林芙美子のおすすめランキング

プロフィール

林芙美子
一九〇三(明治三十六)年、福岡県門司市生まれ。幼少より両親とともに、行商の生活を重ねて九州一円を転々とし、後に広島県尾道市に落ち着く。高等女学校在学中から文才を示し、卒業後上京して多数の作品を発表する。三〇年手塚緑敏と結婚、同年『放浪記』がベストセラーとなる。日中戦争が勃発した三七年以降、女流の従軍作家として活躍した。終戦後、文学的生涯の頂点を迎え、『松葉牡丹』『浮雲』などの秀作を残した。五一(昭和二十六)年没。『泣虫小僧』『牡蠣』『うず潮』『巴里の日記』ほか著作多数。

「2023年 『掌の読書会 柚木麻子と読む 林芙美子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林芙美子のおすすめランキングのアイテム一覧

林芙美子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『放浪記 (新潮文庫)』や『ぱっちり、朝ごはん (おいしい文藝)』や『浮雲 (新潮文庫)』など林芙美子の全629作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

放浪記 (新潮文庫)

926
3.42
林芙美子 1979年10月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これも、ヤマザキマリさんの本棚にあったので読みました。 明治36年に生まれ昭和26年まで生きた林芙美子の三部からなる日記と詩です。 (P530... もっと読む

ぱっちり、朝ごはん (おいしい文藝)

552
3.22
林芙美子 2015年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

豪華作家陣、様々な時代のいろんな朝ごはんにワクワク♪ 朝ごはんというだけあって、卵料理が多いですね。 印象に残ったのは… 角田光代さんの”朝食バイキン... もっと読む

浮雲 (新潮文庫)

495
3.53
林芙美子 1953年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

林芙美子の『放浪記』を読んだ後に、『浮雲』も読んでみたいなぁと、ずっと思っていた。 どんな内容なのかしら?.....と、先ずは本を手に取りタイトルの“浮雲... もっと読む

林芙美子紀行集 下駄で歩いた巴里 (岩波文庫)

252
3.71
林芙美子 2003年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本国内だけでなく、シベリア鉄道に乗ってロシア横断してパリまで行っちゃったり、日本国内でも樺太まで旅行されたり、放浪されていてとても楽しそう。わたしも旅が... もっと読む

女体についての八篇 晩菊 (中公文庫)

219
3.29
太宰治 2016年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

安野モヨコさんの挿絵で彩られる、私のお気に入りのアンソロジー。 「女体についての八編」ということで、本作がシリーズ第一弾なんですね。 女体といっても、思い... もっと読む

犬 (中公文庫)

196
3.65
幸田文 2009年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

犬に関わるアンソロジー。 伊藤整、川端康成、幸田文、志賀直哉、林芙美子ら錚々たる面々の、犬をめぐる随想や小説。 昔の犬が、ほぼ放し飼いにされており、残飯... もっと読む

BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)

192
3.73
芥川龍之介 2012年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎のどフェチと宮沢賢治のメルヘンが並ぶ短編集。 読んだことあるもの、ないものあったが、どれも飽きずに読めた。 たまにはこのあたりのものを読み直し... もっと読む

(003)畳 (百年文庫)

168
3.67
林芙美子 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

林芙美子、獅子文六、山川方夫という最高の組み合わせ。テーマは「畳」。ずるさ、意地の悪さ、かわいらしさ、格好悪さ、惨めったらしさ、いじらしさ…様々な感情が三... もっと読む

愉快なる地図-台湾・樺太・パリへ (中公文庫 は 54-4)

99
3.36
林芙美子 2022年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

愉快なる地図|文庫|中央公論新社 https://www.chuko.co.jp/bunko/2022/04/207200.html もっと読む

太宰よ! 45人の追悼文集: さよならの言葉にかえて (河出文庫)

89
3.57
青山光二 2018年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年の桜桃忌はさくらんぼを片手に遥々三鷹までお墓参りに訪れようと考えていたのですが、昨今の情勢を考慮してお墓参りは一旦延期し、昨年蔦屋書店で購入した本書を... もっと読む

林芙美子随筆集 (岩波文庫)

86
4.00
林芙美子 2003年2月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 林芙美子って本当に人生の旅人だったのだなと思う。林さんの目を通して、知らない土地や知っている土地でももはや過去の土地となってしまった場所を一緒に旅をして... もっと読む

ちくま日本文学020 林芙美子 (ちくま文庫)

75
3.69
林芙美子 2008年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んでいると目の前で体験してるかのように やりきれない思いになってしまうのでした… 現代の庶民にはちとツラい… もっと読む

晩菊・水仙・白鷺 (講談社文芸文庫)

74
3.85
林芙美子 1992年8月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

花房観音さんの文豪官能シリーズ『ゆびさきたどり』の中の「枯れ菊」を読み、原作も読んでみたくなり手に取りました。と言う事で、とりあえず「晩菊」のみ読了。こち... もっと読む

放浪記 (ハルキ文庫)

72
3.10
林芙美子 2011年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙が可愛い。変則的なリズムのような独特な文体。 居場所探しに必死になるのに結局一所におれず、生活の場や一緒にいる人がこんなに変わるなんて。 彼女が過... もっと読む

風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)

69
3.04

感想・レビュー

手塚緑敏との暮らしを描いた『清貧の書』ほろりときました。 緑敏の一言ひとことが芙美子を変えていく、というか本来の彼女に戻していくようでした。 出会って... もっと読む

放浪記 (岩波文庫)

69
3.17
林芙美子 2014年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もう亡くなってしまった、 祖母の愛読書だった、この本。 大好きなおばあちゃんであった為、影響を受けて読み、 その後、私の愛読書にもなった。 ... もっと読む

浮雲 (角川文庫)

59
3.55
林芙美子 2017年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昔から不思議だったことがある。どうして人は幸福を目指さねばならぬのか。最近わかってきたのはそれは誰かを恨まずに生きるためだということ。 想像を超える泥沼... もっと読む

新版 放浪記

58
3.46
林芙美子 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

有名になる前の林芙美子自身を題材にした精神の放浪記録。長いし何のオチもない気がするけど、心臓がごっとんごっとんいったので★五つ。読んでいると林芙美子が降り... もっと読む

死 内田百閒・林芙美子ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)

52
4.00
内田百閒 2019年3月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これまたいかにも、なテーマの一冊。怪談はすべからく死に繋がるものであるような気もするのですが。その中でもあからさまに「死」をテーマにしたものばかり。恐ろし... もっと読む
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