栩木玲子のおすすめランキング

プロフィール

教授。1960年生。アメリカ文学・文化。ジョイス・キャロル・オーツ『邪眼』(河出書房新社)、ジョナサン・コット『忘れがたき日々 ジョン・レノン、オノ・ヨーコと過ごして』(岩波書店)。

「2016年 『〈境界〉を生きる思想家たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

栩木玲子のおすすめランキングのアイテム一覧

栩木玲子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『トマス・ピンチョン全小説 LAヴァイス』や『ミルクマン』や『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 ジョイス・キャロル・オーツ傑作選』など栩木玲子の全38作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

トマス・ピンチョン全小説 LAヴァイス

602
3.73

感想・レビュー

こんな切ないピンチョン知らない。山積みのガジェットの様に溢れた固有名詞とモクモクと立ち込める煙の向こう側に浮かび上がるのは過ぎ去った文化への追悼であり、高... もっと読む

ミルクマン

444
3.64
アンナ・バーンズ 2020年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「百年の孤独」の冒頭のような一文から始まるこの小説に固有名詞はほとんど出てこない。 「あっち側」「海の向こう側」「地区のこちら側」。 指示代名詞ばかり... もっと読む

とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 ジョイス・キャロル・オーツ傑作選

412
3.54

感想・レビュー

愛と憎しみが類義語であるかのような短編集だった。 いろいろな関係性と憎悪のかたち。自分こそがもつべきものを他人がもっているという嫉妬。自分がもっているもの... もっと読む

トマス・ピンチョン全小説 ブリーディング・エッジ

341
3.58

感想・レビュー

2001年の春。シングルマザーのマキシーン・ターノウはニューヨークで不正調査員として働きながら2人の息子ジギーとオーティスを育てている。 以前は公認不正... もっと読む

とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 (河出文庫)

303
3.55

感想・レビュー

タイトル通り7作品収録。やはり表題作「とうもろこしの乙女」のインパクトが強烈。13才の少女が11才の少女を誘拐監禁するというたいへん恐ろしい話。何が怖いっ... もっと読む

無限角形 1001の砂漠の断章

261
4.48

感想・レビュー

図書館で予約したので取りに行ったらあまりのぶ厚さに返却したくなった。 1001の断章からなる本書は今までに読んだことのない風変わりなプロット。バッサムと... もっと読む

死んでいる元カノとの旅 (新潮クレスト・ブックス)

211
3.06
ローリー・ムーア 2026年4月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルを思わず二度見。 確かにその通り、自死をした元カノが動き、話し、彼女を望みの場所へと送り届ける旅が描かれる。 奇妙で愉快で悲しい物語だった。 原題... もっと読む

もう一度 (新潮クレスト・ブックス)

179
3.33

感想・レビュー

リアルと虚構は細かな日常の振舞い一つにおいてさえ併存し、分かち難く結びついている。死にかけるほどの大事故を経た主人公には、そのあわいの上に成り立つ世界が分... もっと読む

邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇

171
3.54

感想・レビュー

5/31 読了。 最悪の読後感を残す最高の中篇小説集。モラハラが何だかわからない人は言葉がいかに暴力をふるうものか表題作の「邪眼」を読んでみてほしい。勝手... もっと読む

愛の深まり

114
3.73
アリス・マンロー 2014年11月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アリス・マンローの短篇小説を読んでいると、小さい頃身近にいた、嫁の愚痴を聞かせるために早朝まだ鍵のかかっている我が家を訪れた祖母の念仏仲間や銭湯の床に長々... もっと読む

ジャック・オブ・スペード

101
3.69

感想・レビュー

人は自分の見たいものだけを見て、見たくないものは見ないで生きているのかもしれない。ごくごく平凡な人生を生きている自分のことを、たいていの人間は悪人だとは思... もっと読む

死をデザインする

81
3.11
栩木玲子 2005年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

死の価値観を変える。 死をデザインすることで、生をデザインしている。 二元論を否定し、生と死を再定義している。 「生物は宇宙からきていて、D... もっと読む

ビョークが行く

67
3.21

感想・レビュー

アイスランド。 不思議の国。 そして、どこか懐かしさを覚える。 自分に嘘のないように生きたい。 この一生を誇りに持てるように。 もっと読む

ポール・オースター (現代作家ガイド 1)

51
3.75
飯野友幸 2013年5月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

エッセイもおもしろそうだから読まないと もっと読む

ザ・ライフルズ (文学の冒険)

49
3.57
栩木玲子 2001年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

北極圏に住む人、北極圏に向かう人、北極圏を突き抜ける人たちの話。主に駄目な人たちの。氷点下の世界と凍りついた心が見る夢を、どこかやさしげな文章、慈しむよう... もっと読む

無限角形 1001の砂漠の断章

48
4.75
コラム・マッキャン 電子書籍 2023年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

蒙を啓かれ、感謝の念が湧き上がる素晴らしい仕事です。マッキャンの日本語訳はこれが3冊目。もっともっと読まれるべき作家だと思います。 無知は罪であり得ること... もっと読む

モンスター・ショー 怪奇映画の文化史

37
3.25

感想・レビュー

読むのに時間がかかった。前半部分は、取り上げられている映画を観ていなかったということもあり、少し冗長に感じられた。後半、特に1950年以降になってからは、... もっと読む

CD NHKラジオ ストーリー・ブック リトル・チャロ 完全版 1 Lost in New York

35
3.75
わかぎゑふ 2008年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

職場に訪れる外国人と挨拶程度に話せれば、と思って購入。 お話とイラストがすてき。教材のねらいも分かりやすくすごくよいと思います。 ただ、わたしは、英会話教... もっと読む

男たちの知らない女 フェミニストのためのサイエンス・フィクション

22
小谷真理 1998年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

父権的な社会、小説から見て"エイリアン(異端者)"と見なされる主にフェミニズムSFを論じた刺激的な本。著者は女性SFの地位を向上させるべくポストモダニズム... もっと読む
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