水野忠夫のおすすめランキング

プロフィール

水野 忠夫(みずの・ただお):1937-2009年。中国吉林市生まれ。早稲田大学文学部露文科卒業、早稲田大学文学部教授を経て、同名誉教授。専攻、20世紀ロシア文学・ロシア文化。著書に『マヤコフスキイ・ノート』『囚われのロシア文学』、訳書に『ロシア・フォルマリズム文学論集1・2』、ショーロホフ『静かなドン』、シクロフスキー『散文の理論』などがある。

「2023年 『ロシア・アヴァンギャルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水野忠夫のおすすめランキングのアイテム一覧

水野忠夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『巨匠とマルガリータ』や『巨匠とマルガリータ (上) (岩波文庫)』や『巨匠とマルガリータ (下) (岩波文庫)』など水野忠夫の全56作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

巨匠とマルガリータ

677
4.15

感想・レビュー

ウクライナ出身の作家。謎の人物ヴォランドがモスクワの街に出現し、大混乱が始まる。奇想天外な怪奇&エンタメ?小説。巨匠とマルガリータの愛の物語。ヴォランド一... もっと読む

巨匠とマルガリータ (上) (岩波文庫)

632
4.18

感想・レビュー

現ウクライナ・キーウ生まれのブルガーコフ(1891-1940)の長編。 20世紀のモスクワとイエス・キリストの時代のゴルゴタの丘を行き来する、めくるめく... もっと読む

巨匠とマルガリータ (下) (岩波文庫)

425
4.10

感想・レビュー

モスクワに突如現れた悪魔ヴォラントは異常な乱痴気騒ぎを引き起こす。一方、エルサレムでは、総督ピラトゥスがイエス(ヨシュア)を処刑したことで苦悩している。 ... もっと読む

悪魔物語・運命の卵 (岩波文庫)

248
3.38

感想・レビュー

20世紀ロシアの作家・劇作家ブルガーコフ(1891-1940)による中編二作。どちらも、ロシア文学特有のあの重苦しさとは異なり、どこか現代的に洗練されてい... もっと読む

犬の心臓 (Kawadeルネサンス)

171
4.02

感想・レビュー

犬が人間になる。それも人間が下品と思う部分を多分に持ち合わせている人格に。この手の小説は苦手だけれど、物語として面白い。最後の締めくくりも予想外で最後まで... もっと読む

ロシア・アヴァンギャルド 未完の芸術革命 (ちくま学芸文庫)

109
4.00
水野忠夫 2023年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

バーリンの『ロシアインテリゲンツィアの誕生』を読んで、19世紀のロシア思想に浸ったまま、抜け出したくない気持ちから本書を手に取った。 本書は、ロシア... もっと読む

巨匠とマルガリータ (上) (岩波文庫)

83
4.58
ブルガーコフ 電子書籍 2015年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

TEA-OPACのリンクはこちら! https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=from... もっと読む

劇場 (白水Uブックス)

76
3.50

感想・レビュー

未完に終わったブルガーコフ最後の長編。 巻末解説にもあるように、本作はブルガーコフの自伝的な側面が非常に強い。あの当時のソビエトという国で、粛清されなか... もっと読む

ショスタコーヴィチの証言 (中公文庫 )

57
3.67

感想・レビュー

-ここには、不愉快で、悲劇的ですらあるたくさんの現象、また、陰鬱で、胸の悪くなるような何人かの人物が描かれている- 世界的作曲家が、死後、国外での発... もっと読む

散文の理論

53
3.60

感想・レビュー

2009/ 2009/ シクロフスキーの考えには賛成です。 雑誌・文藝(2009年冬)のアンケートの答え:榎本正樹 もっと読む

ショスタコーヴィチの証言 (中公文庫 )

51
3.30
S.ヴォルコフ 1986年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ショスターコヴィチの音楽は皆目知らない(youtubeで聴いてもイマイチ反応できない)素人なので、多分この本の魅力の半分以上感じ取れていないとは思います。... もっと読む

新版 マヤコフスキイ・ノート (平凡社ライブラリー 598)

37
4.00
水野忠夫 2006年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「一人の人間の厳粛な死が一つの時代の終焉を象徴し、そしてつぎに訪れる時代を予告するということ自体、不幸なことにはちがいない」政治と歴史がマヤコフスキーを詩... もっと読む

巨匠とマルガリータ (下) (岩波文庫)

37
4.50
ブルガーコフ 電子書籍 2015年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

TEA-OPACのリンクはこちら! https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=from... もっと読む

ロシア文学 名作と主人公 (知の系譜 明快案内シリーズ)

26
4.00
水野忠夫 2009年11月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロシア文学を読みたい読みたいと思いつつ、超有名どころしか知らないのでもっとロシア文学を知りたくなり図書館で借りた。 プーシキンの時代から順番にその時代の... もっと読む

詩的言語とはなにか: ロシア・フォルマリズムの詩的理論

25
3.60

感想・レビュー

ロシア語についてはまったくわからないので多少心配であったけれど、別にそれで困るということはあまりなかった。 これまで詩というのはよくわからぬ言葉の羅列とい... もっと読む

犬の心臓 (1982年) (河出海外小説選〈36〉)

14
3.57

感想・レビュー

SFチックなストーリーだが、あとがき曰く革命家と民衆の姿のメタファーかつ風刺だと。革命家でなくても、好意的な人物の発言を持ち上げ、期待を裏切られると口汚く... もっと読む
全56アイテム中 1 - 20件を表示
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