松永美穂のおすすめランキング

プロフィール

早稲田大学文学学術院教授。主な業績に、論文「複数言語によるテクストと、その翻訳について考える」『創作システムとしての翻訳』、日本独文学会研究叢書139,2020年。Christine Ivanovic/Miho Matsunaga: Tawada von zwei Seiten - Eine Dialektüre in Stichworten. In: TEXT + KRITIK, 191/192 Yoko Tawada. Hrsg. Heinz Ludwig Arnold, edition text + kiritik, 2011. 訳書にベルンハルト・シュリンク『オルガ』、新潮社、2020年ほか。

「2021年 『さまざまな一年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永美穂のおすすめランキングのアイテム一覧

松永美穂のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『朗読者 (新潮文庫)』や『朗読者 (新潮クレスト・ブックス)』や『車輪の下で (光文社古典新訳文庫)』など松永美穂の全80作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

朗読者 (新潮文庫)

4425
3.62

感想・レビュー

こちらも、いわた書店さんの一万円選書の棚から。 舞台は戦後のドイツ。三部構成となっている。 16歳のぼくは、母親ほどに歳の離れたハンナと恋に落ちる。「な... もっと読む

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

1076
3.66

感想・レビュー

15才のミヒャエル・ベルクと36才の路面電車の車掌ハンナ・シュミッツの出逢いと熱烈な恋愛に始まる物語は、ハンナの突然の失踪、戦争犯罪裁判の法廷での再会、そ... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

878
3.77
ヘッセ 2007年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハンスの生き方よりもハイルナーの生き方の方が健康的だと思う。 もっと読む

リスとお月さま

368
4.25

感想・レビュー

ブクログで表紙絵を見て一目惚れ。 図書館で借りました。 これは愉快な絵本ですね! 表紙を見て、ファンタジックでロマンあふれるお話だと勝手にイメー... もっと読む

オルガ (新潮クレスト・ブックス)

310
3.92

感想・レビュー

愛のそばには必ず喪失があるのだろうか、と考えずにはいられなかった。そして人を存分に愛するのに、なんて人生は短いのだろうと、我が身を振り返ってしまった。人生... もっと読む

夏の嘘 (新潮クレスト・ブックス)

304
3.76

感想・レビュー

最初の二編は主人公への苛立ちでいっぱいで、他もみんなこんな話なのかな…と読む気がなくなりかけたのだけど、始まりで似たような話かと思った三編目が思いがけない... もっと読む

遺失物管理所 (新潮クレスト・ブックス)

277
3.34

感想・レビュー

初レンツ本です。クレスト・ブックスで翻訳が独文の松永さんといえば、もうそれだけで信頼してしまいます(笑)。装丁も素敵で、ただ飾っておくだけでもいい(笑)。... もっと読む

才女の運命 男たちの名声の陰で

270
4.16

感想・レビュー

金のある家に生まれて父親に愛され才能にも恵まれたとしても、女、というただそれだけのことで尊厳は奪われ男の肥やしにされたり心身を潰されたりしてしまうのだ、と... もっと読む

階段を下りる女 (新潮クレスト・ブックス)

242
3.31

感想・レビュー

男は別れた恋人でできている、って別の小説のキャッチコピーであった気がする。 もっと読む

kaze no tanbun 移動図書館の子供たち

231
3.09
我妻俊樹 2020年12月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

《短文》アンソロジー。タイトルページには作者名がなく、ページをめくって左ページのフッタを見て初めて作者がわかる仕様(目次は本の最後)。初めて読む作者さんも... もっと読む

アルプスの少女ハイジ (10歳までに読みたい世界名作)

220
4.44

感想・レビュー

読みやすい。周りを幸せにしていくハイジに泣きました。(母) もっと読む

リスとはじめての雪

206
4.26

感想・レビュー

テイストは前作と一緒で、劇画調の絵に、お笑いコントのような展開を乗せてくる、ある意味、画期的な絵本で、相も変わらず、リスの直向きでアグレッシブな行動には憎... もっと読む

逃げてゆく愛 (新潮文庫)

182
3.37

感想・レビュー

男女の愛の物語もある。 家族ぐるみの友情の物語も。 でも、やっぱり戦後のドイツの抱える傷跡が、その痛みが、どうしても強く前に出てくる。 特に「割... もっと読む

別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)

179
3.78

感想・レビュー

この作者の作品はなんだかんだで読んでいるのだけれど、いつもあまりピンと来ない。『朗読者』でさえもそうだった。合わないのかもな。 今回のこれは"老い"が時に... もっと読む

kaze no tanbun 夕暮れの草の冠

166
3.20
西崎憲 2021年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編アンソロジー。すべて書き下ろしのようだけど、コンセプトがいまいち不明で(表題の「夕暮れの草の冠」がテーマだったのかしら?日和聡子さんの作品にはその言葉... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

161
3.87
ヘッセ 電子書籍 2012年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学時代に違う訳で読んだ以来の再読。 少年の心の様、そして、生命力みなぎる自然の描写、庶民の生活ぶり。全ての描写が見事というほかない。 少年から青年に... もっと読む

誰もいないホテルで (新潮クレスト・ブックス)

155
3.50
ペーターシュタム 2016年7月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

スイスの作家の短編集。表紙と新潮クレストなら外れないか、と思って。タイトル作が非常に印象深くて…営業再開してると聞かされて山奥の湯治場に静かな環境を求めて... もっと読む

週末 (新潮クレスト・ブックス)

152
3.19

感想・レビュー

「かつてテロリストだった男が、20年ぶりに出所した週末。 正しいと信じた闘いが決定的に損なったものを、人はどのように償いうるのか?」 ーーという裏表紙の... もっと読む

逃げてゆく愛 (新潮クレスト・ブックス)

149
3.36

感想・レビュー

最愛の妻の死後、見知らぬ男から届いた不審な手紙の謎を夫が探る「もう一人の男」。遺された一枚の絵を手がかりに、息子が父親の暗い過去をたどる「少女とトカゲ」な... もっと読む

帰郷者 (新潮クレスト・ブックス)

147
3.43

感想・レビュー

150926読了。 シュリンクは今回が3作目。また長編小説が読める!!と期待があったにもかかわらず、評価は迷わず☆5つです。 5月にスイスとドイツに自分が... もっと読む
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