梶井基次郎のおすすめランキング

プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梶井基次郎のおすすめランキングのアイテム一覧

梶井基次郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『檸檬』や『檸檬 (角川文庫)』や『檸檬』など梶井基次郎の全443作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

檸檬

8072
3.59
梶井基次郎 1985年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「要約不可能な小説の例を挙げよ」と言われたら、『重力の虹』と『フィネガンズ・ウェイク』と『檸檬』を私は挙げるだろう。ただし意味合いはそれぞれ異なる。ピンチ... もっと読む

檸檬 (角川文庫)

6181
3.55
梶井基次郎 2013年6月21日 本で見る

感想・レビュー

彼の表現は個人的に好き。表題の「檸檬」を読む目的で購入しましたが、その他の作品も非常に面白く、やはり教科書で紹介されていた記憶のある作品は大人になって読む... もっと読む

檸檬

1302
3.56
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

漠然とした不安を描いているのでしょうか。 一過性で、どこか余裕すら感じさせる、若さ特有のフワフワした不安を文章にできるなんて素敵。 20代前半... もっと読む

檸檬 (ハルキ文庫)

1103
3.63
梶井基次郎 2011年4月1日 本で見る

感想・レビュー

檸檬が読みたくて買った作品。桜の樹の下には〜ってこの方の作品やったんですね…。 よく聞くフレーズですが、元の作品を読めてスッキリしました。 私が特に好き... もっと読む

梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)

817
3.81
梶井基次郎 1986年8月1日 本で見る

感想・レビュー

窓を覗く、檸檬を握る。私も彼と一緒のようなことを人生でやったことがある。でも彼のようには感じなかった。注視すべき一つの体験として自分のなかに刻まれなかった... もっと読む

檸檬 (乙女の本棚)

756
3.71
梶井基次郎 2017年7月19日 本で見る

感想・レビュー

梶井基次郎文学忌、檸檬忌。 何回目かの「檸檬」は、げみさんのお陰様で今までになく理解できた気がしています。 得体の知れない不吉な塊。 焦燥や嫌悪等では言... もっと読む

檸檬 (集英社文庫)

571
3.50
梶井基次郎 1991年5月17日 本で見る

感想・レビュー

私にとって檸檬とは一体何だったのか、最初にそんな疑問をもった。 私にとって檸檬は真実そのものだったのではないか。何かを見失っていくなかでつかんでいたい真... もっと読む

桜の樹の下には

562
3.52
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

短い小説。5分あれば読めるが難解である。 例えば死について。避けられないと怖れ、はたまた死の訪れがもたらす安堵に一喜一憂する思考かな。うまく感想を表現で... もっと読む

檸檬・冬の日 他九篇 (岩波文庫)

491
3.60
梶井基次郎 1985年6月17日 本で見る

感想・レビュー

『檸檬』は何度読んでも面白いです。読後の爽快感は本当にたまりません。真似する人がいるのも頷けます。 もっと読む

小説乃湯 お風呂小説アンソロジー (角川文庫)

288
3.02
アンソロジー 2013年3月23日 本で見る

感想・レビュー

お風呂小説のアンソロジー。 お風呂小説というジャンルがあったことに驚いた。 いいです。お風呂小説。 湯気とか想像しただけで温まります。 小さい... もっと読む

文豪死す

277
3.36
アンソロジー 2024年4月25日 本で見る

感想・レビュー

文豪6名の最後を飾った作品を集めたもの。同じような趣旨で、デビュー作代表作を集めた「文豪誕生」も読んで出版社の策にとても共感している。 表装は今風というか... もっと読む

梶井基次郎 (ちくま日本文学 028)

262
3.89
梶井基次郎 2008年11月1日 本で見る

感想・レビュー

自分が普段ダラダラ思い浮かべている事を、すっぱ抜かれたようで驚きました。不思議な感覚です。 作品と現実の感覚を超えそうな著者‥ もっと読む

Kの昇天 (乙女の本棚)

258
3.51
梶井基次郎 2021年10月15日 本で見る

感想・レビュー

梶井基次郎文学忌、結核の為死去。 1926年の作品。 イラストレーターは、しらこさん。 魂が影に移り 月へ向かう そんな情景 去年も「Kの昇天」レビュ... もっと読む

BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)

200
3.71
アンソロジー 2012年8月25日 本で見る

感想・レビュー

谷崎潤一郎のどフェチと宮沢賢治のメルヘンが並ぶ短編集。 読んだことあるもの、ないものあったが、どれも飽きずに読めた。 たまにはこのあたりのものを読み直し... もっと読む

文豪たちが書いた 「猫」の名作短編集

197
3.28
彩図社文芸部 2017年11月17日 本で見る

感想・レビュー

ニャンコ本多過ぎて追いつかない、、、嬉しい悲鳴を上げてます。 彩図社のPR 大好評の「文豪たちが書いた」シリーズ第4弾です!内田百閒、夏目漱石、小... もっと読む

Kの昇天

189
3.73
梶井基次郎 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

或いはKの溺死 1962年 梶井基次郎 檸檬忌 海岸近くで療養生活を送る、Kと“私”。私は、満月の夜、K君の浜辺で不思議な行動を見かける。思わず声をかけて... もっと読む

檸檬(新潮文庫)

171
3.39
梶井基次郎 電子書籍 1967年12月10日 本で見る

感想・レビュー

中学か高校の教科書で出逢った作品。それまで文学の面白さを知らなかったのですが、この作品を読んで、なんだこれは…!と衝撃を受けました。この作品に出会ってから... もっと読む

コーヒーと短編

140
3.14
アンソロジー 2021年10月1日 本で見る

感想・レビュー

今の気分ではなかった。ただそれだけ。 昭和の時代には40代が初老、60代が老人となっていた もっと読む

檸檬 (角川文庫)

138
3.71
梶井基次郎 電子書籍 2013年6月25日 本で見る

感想・レビュー

表紙がかわいくて買ったけど、言い回しとかが難しかった。短編集だから、ちょっとは読みやすいのかなって思う。聞いたことのある台詞とかもあって面白いとは思う、 もっと読む

コーヒーと小説

124
3.20
アンソロジー 2016年10月1日 本で見る

感想・レビュー

コーヒー屋さんが選んだコーヒーに合う短編集。 太宰治、宮沢賢治、坂口安吾… コーヒーが出てくる作品ではなく、現実のいろんなことをちょっと横に置いて、喫... もっと読む
全443アイテム中 1 - 20件を表示

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