に出てくる女性たちの多くが病に... もっと読む

遺失物管理所 (新潮クレスト・ブックス)

296
3.32
ジークフリートレンツ 2005年1月27日 本で見る

感想・レビュー

初レンツ本です。クレスト・ブックスで翻訳が独文の松永さんといえば、もうそれだけで信頼してしまいます(笑)。装丁も素敵で、ただ飾っておくだけでもいい(笑)。... もっと読む

文庫で読む100年の文学 (中公文庫 ぬ3-1)

267
3.64
松永美穂 2023年5月25日 本で見る

感想・レビュー

信頼の編者、本書も挙げられている作品も文庫で手に取れる気楽さがありいそいそと読んだ。当たり前なのだが、SNSに飛び交う声高な推奨文のやかましさがなくてあり... もっと読む

階段を下りる女 (新潮クレスト・ブックス)

262
3.24

感想・レビュー

男は別れた恋人でできている、って別の小説のキャッチコピーであった気がする。 もっと読む

リスとはじめての雪

253
4.31

感想・レビュー

こちらもまた面白い!! 眠くてたまらない顔がまたキュートでボサボサでおじいちゃんみたいで笑いが止まらない!! もう笑わずには読めない笑笑 もっと読む

別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)

246
3.68

感想・レビュー

味わい深い印象も歳をとったからなのか… 自分を振り返ると、もう終わった事として自分自身の感情に距離を取ったような形の離別が、少しずつ忘れていたけど、ふと... もっと読む

アルプスの少女ハイジ (角川文庫)

221
4.09
ヨハンナ・シュピリ 2021年1月22日 本で見る

感想・レビュー

子どもたちだけではない。大人たちの、喪失から立ち直る成長物語でもある、あらゆる人に勇気をくれる物語。 宮崎駿の日本アニメ版ハイジを見て感銘を受け、ながら... もっと読む

朗読者(新潮文庫)

219
4.14
ベルンハルト・シュリンク 電子書籍 2003年6月1日 本で見る

感想・レビュー

15歳の少年と、倍以上歳の離れた女性との純愛は、ある日突然女性の失踪で終焉を迎える。そして、年月を経て二人が再び顔を合わせたのは裁判所。甘美な前半から転調... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

209
3.75
ヘッセ 電子書籍 2012年2月10日 本で見る

感想・レビュー

大学時代に違う訳で読んだ以来の再読。 少年の心の様、そして、生命力みなぎる自然の描写、庶民の生活ぶり。全ての描写が見事というほかない。 少年から青年に... もっと読む

逃げてゆく愛 (新潮文庫)

203
3.36

感想・レビュー

男女の愛の物語もある。 家族ぐるみの友情の物語も。 でも、やっぱり戦後のドイツの抱える傷跡が、その痛みが、どうしても強く前に出てくる。 特に「割... もっと読む

誰もいないホテルで (新潮クレスト・ブックス)

187
3.53
ペーター・シュタム 2016年7月29日 本で見る

感想・レビュー

森・湖の静寂に不穏な空気 Swiss 誰もいないホテル:文学者が宿泊した水も電気もないホテル。謎めいたホテリエの女。閉鎖ホテルの奇妙な話。 自然の成行:夫... もっと読む
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