柴田元幸のおすすめランキング

プロフィール

1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。
ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。

「2024年 『天国ではなく、どこかよそで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田元幸のおすすめランキングのアイテム一覧

柴田元幸のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ムーン・パレス (新潮文庫)』や『幽霊たち (新潮文庫)』や『ギャシュリークラムのちびっ子たち または 遠出のあとで』など柴田元幸の全399作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ムーン・パレス (新潮文庫)

4606
3.88

感想・レビュー

柴田元幸さんを知ってから ポール.オースターを知りました そしてやっとこの有名な作品を読むことができました なんともせつない青春小説 月が常にそばにいて ... もっと読む

幽霊たち (新潮文庫)

3362
3.59

感想・レビュー

奇妙な依頼を受ける私立探偵 ただ、見張り続けるだけ 何かおこるわけでもなく 次第におかしな思考になり おかしな行動をとる いったいなんなの! と、読む側も... もっと読む

ギャシュリークラムのちびっ子たち または 遠出のあとで

3074
3.83

感想・レビュー

AからZまでが名前の頭文字についた子どもたちが登場と同時に次々と怪我や死に遭う マザーグース風の2行ずつ脚韻を踏んだ軽快なテンポのうたに乗って進み何だか... もっと読む

うろんな客

2859
3.93

感想・レビュー

ゴシック調の挿絵があり、全体として30Pなので サクッと読み進められます。 和訳の方が短歌の調子で、まとめているので テンポも良いです。 ブグログの中... もっと読む

おぞましい二人

1991
3.68

感想・レビュー

ダメ! 絶対にダメ! これは子どもに見せちゃダメな絵本! 心に闇を持った大人が楽しむ絵本です…… 1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」 ... もっと読む

不幸な子供

1987
3.73

感想・レビュー

アルコール依存症、薬物依存症と同じぐらい依存性が高いゴーリー依存症! 煙草を吸う人がニコチンを求めるのと同じ感覚 私は煙草は吸いませんし、お酒も飲みません... もっと読む

翻訳夜話 (文春新書)

1961
3.70
村上春樹 2000年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 残念ながら柴田先生の講義を受ける機会に恵まれませんでしたが、翻訳者としての意見を本書で知ることができ、嬉しいです。翻訳について村上派か柴田派か、と聞かれ... もっと読む

ガラスの街 (新潮文庫)

1930
3.62

感想・レビュー

探偵小説のようでそうでもない ひとりの男の「間違い電話から始まった」 物語 「ニューヨークは尽きることのない空間、無限の歩みから成る一個の迷路」 やっぱり... もっと読む

偶然の音楽 (新潮文庫)

1739
3.71

感想・レビュー

「そのようにしてジャック.ポッツィはナッシュの人生に入ってきたのだった。よかれ悪しかれ、すべてはそうやって、夏の終わりのある朝にはじまったのだった」  赤... もっと読む

孤独の発明 (新潮文庫)

1594
3.56

感想・レビュー

今まで様々な本を読んできた。中でもこの本にであったことは、記念碑的な出来事だと感じる。 見えない人間の肖像 ポール・オースターの初期の作品だそうだ... もっと読む

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

1409
3.69

感想・レビュー

柴田元幸氏のテンポ良い翻訳です。多分、むかーし子供の頃読んだ文学全集とは、違う訳だと思います。 トム・ソーヤの冒険した事の大半は、作者や友人達に実際に起こ... もっと読む

リヴァイアサン (新潮文庫)

1378
3.60

感想・レビュー

これまで読んだオースターの作品とはまるで違うものだった。 たとえばそれまでのものが後半に向かって盛り上がっていくのに対して今回のは前半にぐっと惹き付けて一... もっと読む

幻影の書 (新潮文庫)

1312
3.98

感想・レビュー

傷ついた人物が、ひとつの話を通して傷を癒して再生していく話ではあるのだけれど 本当に希望をもつ終わり方なのかはもう少し頭の中で転がして考えたい。 そう思え... もっと読む

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス 98)

1282
3.73

感想・レビュー

ニューヨーク3部作の最後の作品。 姿を消した友の残した作品を世に出し、残された家族と共に暮らし幸せを掴む男。 その暮らしが徐々に狂い出す。 『ガラス... もっと読む

パルプ (ちくま文庫)

1162
3.69

感想・レビュー

たまになんだか良く分からない物語を読んで、「なんだったんだ、これは」という気持ちで終わるのは嫌いではない。怪作とか傑作とかの惹句に引かれて読んではみたが、... もっと読む

サリンジャー戦記 翻訳夜話 (2) (文春新書)

1155
3.62
村上春樹 2003年7月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キャッチャーに惹かれる理由がなんとなくわかる対話だった。結局のところ、寂しさとか孤独があるから共感できるんだろうし、あれほどタラタラ文句言う本もそうそうな... もっと読む

ブルックリン・フォリーズ (新潮文庫)

1119
3.87

感想・レビュー

60歳近くで妻と離婚し、ガンを患い、仕事を失い、ブルックリンに戻ってきた主人公ネイサンは、これまでの人生を振り返り「愚行の書」を綴ることを思いつく。 自分... もっと読む

ドクロ

1056
3.91

感想・レビュー

オテッラとドクロの物語(絵本)。 最後の 「わかった」とオテッラは言った。 で、心が温かくなった。 もっと読む

ナショナル・ストーリー・プロジェクト (1) (新潮文庫)

1000
3.58

感想・レビュー

前に読んだ『嘘みたいな本当の話』に似てると思ったらこちらが本家だった。幅広い年齢層からの実話だからか、映画のような内容も多い。アメリカという国の特徴もよく... もっと読む

優雅に叱責する自転車

990
3.62

感想・レビュー

epiplecticという形容詞、私もはじめて知った。 訳者の柴田元幸氏はこれを「優雅に叱責する」という日本語にしている。「自転車」の前にこのすばらしい... もっと読む
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