梅原猛のおすすめランキング

プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅原猛のおすすめランキングのアイテム一覧

梅原猛のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)』や『日本2.0 思想地図β vol.3』や『人類哲学序説 (岩波新書)』など梅原猛の全699作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

1040
3.75
梅原猛 1981年4月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ラジオで聖徳太子の話題を聞いて、また読みたくなりました。当時はマンガ『日出処の天子/山岸涼子』を読んで興味を持ち、手にとりました。 もっと読む

日本2.0 思想地図β vol.3

678
3.83
東浩紀 2012年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

分厚くて、部屋に置いてるだけで賢そうに見えます。 もっと読む

人類哲学序説 (岩波新書)

383
3.52
梅原猛 2013年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本には「草木国土悉皆成仏」という偉大な思想がある−。デカルト、ニーチェらを俎上に近代合理主義や人間中心主義が置き去りにしてきたものを吟味し、持続可能な未... もっと読む

歎異抄 (講談社学術文庫 1444)

347
3.62
梅原猛 2000年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「やるべきこと」という偶像崇拝に自ら陥り「わたしは不幸だ」などと言っている人は、この本を読んでみるのもありかもしれない。  唯心によれば、「ただ神を信じる... もっと読む

梅原猛の授業仏教 (朝日文庫 う 10-2)

347
3.81
梅原猛 2006年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙が仏像だし、タイトルが仏教の授業だから何となく敬遠してしまいそうだが、中身は柔らかい口語調で分かりやすい。なぜなら、梅原猛が中学生向けに授業をした内容... もっと読む

呪の思想 (平凡社ライブラリー)

343
3.73
白川静 2011年4月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

白川静さんの本は何冊か読んだが、その膨大な学識の上澄みの一部を本のちょっぴり教えて戴いたというところ。 本書は白川先生の教えの理解の整理になった。 ... もっと読む

空海の思想について (講談社学術文庫 460)

299
3.48
梅原猛 1980年1月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

20190908 密教である真言宗の開祖である空海の思想についてまとめた著作。梅原氏は真言宗の専門家では無いが、仏教哲学に西洋哲学には無い違いを見て分析し... もっと読む

古事記 (学研M文庫 C う 1-1)

293
3.49
梅原猛 2001年1月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前半が古事記現代語訳。原文なしで、どうやら、古事記全てではなく、一部含まれていないそう。後半が梅原氏による古事記とはどういうものか、という解説と、今回の訳... もっと読む

神々の流竄 (集英社文庫)

287
3.72
梅原猛 1985年12月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校時代に初めて読んだ梅原古代学の傑作を、久々に読了。何度読んでも、仮説に誤りがあっても、梅原さんの情熱あふれる文章にふれるだけで、エネルギーをもらえます... もっと読む

葬られた王朝―古代出雲の謎を解く (新潮文庫)

287
3.30
梅原猛 2012年10月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「隠された十字架」「水底の歌」の二作は新鮮で衝撃を受けた。本作はそれに比べると驚きは少ない。それでも、梅原氏が元気にフィールドワークをして、自説を素直に反... もっと読む

最澄と空海(小学館文庫) (小学館文庫 う 7-3)

274
3.57
梅原猛 2005年5月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最澄と空海、同じ時代に行きた僧でここまで差異がかるのが面白い。 とても分かりやすく書かれていて読みやすかったが、真言宗はやはり難解だな...と。 高野山は... もっと読む

日本人は思想したか (新潮文庫 よ 20-1)

265
3.47
吉本隆明 1998年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本人は思想してきたのか?という命題について3人で話し合っている。とても興味深い対談だった。日本人の思想の痕跡は歌や芸術、詩や和歌などに残っているというと... もっと読む

梅原猛の授業仏教

249
3.92
梅原猛 2002年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 仏教を中心に、キリスト教やイスラム教の基礎的な知識を学ぶことができる。まず「なぜ宗教が必要か?」という問いかけから本書は始まる。 「宗教がなければ、文... もっと読む

水底の歌―柿本人麿論 (上) (新潮文庫)

248
3.69
梅原猛 1983年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「塔」以来、梅原が追求してきた<藤原不比等フィクサー説>の応用編。 万葉の大歌人 柿本人麿が犯罪人として刑死していた(!)ことを詳細に論証し、彼を藤原専制... もっと読む

葬られた王朝: 古代出雲の謎を解く

248
3.45
梅原猛 2010年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

過去に自身が書かれた出雲神話についての論を自ら覆すという英断に出た本です。「隠された十字架」以来の梅原さんのファンですが、出雲神話については、ちょっと不自... もっと読む

地獄の思想: 日本精神の一系譜 (中公新書 134)

246
3.80
梅原猛 1967年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2016年8月30日読了。日本の仏教や、源氏物語から太宰治までの主要な日本文学に読み取れる「地獄の思想」について語る本。インド・中国より伝わった仏教が日本... もっと読む

地獄の思想: 日本精神の一系譜 (中公文庫 う 16-4)

215
3.68
梅原猛 2007年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本文学から地獄について紐解いていく 源氏物語と平家物語の地獄感の違いがよくわかった もっと読む

日本の深層 縄文・蝦夷文化を探る (集英社文庫)

203
3.40
梅原猛 1994年6月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

カーボン鑑定によると、メソポタミアの土器が紀元前8千年に対して日本の土器文化が1万2千年から発生し、5千年経った前8千年頃縄文式土器の文化が始まる。 日本... もっと読む

水底の歌―柿本人麿論 (下) (新潮文庫)

192
3.72
梅原猛 1983年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

下巻は真淵の人麿論を徹底的に検証する。著者の批判者は多いようだが、反対論は読んだ事ないが、著者の論には納得いく点が多いし、きっとどの時代もドロドロしていた... もっと読む

梅原猛の『歎異抄』入門 (PHP新書)

191
3.50
梅原猛 2004年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代語訳のところは飛ばし読みした。前半の歎異抄ができた背景が分かりやすい。 もっと読む
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