水上勉のおすすめランキング

プロフィール

少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。

「2022年 『精進百撰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水上勉のおすすめランキングのアイテム一覧

水上勉のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『土を喰う日々 わが精進十二カ月 (新潮文庫)』や『飢餓海峡 (上) (新潮文庫)』や『飢餓海峡 (下) (新潮文庫)』など水上勉の全1120作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

土を喰う日々 わが精進十二カ月 (新潮文庫)

1298
3.88
水上勉 1982年8月27日 本で見る

感想・レビュー

映画の「土を喰らう十二ヶ月」を観てたいへん面白かった。面白かったが、まさかあんな美人の編集者(松たか子)と懇ろの仲になっていたとまでは流石に思わなかったが... もっと読む

飢餓海峡 (上) (新潮文庫)

581
3.76
水上勉 1990年4月8日 本で見る

感想・レビュー

水上勉作の社会派推理小説。 尤も犯人当てタイプではなく、北海道や東北の貧しい村に生まれた男女と、彼らが貧困から逃れられない仕組みを描いていると思われる。 ... もっと読む

飢餓海峡 (下) (新潮文庫)

472
3.89
水上勉 1990年4月8日 本で見る

感想・レビュー

戦後すぐ、台風が迫る中青森を出航した青函連絡船層雲丸が転覆する。この事故で何百名という乗員と乗客が海に投げ出され、帰らぬ人となった。 そして、この遭難で回... もっと読む

雁の寺・越前竹人形 (新潮文庫 み-7-3 新潮文庫)

449
3.85
水上勉 1969年3月24日 本で見る

感想・レビュー

最近福井県がブームとの事で、俺たちの水上勉さんをフィーチャーしてみました。 氏の作品は『飢餓海峡』のみでしたが、古い作品ながらも最高に面白かったですね。も... もっと読む

ブンナよ,木からおりてこい (新潮文庫 み-7-14 新潮文庫)

310
3.79
水上勉 1981年8月27日 本で見る

感想・レビュー

読む前は、童話であり、お寺近くに住まうカエルや動物たちが出てくる話だから、ホッコリするものかと思いきや、壮絶な物語でした。 冒険大好きで跳ぶことが得意な... もっと読む

櫻守 (新潮文庫)

273
3.84
水上勉 1976年5月4日 本で見る

感想・レビュー

【櫻守】 桜を愛したある庭師の一生。 内容の多くは、主人公である庭師の師匠の話だが、師弟共に仕事に対する揺るぎない信念と情熱が文章から溢れ出る。二人共、今... もっと読む

五番町夕霧楼 (新潮文庫)

172
3.49
水上勉 1987年1月1日 本で見る

感想・レビュー

偶然ながら今日は金閣が放火によって焼け落ちた日なのだそうだ。この小説は薄幸の遊女、夕子と金閣寺放火僧との悲恋の物語。 簡単に言ってしまえばそうなんだけど... もっと読む

土を喰ふ日々

151
3.77
水上勉 1978年12月8日 本で見る

感想・レビュー

著者のお婆ちゃんが 山椒の醤油漬けを 継ぎ足し継ぎ足しして それとご飯ばかりで食事をされていて あ~ そういうお婆ちゃんいたなぁ って 今で考えた... もっと読む

金閣炎上 (新潮文庫)

138
3.84
水上勉 1986年1月1日 本で見る

感想・レビュー

偶然みたNHKアナザーストーリーという番組の再放送で、「金閣寺放火事件」が取り上げられ、そこでこの作品が紹介されていました。 戦争という時代背景、両親と... もっと読む

一休 (中公文庫)

120
3.88
水上勉 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

★3.5 主に森侍者との関わりが読みたくて手にとった。古い文献からの引用は理解出来ない部分が多々あったが、一休和尚の生き方はよく伝わって来た。 余談であ... もっと読む

ヒロシマ・ナガサキ 閃 (コレクション 戦争と文学 19)

107
4.13
浅田次郎 2011年6月3日 本で見る

感想・レビュー

ヒロシマ、ナガサキについて主に書かれた作品集 今まで読んだものと、少し違ったことが書かれていた。 あまりに厚く重く、読んでない話もあり、、、 ビキニ島... もっと読む

五番町夕霧楼 (P+D BOOKS)

105
3.63
水上勉 2016年11月8日 本で見る

感想・レビュー

金閣寺の修行僧が引き起こした金閣寺の放火をモチーフにした小説。会話が多く、大変読みやすい。 本作では、金閣寺は鳳閣寺となっている。焦点を当てられるのは、京... もっと読む

セレクション 戦争と文学 ヒロシマ・ナガサキ (1) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

102
4.38
アンソロジー 2019年7月19日 本で見る

感想・レビュー

美輪明宏さんが国民学校三年生だったころの長崎での体験をもとにした「戦」がいつまでも頭から離れない。 『「どうか死なせてくれまっしえ! 離してくれまっ... もっと読む

良寛 (中公文庫)

97
3.42
水上勉 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

(2016.02.06読了)(2016.01.31借入) 良寛さんの名前は知っているし、子供と一緒に手鞠をついて遊んでいた、という逸話も聞いたことがあり... もっと読む

飢餓海峡 (上)

92
3.81
水上勉 2005年1月24日 本で見る

感想・レビュー

2020.12.31 図書館 もっと読む

いのちの小さな声を聴け (新潮文庫)

81
3.31
水上勉 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

※1998.8.26読了  2008.10.12売却済み もっと読む

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―(新潮文庫)

71
3.83
水上勉 電子書籍 1982年8月27日 本で見る

感想・レビュー

1957年に発刊された本。 映画化されることもあり、本屋さんで平積みされていた。 タイトルも気になり、手に取った一冊。 精進とは。 これからもできるだけ... もっと読む

飢餓海峡 (下)

70
4.00
水上勉 2005年1月24日 本で見る

感想・レビュー

2021.01.15 図書館 もっと読む

禅とは何か それは達磨から始まった (中公文庫)

67
3.63
水上勉 2018年12月21日 本で見る

感想・レビュー

若いころから、禅の世界に魅かれています。禅のもつシンプルだけど力強い雰囲気が好きで、座禅を組みにお寺に通ったこともあります。 しかし実際に学ぼうとすると、... もっと読む

金閣炎上(新潮文庫)

64
3.44
水上勉 電子書籍 1986年2月27日 本で見る

感想・レビュー

金閣寺を放火した犯人の修行僧、林養賢が、犯罪を犯すに至るその背景を出生から親子関係から、師弟関係まで精密な取材をもとに描いた小説的なスタイルをとったノンフ... もっと読む
全1120アイテム中 1 - 20件を表示

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