江藤淳のおすすめランキング

プロフィール

江藤淳
一九三二(昭和七)年、東京生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒業。五六年刊行の『夏目漱石』で新鋭批評家として一躍脚光を浴びる。六九年末から約九年にわたり毎日新聞の文芸時評を担当。主な著書に『決定版 夏目漱石』『漱石とその時代』(菊池寛賞、野間文芸賞)『小林秀雄』(新潮社文学賞)『一族再会』『成熟と喪失』など。九九(平成一一)年、死去。

「2021年 『石原慎太郎・大江健三郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江藤淳のおすすめランキングのアイテム一覧

江藤淳のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫 M 252)』や『チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)』や『占領軍の検閲と戦後日本 閉された言語空間 (文春文庫)』など江藤淳の全310作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫 M 252)

715
4.00
江藤淳 1984年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ニューヨークに住む脚本家のヘレーンと、ロンドンの古書店との20年間に及ぶ往復書簡集。 ここまで文通で可能なのかと、驚くほどの深い感銘を与えてくれる。 ... もっと読む

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)

692
3.92
ヘレーン・ハンフ 2021年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロンドンの古書店勤務のフランクとニューヨークの脚本家のへレーン、そして徐々に2人の周りの人々との友好関係が、古本の購入を通じて深まっていくのが、本当に心温... もっと読む

占領軍の検閲と戦後日本 閉された言語空間 (文春文庫)

493
3.87
江藤淳 1994年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

米国立公文書館で文献を集め、War Guilt Information Programの実態を曝露。 ポツダムにより「軍」が無条件降伏したのであり、国家... もっと読む

成熟と喪失 “母”の崩壊 (講談社文芸文庫)

382
3.99
江藤淳 1993年10月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第三の新人達を論評したものでは最も優れている。安岡章太郎の「海辺の光景」の分析は秀逸。 もっと読む

決定版 夏目漱石 (新潮文庫)

178
3.66
江藤淳 1979年7月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漱石は兄嫁との禁じられた恋に悩んでいたらしい。 だから、漱石は他人の女の子に手を出そうとする男の子を書くのだと思った。 もっと読む

増補普及版 日本の最終講義

122
1.00
鈴木大拙 2022年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東2法経図・6F開架:041A/Su96n//K もっと読む

妻と私

121
3.77
江藤淳 1999年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こんなに深く優しく生涯愛してくれる連れ合いに出会えて慶子さんも幸せだったろうなと思う。 残り少ない時間を言い争地に費やしたくない。 一旦死の時間に深く浸... もっと読む

日本の最終講義

111
3.00
鈴木大拙 2020年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中村元、清水幾太郎、遠山啓、土井健郎、河合隼雄、梅棹忠夫、日野原重明を読んだ。 各先生の著作にも挑戦したいのだが、如何せん知識が浅すぎて太刀打ちできない…... もっと読む

太宰よ! 45人の追悼文集: さよならの言葉にかえて (河出文庫)

89
3.57
青山光二 2018年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年の桜桃忌はさくらんぼを片手に遥々三鷹までお墓参りに訪れようと考えていたのですが、昨今の情勢を考慮してお墓参りは一旦延期し、昨年蔦屋書店で購入した本書を... もっと読む

小林秀雄 江藤淳 全対話 (中公文庫)

87
3.22
小林秀雄 2019年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

対談、対話形式の本は読みやすいので、特に小林秀雄を読む時には重宝する。 BGMを流しながら読んでいたからか、対話ってドラマだなぁという思いが浮かんだ... もっと読む

漱石とその時代 1 (新潮選書)

85
4.00
江藤淳 1970年8月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江藤淳の漱石論は明治という時代抜きには語れないところがある。そういう意味でも彼の名著。 もっと読む

文学と私・戦後と私 (新潮文庫)

74
3.21

感想・レビュー

夏目漱石を読破したら江藤淳の『夏目漱石』を読もう、と思っていた。でも取り付き難かったら厭きるよな~と逡巡中、あ、ちょうどエッセイ撰集の文庫版が復刊、飛びつ... もっと読む

近代以前 (文春学藝ライブラリー)

72
3.83
江藤淳 2013年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本の文学は慶長五年(1600年)を境にして30年から60年間完全に空白であった。 日本文化を中国文化の外縁に位置する一つの変種としてとらえようとする欧米... もっと読む

アメリカと私 (講談社文芸文庫)

69
3.14
江藤淳 2007年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分を厳しい環境に置く異文化体験 所蔵情報 https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?r... もっと読む

吉本隆明 江藤淳 全対話 (中公文庫)

62
3.43
吉本隆明 2017年2月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

吉本隆明が江藤淳の世界を読者に向けて引き出している対談集という感じがする。文学・歴史・政治・思想‥、先賢や日本の独自性も踏まえ、あらゆる知的な営為を会話の... もっと読む

妻と私・幼年時代 (文春文庫)

57
3.68
江藤淳 2001年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作よりどちらかというと「幼年時代」のほうが面白かった。まあ、もうちょっと歳をとらないと味わいがわからないのかも。 もっと読む

漱石とその時代 2 (新潮選書)

54
3.60
江藤淳 1970年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/448026 もっと読む

小林/秀雄 (講談社文芸文庫)

54
3.77
江藤淳 2002年8月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江藤淳 小林秀雄 評伝 小林秀雄の批評構造を明確にして、そこに至るプロセス(宿命)や個々の批評の目線を論じていく構成。 中原中也、その恋人、ランボオに... もっと読む

荷風散策―紅茶のあとさき (新潮文庫)

51
3.71

感想・レビュー

江藤淳 永井荷風論。著者は 荷風と著作の関係性において 時間と空間を 読み手に意識させている。荷風の現実空間と時間を記録した「断腸亭日乗」と 小説空間(小... もっと読む
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