松田青子のおすすめランキング

プロフィール

作家、翻訳家。著書に、小説『スタッキング可能』『英子の森』(河出書房新社)、『おばちゃんたちのいるところ』(中央公論新社)など。2019年、『ワイルドフラワーの見えない一年』(河出書房新社)収録の短篇「女が死ぬ」がシャーリィ・ジャクスン賞候補に。訳書に、カレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』(いずれも河出書房新社)など。

「2020年 『彼女の体とその他の断片』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松田青子のおすすめランキングのアイテム一覧

松田青子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『女が死ぬ (中公文庫)』や『持続可能な魂の利用 (単行本)』や『おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are (中公文庫)』など松田青子の全83作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

女が死ぬ (中公文庫)

2469
3.44
松田青子 2021年5月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

好き嫌い分かれそうな 作品だけど私は大好き ♪ 男性に読んでほしいと 切に思う。 噴火する前触れで黒い 噴煙を上げる、 女性という火山の火口 を間近... もっと読む

持続可能な魂の利用 (単行本)

1606
3.65
松田青子 2020年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある日突然、おじさんから少女たちが見えなくなるところから、この小説は始まる。 何か不都合あるか? おじさんは考えてみる。 確かに世の中から華やかさは... もっと読む

おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are (中公文庫)

1505
3.52
松田青子 2019年8月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R2.12.20 読了。  タイトルのWildについて、「しこり、すなわち『モヤッ』とする気持ちは社会の中で頻繁にスルーされる。同じく、怪奇現象や心... もっと読む

スタッキング可能

1449
3.17
松田青子 2013年1月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

⚫︎感想 オフィスビルで働く男女、一人一人に焦点を当て、各自が抱える思いが綴られる。静かにそれぞれの「敵」と戦う日々がユーモラスに語られる。似たようなこと... もっと読む

あなたのことが知りたくて 小説集 韓国・フェミニズム・日本 (河出文庫)

1448
3.33
アンソロジー 2022年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

結局わたしがいるのは「知らない」側だ。 多様性を受け入れるということを、ちゃんと理解していて受け入れるのと、ちゃんと理解しないで受け入れることの違い。 ... もっと読む

自分で名付ける

1120
3.95
松田青子 2021年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2020年の出産・子育てのリアルが松田さんの感覚で率直に綴られた1冊。 エンタメや製品の固有名詞も度々出てきて、これよかったよと教えてくれるガールズトーク... もっと読む

1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

1036
3.31
アンソロジー 2024年2月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キーワード「津村記久子」さんの新刊情報で知った本。 図書館に早くから予約しておいたので、早目に借りられた。ありがたい。 他に既刊の同シリーズ本が3冊ある... もっと読む

お砂糖ひとさじで

1011
3.39
松田青子 2024年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分の子に対して"子どもの人"という表現をするは独特だが、前作(エッセイ)を読んでいたので気にならなかった。 子乗せ電動自転車、値段高すぎだよね…濡れる... もっと読む

男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

1009
3.24
松田青子 2021年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

よくわからないな、独特な感性だな…と思ったのが第一印象。 今村夏子さんの作品を読んだ時と同じような心情。 作者の頭の中はどうなってるんだろう、と思った。だ... もっと読む

本にまつわる世界のことば

763
3.23
温又柔 2019年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

創元社の「世界を旅するイラストブック」のシリーズ第8作目。 今回イラストはすべて長崎訓子さん。 これまで目にした装画や挿絵とは雰囲気が違い、「時空の旅... もっと読む

スタッキング可能 (河出文庫)

751
3.53
松田青子 2016年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大絶賛の嵐。たぶん2方向で。 ・ポップなモチーフたち。貫かれた皮肉へのライトな共感。 ・物語重視以外の小説への共感。→前衛。 表題作は言われているほどかな... もっと読む

問題だらけの女性たち

700
3.60

感想・レビュー

これは問題多き本だ。 その本質は、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」と同じ。 書いてあることは大切だし正しいしそのとおりなのだが、誰よりそれを骨身に刻... もっと読む

おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

679
3.36
松田青子 2016年12月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もっと軽いタッチの話ばかりと想像していたが、途中から展開が変わってきた。 もっと読む

彼女たちに守られてきた (単行本)

662
3.37
松田青子 2025年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

松田青子さんが、2015年~2024年にわたって書いた文章を集めたエッセイ集です。 自分が経験できないことや考えに触れ、しかも楽しめるところが、エッセイ... もっと読む

彼女の体とその他の断片

634
3.09

感想・レビュー

アメリカの人らしいが、名前のどこを見てもスペイン語圏の血筋。やはりねー。まろやかだよね。まろやかと言っても、優しいだの、柔らかい、そういうんでなくて。 性... もっと読む

ロマンティックあげない

628
3.83
松田青子 2016年4月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「うん、まつだせいこ?パロディのペンネームなのか」と思ったが、松田青子「まつだあおこ」だった。 若い女性作家・翻訳家だそうだが、若い素直な感覚のままに映... もっと読む

英子の森

580
3.43
松田青子 2014年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

痛い小説だ。いやいや作品が痛いんじゃなくて痛いのは私。 うーん、刺さるなぁ。痛すぎますよ・・・。 自分のことを言われているようで逃げたくなった。 多... もっと読む

レモン畑の吸血鬼

570
3.55
カレン・ラッセル 2016年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“「レモンが効かないわ」「いつから、そうだった?」「効いている振りをしていたよりも、長くよ。ごめんなさい」” 血を吸わないことによる渇きをやり過ごすために... もっと読む

持続可能な魂の利用 (中公文庫)

517
3.49
松田青子 2023年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2024.2/22 フェミニズムの勉強をしていないで読むと「?」かもしれない。 これはガチガチのフェミニズム小説。きっと、「おじさん」が読んだら「はぁ?... もっと読む

読めよ、さらば憂いなし

490
3.42
松田青子 2015年10月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

松田青子さんによるブックガイド とても読みやすくて面白かった! 特に『部長、その恋愛はセクハラです』という本について書いた文章の冒頭の《つうか、おまえが... もっと読む
全83アイテム中 1 - 20件を表示

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