梶井基次郎のおすすめランキング

プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梶井基次郎のおすすめランキングのアイテム一覧

梶井基次郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『檸檬 (新潮文庫)』や『檸檬 (角川文庫)』や『檸檬』など梶井基次郎の全395作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

檸檬 (新潮文庫)

7208
3.60

感想・レビュー

「要約不可能な小説の例を挙げよ」と言われたら、『重力の虹』と『フィネガンズ・ウェイク』と『檸檬』を私は挙げるだろう。ただし意味合いはそれぞれ異なる。ピンチ... もっと読む

檸檬 (角川文庫)

3808
3.54
梶井基次郎 2013年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【檸檬】を青空文庫で読みました。 とても綺麗な表現で、周りの風景が頭にすっと浮かんできます。 「みすぼらしくて美しいものに強く惹きつけられる」当時の心... もっと読む

檸檬

1033
3.55
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漠然とした不安を描いているのでしょうか。 一過性で、どこか余裕すら感じさせる、若さ特有のフワフワした不安を文章にできるなんて素敵。 20代前半... もっと読む

檸檬 (280円文庫)

883
3.69
梶井基次郎 2011年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

檸檬が読みたくて買った作品。桜の樹の下には〜ってこの方の作品やったんですね…。 よく聞くフレーズですが、元の作品を読めてスッキリしました。 私が特に好き... もっと読む

梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)

664
3.79
梶井基次郎 1986年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

窓を覗く、檸檬を握る。私も彼と一緒のようなことを人生でやったことがある。でも彼のようには感じなかった。注視すべき一つの体験として自分のなかに刻まれなかった... もっと読む

檸檬 (集英社文庫)

556
3.50
梶井基次郎 1991年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

好き。 繊細さ。 心がねじきれそうになる。 もっと読む

檸檬 (立東舎 乙女の本棚)

515
3.76
梶井基次郎 2017年7月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

原作は、梶井基次郎の短篇。 学生時代に読んで以来、 久びさに読みました。 路地裏や街角の暗さに 惹かれる主人公。 紡がれる言葉が、 し... もっと読む

桜の樹の下には

467
3.52
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短い小説。5分あれば読めるが難解である。 例えば死について。避けられないと怖れ、はたまた死の訪れがもたらす安堵に一喜一憂する思考かな。うまく感想を表現で... もっと読む

檸檬・冬の日 他九篇 (岩波文庫 緑 87-1)

434
3.60
梶井基次郎 1954年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フィジカルの「病み」を、メンタルの「闇」に昇華させて小説を執筆した作家。 もっと読む

ちくま日本文学028 梶井基次郎 (ちくま文庫)

203
3.87
梶井基次郎 2008年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ああ、こんなふうに人間のこころを書ける人がいるのか、そうか 「のんきな患者」なんて、もう、極まっている もっと読む

BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)

192
3.73
芥川龍之介 2012年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎のどフェチと宮沢賢治のメルヘンが並ぶ短編集。 読んだことあるもの、ないものあったが、どれも飽きずに読めた。 たまにはこのあたりのものを読み直し... もっと読む

ものがたりのお菓子箱―日本の作家15人による

152
3.19

感想・レビュー

様々な作者の短編をお菓子に見立てて紹介。 柔らかなイラストもあって素敵。 特に興味を惹かれたもの 『魚の李太白』 『僕の帽子のお話』 『... もっと読む

Kの昇天

141
3.70
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

或いはKの溺死 1962年 梶井基次郎 檸檬忌 海岸近くで療養生活を送る、Kと“私”。私は、満月の夜、K君の浜辺で不思議な行動を見かける。思わず声をかけて... もっと読む

檸檬

132
3.50
梶井基次郎 電子書籍 新字新仮名 1998年8月31日 青空文庫で見る 青空文庫

感想・レビュー

檸檬の色彩が目の前に見る見る内に浮かぶような見事な情景描写。それまで美しいと思っていたものの価値が急にわからなくなったり、それに困惑したり、そういったもの... もっと読む

檸檬 (角川文庫)

125
3.88
梶井基次郎 電子書籍 2013年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙がかわいくて買ったけど、言い回しとかが難しかった。短編集だから、ちょっとは読みやすいのかなって思う。聞いたことのある台詞とかもあって面白いとは思う、 もっと読む

Kの昇天 (立東舎 乙女の本棚)

124
3.67
梶井基次郎 2021年10月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

溺死したKの死の謎を問われたわたし。 わたしは「K君は月へ登ってしまったのだ」と感じた。 それほどにK君は月光による影に魅入っていた。 短い... もっと読む

檸檬 (まんがで読破 MD116)

93
3.05
梶井基次郎 マンガ 2012年9月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なんとも言えない独特の暗さを感じさせる作品。 著者はいったい何が伝えたかったのか、というような読後の解釈は、読み手でかなり違うだろうなと想像できる。シンプ... もっと読む

檸檬

88
3.52
梶井基次郎 2009年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読んだら、己の理解力のなさを知った。二回目に読み直して、なんとも言えない気持ちになった。死に対する、作者の考え深さを知った。檸檬という一つの物質を精... もっと読む

愛撫

85
3.35
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の猫に対するサディスティックで残酷な妄想! 一度読んだら忘れられない。 猫とイチャイチャしているときに、白昼夢のように襲ってきそうな―――。 「(... もっと読む

桜の樹の下には

83
3.62
梶井基次郎 電子書籍 新字新仮名 1998年10月10日 青空文庫で見る 青空文庫

感想・レビュー

https://note.com/iamchihirosan/n/n8169abd5fd2a もっと読む
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