河野多恵子のおすすめランキング

河野多恵子のおすすめランキングのアイテム一覧

河野多恵子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『みいら採り猟奇譚 (新潮文庫 こ-9-2)』や『幼児狩り・蟹 (新潮文庫 こ-9-1)』や『秘事・半所有者 (新潮文庫)』など河野多恵子の全114作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

みいら採り猟奇譚 (新潮文庫 こ-9-2)

170
3.36
河野多恵子 1995年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新婚夫婦のSMがエスカレートしていく話だが、フォーカスは性の描写ではなく狙いはもっと深い。 戦時中という舞台で家督相続などお家関係をメインに物語が進みな... もっと読む

幼児狩り・蟹 (新潮文庫 こ-9-1)

151
3.22
河野多恵子 1973年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「幼児狩り」を読んでさっぱりわからなかったのが高校生のころ。今回読み返してまず面白く感じたのは、倒錯的な嗜好を持っている人の、ヘンタイでありつつも地味に普... もっと読む

秘事・半所有者 (新潮文庫)

134
3.47
河野多恵子 2003年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

愛に満ちた長編『秘事』、20p弱で終わる衝撃的な『半所有者』のとんでもない2本立て。 『みいら採り猟奇譚』でも感じたが、河野多惠子の表現する男女の愛の美学... もっと読む

小説の秘密をめぐる十二章 (文春文庫)

106
3.60
河野多恵子 2005年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2015.9.14読了 精神的種族拡大 熱心な愛読者は、自分こそがその作家の唯一本当の理解者であるような気持ちになる。その作家が自分の生まれる百年も前に亡... もっと読む

文学問答

93
3.45
河野多恵子 2007年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

対談。 もっと読む

逆事

84
2.63
河野多恵子 2011年5月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読。 死をテーマとした短編集という事で良いのだろうか。生きとし生けるもの全てに必ず訪れる死の冷たく薄暗い気配が漂っている。 全体に淡々と状況説明が続き... もっと読む

不意の声 (講談社文芸文庫)

72
3.90
河野多恵子 1993年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

理屈をこねくり回しても無駄な,もの凄く妖しさ全開の世界観の中で,亡霊の囁きは真っ直ぐだ。 もっと読む

幼児狩り・蟹 (P+D BOOKS)

69
3.22
河野多恵子 2017年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「幼児狩り」「劇場」と読んでピンと来なかったのでう〜んと思っていたが「堀の中」「雪」「蟹」ととても面白く読んだ。「夜を往く」はまたなんかう〜んだった。どう... もっと読む

黒い炎 背徳についての七篇 (中公文庫)

68
3.42
アンソロジー 2018年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

背徳。それは、道徳に背く行為。甘美な響。 円地さんの文学忌に何か読もうと図書館蔵書検索して、なんとも興味深い一冊をお借りする。 なかなかの文士様達からの選... もっと読む

赤い唇・黒い髪 (新潮文庫)

66
3.38
河野多恵子 2001年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

静謐な趣きな作品集であり、秘められた性欲がにじみ出る。それぞれの作品をさらりとは読み終えるのは難しく、次の作品に向かうのには意志が必要だった。 もっと読む

小説の秘密をめぐる十二章

65
3.48
河野多恵子 2002年3月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった。なるだけ作者は自由にという思いと同時に、やはり河野多恵子さんにも小説とはというのがあり、小説に対する矜持を述べることになる。なるほどど思うか、... もっと読む

秘事

64
3.05
河野多恵子 2000年10月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある夫婦の物語。人生とは、こうも平凡で、そしてそのうちにたくさんの非凡が詰まっているんだと、考えさせられるいい作品でした。作者は純文学の人で、こういう小説... もっと読む

臍の緒は妙薬 (新潮文庫)

60
3.09
河野多恵子 2011年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【本の内容】 人間の大病は一生に三度ほど。 そのとき自分の臍の緒を煎じて飲むと妙薬となる、という。 幼少期に肺炎を患った峰子は、自分のそれの... もっと読む

半所有者

53
3.36
河野多恵子 2001年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『「みいら採り」猟奇譚』読了後、読んでみた。こちらの作品は短編であるし、書かれた時期もずいぶん隔たっているが、著者の描きたいものは共通している。愛する者と... もっと読む

後日の話 (文春文庫)

52
3.21
河野多恵子 2002年2月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川賞受賞作「蟹」が読みたいのだけれど もっと読む

考えられないこと

52
2.62
河野多恵子 2015年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館で借りた装丁と違う。この装丁だったら借りていなかったかも。赤みがかったオシャレなお菓子たちだった。 でも内容はまったく違う。「歌の声」はちょっ... もっと読む

臍の緒は妙薬

47
3.09
河野多恵子 2007年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

毒か薬か、母は震える手でこれを幼児に…。短くなった臍の緒の謎を 推理する表題作のほか、生まれ得たかもしれない子供の像を創る女を 描く「魔」など全4... もっと読む

みいら採り猟奇譚

44
3.50
河野多恵子 1990年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初版 箱あり 附録付き もっと読む

骨の肉 最後の時・砂の檻 (講談社文芸文庫)

42
4.00
河野多恵子 1991年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「骨の肉」の食事のシーンがすごい。男の食べた後の骨に残った肉や、牡蠣の殻に残った身を貪り食う女の悦びが痛い。 もっと読む

現代小説クロニクル (2000~2004) (講談社文芸文庫)

40
3.20
アンソロジー 2015年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代小説クロニクルの新刊は2000〜2004年に発表された短編を収録。 綿矢りさ・金原ひとみの名前があるように、『インストール』『蛇にピアス』の芥川賞受... もっと読む
全114アイテム中 1 - 20件を表示
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