檀一雄のおすすめランキング

プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ その愛』『リツコ その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

檀一雄のおすすめランキングのアイテム一覧

檀一雄のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)』や『火宅の人 (上巻) (新潮文庫)』や『火宅の人 (下巻) (新潮文庫)』など檀一雄の全229作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

881
3.88
檀一雄 2002年9月23日 本で見る

感想・レビュー

太宰治、坂口安吾と並び称せられた、無頼派三羽烏の人檀一雄ですが、文壇きっての料理人、檀流クッキングは新聞コラムで大人気だったようです。  檀流の系譜は檀太... もっと読む

火宅の人 (上巻) (新潮文庫)

747
3.55
檀一雄 1981年7月28日 本で見る

感想・レビュー

作者の前時代的なクズ男人生をなぞっていく内容だが、口があまりにも巧すぎる。 男の破綻を孕んだ情緒が都度完璧に言語化される。 作者のカラッとした筆致も相ま... もっと読む

火宅の人 (下巻) (新潮文庫)

543
3.51
檀一雄 1981年7月28日 本で見る

感想・レビュー

これほど赤裸々で観察にあふれた物語を本当に初めて読んだ。冒頭の次郎ちゃんのくだりは美しく、その透明さが主人公の好き勝手な人生をまるで水の膜の向こうの出来事... もっと読む

文豪妖怪名作選 (創元推理文庫)

235
3.72
アンソロジー 2017年8月11日 本で見る

感想・レビュー

【尾崎紅葉「鬼桃太郎」】 桃実より生まれ出でたる桃太郎に攻め込まれて敗北した鬼が島。末代までの恥辱を注ぐべく、武勇優れたる鬼を持って桃太郎の若衆首を挙げ... もっと読む

美味放浪記 (中公文庫BIBLIO)

225
3.17
檀一雄 2004年4月23日 本で見る

感想・レビュー

日本はおろか世界中、様々な場所への放浪を繰り返した老ヒッピーが、先々で体験した飲食(おんじき)を旅行記風に語る。先入観に囚われず、差し出された物を素直に嚥... もっと読む

妖 (百年文庫 16)

207
3.85
アンソロジー 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

三人の作家の書くなまめいた話があなたを掴んで離さない! 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓ https://opc.kinjo-u.ac.jp... もっと読む

小説 太宰治 (P+D BOOKS)

176
4.22
檀一雄 2019年6月13日 本で見る

感想・レビュー

・太宰治コーナーにあったのがびっくり。 ・檀一雄さんの太宰治愛がすごい。ほー。 こんな友人というか師というかいい関係。迷惑かけたりかけられたり。かけられた... もっと読む

小説 太宰治 (岩波現代文庫 文芸 12)

172
3.77
檀一雄 2000年2月16日 本で見る

感想・レビュー

ひとりの作家がひとりの天才に出逢ってからその別れまでのたいせつな記憶。 壇一雄にとって、太宰はとても大きな存在だったんだろう。その才能を妬み羨み、そ... もっと読む

太宰と安吾 (角川ソフィア文庫)

149
3.75
檀一雄 2016年1月23日 本で見る

感想・レビュー

檀一雄が、太宰治と坂口安吾のエピソードを語り、その書評もされた1冊。 新聞や雑誌に掲載されたものがほとんどなのだろう、けっこう重複する内容もあったのが少... もっと読む

アンソロジーたまご

142
3.25
阿川佐和子 2025年3月7日 本で見る

感想・レビュー

料理でもするかと思い、料理に関わるエッセイを読んでみた。たまご料理くらい、自分にできるぞ!なんでもこい。という心持ち。 読んでみると至ってシンプル。私は... もっと読む

漂蕩の自由 (中公文庫)

116
3.38
檀一雄 2003年8月25日 本で見る

感想・レビュー

漂蕩って美しい言葉だなあ。風に吹かれてあちらこちらへ思うがままに世界中さすらうなんてのは、女の身でなくても、今の時代には難しいだろうな。ネットがあれば「明... もっと読む

完本 檀流クッキング

114
3.67
檀一雄 2016年3月25日 本で見る

感想・レビュー

本文は白黒で、後付けのレシピと写真はカラー。印刷料金の節約かな?と最初は思ったけど、読んでるうちに檀さんの文章との差、時代も違うし、を感じられるしこれでい... もっと読む

わが百味真髄 (中公文庫BIBLIO)

91
3.59
檀一雄 2006年2月23日 本で見る

感想・レビュー

だいすき。 もっと読む

花筐 (光文社文庫)

73
3.00
檀一雄 2017年12月7日 本で見る

感想・レビュー

・花筐 ・元帥 ・白雲悠々 ・ペンギン記 ・誕生 ・光る道 個人最喜歡的一篇是元帥,回想起曾經去參觀的柳川風景。元帥的大器卻生不逢時,去當礦工... もっと読む

リツ子・その愛・その死 (新潮文庫)

59
3.69
檀一雄 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

名作なのに今は売ってないのではないかな・・・病気の人間を抱える家族の葛藤が凄い、泣ける もっと読む

檀流クッキング (中公文庫)

58
3.89
檀一雄 1975年1月1日 本で見る

感想・レビュー

よくもまあこんなに色々な料理をしたものだと舌を巻く。 文章のみのほうが想像力が働くので食エッセイは大好きなのだが、群を抜いて面白い。 淡々と料理の説明、作... もっと読む

太宰と安吾

57
3.09
檀一雄 2003年5月1日 本で見る

感想・レビュー

無頼派の代表的二人と、檀君について知りたいのなら、まずこれ! と聞いたのだけど、本当だった。 二人の傍らにいたからこそ、知り得る情報が多い。 もっと読む

檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

57
3.18
檀一雄 電子書籍 2010年9月2日 本で見る

感想・レビュー

高校時代、昭和55年に中公文庫で購入。壇一雄のイラストが描かれており、広げた黒いエプロンに牛、豚、魚、茄子、大根、葱、蕪、ピーマン、さやえんどうなどが並ん... もっと読む

花筐 (P+D BOOKS)

36
4.00
檀一雄 2017年12月5日 本で見る

感想・レビュー

「元帥」が好き。「光る道」の描写がとても綺麗。 もっと読む

美味放浪記 (中公文庫)

32
3.44
檀一雄 1976年1月1日 本で見る

感想・レビュー

高知の”皿鉢(さわち)料理”:もともと五穀豊穣の祈願祭や収穫祭で神前に様々な食材が供えられ、神事の後、供えられていた食材をおろし、御厨(みくりや)などで神... もっと読む
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