柴田元幸のおすすめランキング

プロフィール

1954年東京都生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。P・オースター、S・ミルハウザーをはじめ現代アメリカ小説の翻訳多数。著書に、『生半(半=旧字)可な學者』(講談社エッセイ賞)など。

「2023年 『薄紫のレオタード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田元幸のおすすめランキングのアイテム一覧

柴田元幸のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ムーン・パレス (新潮文庫)』や『幽霊たち (新潮文庫)』や『ギャシュリークラムのちびっ子たち: または 遠出のあとで』など柴田元幸の全398作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

ムーン・パレス (新潮文庫)

3923
3.87

感想・レビュー

長い小説だったが、話の展開は先が読めない面白さがあり飽きずに読み切れました。 不遇な生い立ちが何かしら影響している主人公の青年の厭世観、その後運命的に出会... もっと読む

幽霊たち (新潮文庫)

2911
3.59

感想・レビュー

15歳の頃に読んだポール・オースターとのはじめての出会いの本。記憶が曖昧だが、とにかくクールでミステリアス。物語の面白さに引き込まれた、魅惑的な作品。時間... もっと読む

ギャシュリークラムのちびっ子たち: または 遠出のあとで

2796
3.83

感想・レビュー

AからZまでが名前の頭文字についた子どもたちが登場と同時に次々と怪我や死に遭う マザーグース風の2行ずつ脚韻を踏んだ軽快なテンポのうたに乗って進み何だか... もっと読む

うろんな客

2510
3.92

感想・レビュー

うろん 胡乱 確かでなく、怪しいこと。うさんくさいこと。 ゴーリーのイラストが良い。毒っぽい。 大人が楽しい絵本。 もっと読む

翻訳夜話 (文春新書)

1847
3.69
村上春樹 2000年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

レイモンド・カーヴァーとポール・オースターの短編をそれぞれが翻訳して比べてみるのが面白かった。 もっと読む

不幸な子供

1787
3.72

感想・レビュー

アルコール依存症、薬物依存症と同じぐらい依存性が高いゴーリー依存症! 煙草を吸う人がニコチンを求めるのと同じ感覚 私は煙草は吸いませんし、お酒も飲みません... もっと読む

おぞましい二人

1787
3.69

感想・レビュー

ダメ! 絶対にダメ! これは子どもに見せちゃダメな絵本! 心に闇を持った大人が楽しむ絵本です…… 1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」 ... もっと読む

偶然の音楽 (新潮文庫)

1510
3.70

感想・レビュー

女房に逃げられたジム・ナッシュであったが、行方知れずだった亡き父より突然20万ドルの遺産を受け取ることになった。 消防士を辞め、娘を姉に預けて、家や家財... もっと読む

孤独の発明 (新潮文庫)

1406
3.56

感想・レビュー

今まで様々な本を読んできた。中でもこの本にであったことは、記念碑的な出来事だと感じる。 見えない人間の肖像 ポール・オースターの初期の作品だそうだ... もっと読む

ガラスの街 (新潮文庫)

1400
3.63

感想・レビュー

「そもそものはじまりは間違い電話だった。」 雑多な人々が暮らすニューヨーク。そこで孤独に生きる作家クインの身に起きた、まるで万華鏡のような物語です。... もっと読む

リヴァイアサン (新潮文庫)

1223
3.61

感想・レビュー

これまで読んだオースターの作品とはまるで違うものだった。 たとえばそれまでのものが後半に向かって盛り上がっていくのに対して今回のは前半にぐっと惹き付けて一... もっと読む

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

1143
3.72

感想・レビュー

柴田元幸氏のテンポ良い翻訳です。多分、むかーし子供の頃読んだ文学全集とは、違う訳だと思います。 トム・ソーヤの冒険した事の大半は、作者や友人達に実際に起こ... もっと読む

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

1091
3.70

感想・レビュー

ニューヨーク3部作の最後の作品。 姿を消した友の残した作品を世に出し、残された家族と共に暮らし幸せを掴む男。 その暮らしが徐々に狂い出す。 『ガラス... もっと読む

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

1061
3.60
村上春樹 2003年7月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キャッチャーに惹かれる理由がなんとなくわかる対話だった。結局のところ、寂しさとか孤独があるから共感できるんだろうし、あれほどタラタラ文句言う本もそうそうな... もっと読む

幻影の書 (新潮文庫)

939
3.97

感想・レビュー

ポール・オースターは、孤独を友とする人にこの本を与えてくれた。主人公が絶望と孤独という死の淵から、生きる事への希望に至るまでを描いた物語。芸術作品や書物は... もっと読む

パルプ (ちくま文庫)

910
3.64

感想・レビュー

はは。無頼派ジジイ、チャールズ・ブコウスキー最後の作品にして、ハードボイルド風SFコメディ的無頼小説とでもとりあえず言っておけばいいや、っていう作品。 ... もっと読む

優雅に叱責する自転車

896
3.62

感想・レビュー

epiplecticという形容詞、私もはじめて知った。 訳者の柴田元幸氏はこれを「優雅に叱責する」という日本語にしている。「自転車」の前にこのすばらしい... もっと読む

華々しき鼻血

879
3.72

感想・レビュー

エドワード・ゴーリーのアルファベット・ブック。 ただし、副詞(名詞以外を修飾するやつ)で。今までに読んだゴーリー本でいちばん好きかも。いや、安心して読め... もっと読む

ナショナル・ストーリー・プロジェクト Ⅰ (新潮文庫)

838
3.54
柴田元幸 2008年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

オースターがアメリカのラジオで一般市民から募集した「あなたに起こった現実の話」を集めたもの。 4千もの応募作から選んだ170作だけあって、どれも面白... もっと読む

体の贈り物 (新潮文庫)

833
4.04

感想・レビュー

重くもの悲しいのに、ラストには生命の喜び、希望を感じとれる清々しい一冊だった。 エイズ患者のホームケア・ワーカーを語り手とし、彼女と患者らの交流を描いた... もっと読む
全398アイテム中 1 - 20件を表示

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