森鴎外のおすすめランキング

プロフィール

森鷗外(1862~1922)
小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医。本名は森林太郎。明治中期から大正期にかけて活躍し、近代日本文学において、夏目漱石とともに双璧を成す。代表作は『舞姫』『雁』『阿部一族』など。『高瀬舟』は今も教科書で親しまれている後期の傑作で、そのテーマ性は現在に通じている。『最後の一句』『山椒大夫』も歴史に取材しながら、近代小説の相貌を持つ。

「2022年 『大活字本 高瀬舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森鴎外のおすすめランキングのアイテム一覧

森鴎外のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)』や『阿部一族・舞姫 (新潮文庫)』や『ヰタ・セクスアリス (新潮文庫)』など森鴎外の全1323作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)

3676
3.53

感想・レビュー

芦田愛菜さんの「まなの本棚」に感化され、拝読しました。 事前のイメージとは違い、内容は深くともさらっと読みやすく、ページ数も少ない為物足りないほどすぐ読み... もっと読む

阿部一族・舞姫 (新潮文庫)

2070
3.41

感想・レビュー

昭和54年8月15日 24刷 再読 そして、たぶん、これで読了なので覚書多め 「舞姫」 1890年 初期の代表作 ドイツ三部作 前途有望な日本人青年が... もっと読む

ヰタ・セクスアリス (新潮文庫)

1882
3.28

感想・レビュー

本題はラテン語で「VITA SEXUALIS」(性欲的生活)とのこと。森鴎外の前半生の性欲体験を小説に託し自伝体的に描いたもののようだ。これを収載した雑誌... もっと読む

雁 (新潮文庫)

1395
3.57

感想・レビュー

「夢見る帝国図書館」で刺激された読書の第二弾。 岡田は郷里から帰って間もなく、夕食後に例の散歩に出て、加州の御殿の古い建物に、仮に解剖室が置いてあるあた... もっと読む

舞姫 (集英社文庫)

1277
3.53
森鴎外 1991年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いわずとしれた森鴎外の初期の代表作。学業優秀でドイツ留学中の主人公が、踊り子エリスと出会い、同棲し、妊娠させるが、最終的には自分の将来のためにエリスを捨て... もっと読む

現代語訳 舞姫 (ちくま文庫)

845
3.39
森鴎外 2006年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み始めて5分、 これはとんでもない読後感を得るんだろうな、 そんな予知があった。 そして、震えた。 このやりきれなさ、あーあ。あーあ。 優しい... もっと読む

青年 (新潮文庫)

722
3.30
森鴎外 1948年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時は明治。田舎の裕福な家庭に育ったぼんぼんの小泉純一は、上京し小説家を志していた。東京では同郷の小説家や、美術学校に通うかつての同級生の瀬戸、文学を愛好す... もっと読む

山椒大夫・高瀬舟 他四編 (岩波文庫 緑 5-7)

674
3.59
森鴎外 2002年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山椒大夫を読みたくて手に取ってみたものの他にも衝撃的な作品が多くものすごく考えさせられます。 「最後の一句」 これは、まさにいちの最後の一言につきる作... もっと読む

舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0)

669
3.36
森鴎外 1981年1月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初の数ページは文語体に慣れるのに苦労した しばらく日々飽きもせず同じページばかりを眺めていると不思議なことに理解できるようになってくる 解釈が完全に... もっと読む

高瀬舟 (集英社文庫)

623
3.59
森鴎外 1992年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

森鴎外の文章好きだなぁと思えた一冊。 文豪と呼ばれる人たちの作品をそれなりに読んできたけど、かなり好きな部類に入ると思う(谷崎には負ける)  学生時代に教... もっと読む

舞姫

617
3.25
森鴎外 電子書籍 2012年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とある青年の懺悔の物語。 16歳で教科書で読んだ時は「ひどい男だ」程度の感想だったのに、30歳を過ぎて読むと、主人公豊太郎の優柔不断と自己嫌悪、それを他者... もっと読む

高瀬舟

600
3.99
森鴎外 電子書籍 2012年9月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中学の時に教科書で読んだ時は「安楽死を扱った話」として習い、それに疑いを持たなかった。でも、この歳になって読むと、実はこの話、人生における「足るを知る」の... もっと読む

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 (角川文庫)

565
3.49
森鴎外 2012年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

後半漢字が多すぎるストーリーは、病気の身体を休めるのには、まったく向いてなかった。健康だったら読めたかと言ったら、それも疑問だけど。 「高瀬舟」の話は良か... もっと読む

舞姫・うたかたの記 (角川文庫)

547
3.46
森鴎外 2013年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

Audibleにて。 ナレーターは五月女忠夫さん。エリスの声の部分だけ、女性の方が担当されていて、これがまたピッタリなの。 昨年からブクロブでもよく目に... もっと読む

樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集13)

365
3.95
夏目漱石 2015年2月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本文学全集3冊目。今まで出た装丁の中ではこれが一番好き。パッと見川上未映子なのかと思うけどどうやら美登利が描かれてるらしいですね。 実のところお恥ずか... もっと読む

渋江抽斎 (岩波文庫)

346
3.62
森鴎外 1999年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東京文京区森鷗外旧居「観潮楼」跡地に森鴎外記念館があります。谷根千と呼ばれる地域です。近隣には、吾輩は猫であるを執筆した夏目漱石旧居跡地があり、猫のオブジ... もっと読む

雁 (岩波文庫 緑 5-5)

267
3.36
森鴎外 2002年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

鴎外は『舞姫』を現代文の教科書で読んだことがある。それっきり。 そもそも、国語の授業を通しての作家との出会いっていうのは、私の場合たいてい上手くいか... もっと読む

ちくま日本文学017 森鷗外 (ちくま文庫)

226
3.57
森鷗外 2008年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山椒大夫は琴線に触れたとても良い作品でした。舞姫は、文語体表記だったので私には読みにくく苦戦…現代語訳しているものを探して読みたいです。初めて手にしたちく... もっと読む

阿部一族―他二編 岩波文庫 (岩波文庫 緑 5-6)

218
3.63
森鴎外 2007年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久方ぶりの鴎外。但し舞姫は除く。 月並みだけど、やっぱり鴎外面白い。 特に阿部一族。殉死にまつわる心理描写をこんな精緻に書けるのって、鴎外か漱石くらいなの... もっと読む

舞姫 (まんがで読破)

215
3.31
森鴎外 マンガ 2008年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(ネタバレ注意) 国費留学生としてドイツに渡った豊太郎とトップダンサーに勤める下級階層のエリスの悲愛の物語り。 ひたすらエリートの道を歩んでき... もっと読む
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