梅崎春生のおすすめランキング

プロフィール

梅崎 春生(うめざき・はるお):1915(大正4)年福岡市生まれ。東京帝国大学国文科卒業。二度の徴兵後に鹿児島で敗戦を迎え、戦後に『桜島』『日の果て』などを発表、一躍戦後派作家として注目される。54年『ボロ家の春秋』で直木賞、55年『砂時計』で新潮社文学賞、64年『狂い凧』で芸術選奨文部大臣賞、65年『幻化』で毎日出版文化賞。1965(昭和40)年没。

「2025年 『ウスバカ談義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梅崎春生のおすすめランキングのアイテム一覧

梅崎春生のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『怠惰の美徳 (中公文庫)』や『桜島・日の果て・幻化 (講談社文芸文庫)』や『文豪たちが書いた 「猫」の名作短編集』など梅崎春生の全199作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

怠惰の美徳 (中公文庫)

1185
3.78
梅崎春生 2018年2月23日 本で見る

感想・レビュー

他の方も多いようですが、私もNHKの理想の本棚から 1部はショートショート、2部は短編集 情報がほぼなしだったので、戦前戦後の作品だと知らずに読み始めま... もっと読む

桜島・日の果て・幻化 (講談社文芸文庫)

349
3.88
梅崎春生 1989年6月5日 本で見る

感想・レビュー

本のタイトルには無いですが、著者の最初の作品である『風宴』と『桜島』『日の果て』の初期三作品。そして、遺作となった『幻化』を収録。 『風宴』は学生時代、『... もっと読む

文豪たちが書いた 「猫」の名作短編集

192
3.16
彩図社文芸部 2017年11月17日 本で見る

感想・レビュー

ニャンコ本多過ぎて追いつかない、、、嬉しい悲鳴を上げてます。 彩図社のPR 大好評の「文豪たちが書いた」シリーズ第4弾です!内田百閒、夏目漱石、小... もっと読む

怠惰の美徳 (中公文庫)

171
3.50
梅崎春生 電子書籍 2018年2月25日 本で見る

感想・レビュー

初めて読むひと。 タイトルとカバーに惹かれて。 本当に怠惰だな〜というものから、全然怠惰じゃないじゃん!というものまで。おもしろい。 怠惰だけどすごくまっ... もっと読む

猫の扉 猫ショートショート傑作選 (扶桑社文庫)

143
3.32
アンソロジー 2020年2月4日 本で見る

感想・レビュー

2020年2月扶桑社文庫刊。ボードレールから岸田今日子まで、多彩な作家の猫テーマの32篇のショートショートアンソロジー。この多彩さは、貴重。新谷かほるさん... もっと読む

ボロ家の春秋 (講談社文芸文庫)

139
4.06
梅崎春生 2000年1月7日 本で見る

感想・レビュー

梅崎先生の描く人間と人の世は、じんわりと湿り気がありつつ、おかしみと諦念が横たわっていて、かつシンプルな本質をくっきりと浮かび上がらせていると感じている。... もっと読む

教科書名短篇 家族の時間 (中公文庫)

112
3.75
中央公論新社 2021年4月21日 本で見る

感想・レビュー

特に庄野潤三『ひばりの子』があまりに素晴らしくて"瑞々しい"という単語はこの短編を形容するために生まれたのだと本気で思った。 ※日記から抜粋 もっと読む

猫は神さまの贈り物 小説編 (実業之日本社文庫)

104
2.90
アンソロジー 2020年10月8日 本で見る

感想・レビュー

色々な作家の猫に纏わるお話。 表現は様々だが、一様に猫への愛情が感じられる。 小松左京さんの少し不気味な話が一番気に入った。 作家さんって猫が似合うの何で... もっと読む

庭 (百年文庫 15)

95
3.52
梅崎春生 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

『白いウズラ』は庭作りにすべてを捧げる妻の狂気的な様に、寒気をおぼえました。 『金魚撩乱』は背表紙に書かれている紹介よりも、もっと生臭い内容でした。 ... もっと読む

闇市 (新潮文庫)

93
3.44
アンソロジー 2018年7月28日 本で見る

感想・レビュー

終戦の闇市を題材とした短編集。 この本を読む人で、終戦を実体験している人は少なくだろう。 太宰治、坂口安吾、野坂昭如。有名どころだけど、ちゃんと読むのは... もっと読む

ボロ家の春秋 (中公文庫)

89
3.46
梅崎春生 2021年6月23日 本で見る

感想・レビュー

1954年の直木賞受賞作品ほか候補作4篇。「猫と蟻と犬」は声に出して笑った。惚けている。 もっと読む

梅崎春生 (ちくま日本文学全集 044)

78
3.59
梅崎春生 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

おとぼけ市井モノや、倦怠感溢れる戦争物など、春生の世界おためしモノに最適かと。 この人の作品は、へへへ…と小さく笑った顔で小さくため息をつくような、そん... もっと読む

桜島・日の果て (新潮文庫)

78
3.86
梅崎春生 1951年5月31日 本で見る

感想・レビュー

一気に読み終わり! 帯につられて買ったのはいつだったか…。3年前か。 ずっと読まずにおいておいて、ふと読みたくなり、一気に読了。 戦争を題材にし... もっと読む

カロや 愛猫作品集 (中公文庫)

51
3.33
梅崎春生 2022年4月20日 本で見る

感想・レビュー

やっと平熱で猫について語ってくれる作品に出会った。 もっと読む

悪酒の時代/猫のことなど 梅崎春生随筆集 (講談社文芸文庫)

50
4.17
梅崎春生 2015年11月11日 本で見る

感想・レビュー

書いた年代も幅広く、随筆ばかりでなく創作も収められており、また年譜が載っているのも嬉しい。1日の空き時間に少しずつ読み進めたが、そういう風に読むのに適して... もっと読む

狂い凧 (講談社文芸文庫)

47
3.93
梅崎春生 2013年10月11日 本で見る

感想・レビュー

観察の鬼。 直接描写を避け、わざわざ主人公の視点から、旧友の現在と過去を少しずつ浮き彫りにしていく。無駄だが超有効なプロセスに。 人生は風に煽られた凧の様... もっと読む

軍隊と人間 兵 (コレクション 戦争と文学 11)

33
3.86
浅田次郎 2012年11月5日 本で見る

感想・レビュー

自衛隊に入隊した経験がある浅田次郎が編集した短編集のようです。松本清張の短編は、秀吉の朝鮮遠征時の出来事を下敷きに、作者の韓国での厳しい軍隊生活がさりげな... もっと読む

十一郎会事件 梅崎春生ミステリ短篇集 (中公文庫)

32
4.50
梅崎春生 2024年12月23日 本で見る

感想・レビュー

どの話もとても面白い。 梅崎春生は1915年生まれだから、小説の時代は古い。でも、今読んでも面白い。 戦争ものも、戦後のものも、どちらも良い。 語る口調... もっと読む
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