永井荷風のおすすめランキング

プロフィール

永井荷風

一八七九(明治一二)年東京生まれ。一九〇三年より〇八年まで外遊。帰国後『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表。五九(昭和三四)年没。主な作品に『ぼく東綺譚』『断腸亭日乗』がある。

「2020年 『吉原の面影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永井荷風のおすすめランキングのアイテム一覧

永井荷風のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)』や『ぼく東綺譚 (新潮文庫)』や『摘録 断腸亭日乗 上 (岩波文庫)』など永井荷風の全889作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

1106
3.63
永井荷風 1948年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

玉の井の私娼窟を舞台とした、永井荷風58歳の作品。荷風が玉の井を実地調査した話は彼の『断腸亭日乗』で読んだが、それがこのような静かな作品として結晶したこと... もっと読む

ぼく東綺譚 (新潮文庫)

786
3.43
永井荷風 1951年12月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

関東大震災の記憶が残る昭和初期の東京。作者に比した小説家の主人公がふとしたことから玉の井の私娼街で出会った娼婦の家へ入り浸り、ある夏を過ごした様子を作者自... もっと読む

摘録 断腸亭日乗 上 (岩波文庫)

575
3.77
永井荷風 1987年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブログを続けていくにつれ、果たして日記とどのように違うのか? プロフとは? twitterとは? 掲示板とは? などという思いに駆られることが少なくないの... もっと読む

つゆのあとさき (岩波文庫 緑 41-4)

405
3.63
永井荷風 1987年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んだのは、偶然梅雨の始めから梅雨の終わりにかけてだった。カフェの女給君江の遭う酷い仕打ちも夜の驟雨の中だった。そこから最終頁にかけての展開が面白い。また... もっと読む

ふらんす物語 (新潮文庫)

396
3.47
永井荷風 1951年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

当時、刊行直前に発禁処分になったということで気になって読了。外遊の収穫で彼の青春を記念する作品、帰朝の直後明治四十一年終わりから四十二年正月にかけて雑誌発... もっと読む

摘録 断腸亭日乗 下 (岩波文庫)

390
3.84
永井荷風 1987年8月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 1917(大正6)年、荷風38歳の頃から書き始められ、79歳で亡くなる直前、1959(昭和34)年4月29日まで書き続けられた日記。  荷風はこれ以前... もっと読む

お金本

324
3.21
夏目漱石 2019年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悲喜こもごも もっと読む

ふらんす物語 (岩波文庫)

270
3.32
永井荷風 2002年11月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

実は一度読んで挫折してしまったこの本。2度目の今回は作者荷風のことも、少し勉強してから読みました。 熱烈なフランスへの憧れは、まるでふらんすそのものに恋... もっと読む

あめりか物語 (岩波文庫)

267
3.43
永井荷風 2002年11月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

★4.0 「夏の海」 ★3.5 「船室夜話」「酔美人」 明治時代に荷風が見たあめりかと現代のアメリカは根本的にはあまり変わっていないと思うのだけれど。... もっと読む

すみだ川・新橋夜話 他一篇 (岩波文庫)

245
3.54
永井荷風 1987年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芸妓を描いた新橋夜話が余韻を残す切なさがあってよい。 男女の刹那的な関係の美しさを読みたい方は、ぜひ。 もっと読む

荷風随筆集 上: 日和下駄他16篇 (岩波文庫 緑 41-7)

192
3.48
野口冨士男 1986年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 岩波文庫版の荷風の随筆集上巻は、「東京」をめぐる随筆を集めるコンセプトであったらしい。  確かに、本書所収の文章において、永井荷風はひたすらに東京(市... もっと読む

BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)

192
3.73
芥川龍之介 2012年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎のどフェチと宮沢賢治のメルヘンが並ぶ短編集。 読んだことあるもの、ないものあったが、どれも飽きずに読めた。 たまにはこのあたりのものを読み直し... もっと読む

腕くらべ (岩波文庫 緑 41-2)

175
3.81
永井荷風 1987年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 1917(大正6)年、荷風38歳。中期の傑作とされる小説。  西洋近代小説的な結構を持ち、ゾラやモーパッサンの影響が窺え、特に荷風自身が翻訳したことも... もっと読む

百年小説

151
4.13
森鴎外 2008年12月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いやぁよく読んだと思うよ~杯(森鴎外)夢十夜(夏目漱石)一口剣(幸田露伴)拈華微笑(尾崎紅葉)吾が家野の富(徳冨蘆花)武蔵野(国木田独歩)風呂桶(徳田秋声... もっと読む

日和下駄 (講談社文芸文庫)

139
3.61
永井荷風 1999年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1913~14年に連載された東京散策記。つまり、関東大震災前の東京の光景が記録されている。 本書を通読して目を惹くのは、荷風の都市景観論である。たと... もっと読む

ちくま日本文学019 永井荷風 (ちくま文庫)

136
3.66
永井荷風 2008年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/891415 もっと読む

夢の女 (岩波文庫)

127
3.36
永井荷風 1993年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

藩士の娘として生まれながらも、家族を養うために廓に身を落としながらも健気に生きる女性の半生。 よくもまぁここまでの哀しい物語を、と思いながらも、当時はこう... もっと読む

江戸芸術論 (岩波文庫)

127
3.59
永井荷風 2000年1月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江戸芸術全般ではなく、主には江戸時代の浮世絵について、大正年間、未邦訳の外国語文献も駆使して、一切図版を使わずに全般的に述べた本。好事家の域を超えて専門家... もっと読む

珊瑚集―仏蘭西近代抒情詩選 (岩波文庫)

123
3.86

感想・レビュー

文語自由詩への訳出であるが、読み進めるうちに、その雅語的表現が鼻についてくる。 好みもあろうが、やはり文語は定型詩こそ相応しいと思う。 もっと読む

荷風随筆集 下 (岩波文庫 緑 41-8)

110
3.79
野口冨士男 1986年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 この岩波文庫版荷風随筆集は上巻が東京という土地に関するものを収めていたが、下巻はもっと幅広い話題が集まっている。  巻頭の「妾宅」(1912《明治45... もっと読む
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