沼野充義のおすすめランキング

プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授。ロシア東欧文学研究・翻訳、文芸評論。著書『チェーホフ 七部の絶望と三部の希望』(講談社、2016年)、『徹夜の塊3 世界文学論』(作品社、2020年)、共編書『ロシア文化事典』(丸善出版、2019年)、『ロシア文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房、2021年)、訳書ナボコフ『賜物』(新潮社、2019年)、レム『ソラリス』(早川書房、2015年)など。

「2024年 『ロシアの暮らしと文化を知るための60章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沼野充義のおすすめランキングのアイテム一覧

沼野充義のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ソラリス (ハヤカワ文庫SF)』や『ソラリス (ハヤカワ文庫SF)』や『終わりと始まり』など沼野充義の全142作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)

2455
3.81

感想・レビュー

ソラリスという惑星。 この惑星は、二つの太陽のまわりを回っているそう。 太陽が2つ…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝ 『ソラリス』には、意... もっと読む

終わりと始まり

531
4.29

感想・レビュー

こんな光景を見ているとわたしはいつも 大事なことは大事でないことより大事だなどとは 信じられなくなる 『題はなくてもいい』 ... もっと読む

亡命ロシア料理 新装版

531
3.80

感想・レビュー

ボルシチの作り方を知りたくてロシア料理の本を探していたら、アマゾンがこの本を推薦してくれた。30秒ほど表紙を見つめた後、「カートに入れる」をクリックした。... もっと読む

新訳 チェーホフ短篇集

506
4.14

感想・レビュー

ロシア文学って“誤解を受けやすい”と思う。その思潮や言動が必ずしも日本人が美徳と考えているものと一致せず、この本は特に、他の露人文豪の作品を並べて見ても、... もっと読む

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

494
3.92

感想・レビュー

先日読んだ『読書で離婚〜』で課題図書になってた本。ガチガチSFの古典というイメージで未読だったがかっこいい装画と出だしのサスペンス感で期待。が思ってた以上... もっと読む

かもめ (集英社文庫)

494
3.55
チェーホフ 2012年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

理想の人生を歩めず恋愛も片思いで思うに任せない登場人物達。 それを受け流して生きている年長者の諦念と受け止め切れなかった不器用な若者の焦燥が伝わってくる作... もっと読む

完全な真空 (文学の冒険シリーズ)

475
3.70

感想・レビュー

存在しない書物についての書評集、存在しない講演についての講演録。アイデア自体は決して目新しいものではないが、語られる本が多彩ながらいずれも魅力的で素晴らし... もっと読む

虚数 (文学の冒険シリーズ)

475
3.67

感想・レビュー

〈序文〉  情報洪水という見方はもうアップデートしても良い頃合いだと思う。エコロジーそのものが、外的情報の海洋領域と、内的情報の陸地領域のバランスを決定... もっと読む

完全な真空 (河出文庫)

388
4.11

感想・レビュー

「実在しない書物の書評」集という、なんとも凝った設定のボルヘス的な1冊。序文にあたる「完全な真空」で著者自身がその概要について説明しているが、収録作は有名... もっと読む

世界文学大図鑑

333
4.00

感想・レビュー

出版を知ったとき、「なぜ三省堂?ブックガイドは手間がかかるのもわかるけど、結構いいお値段だこと」とちょっと不思議に思ったが、実物を見て分かった。「図鑑」の... もっと読む

砂漠の思想 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

272
3.39
安部公房 1993年12月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

安部公房のエッセイ集。安部公房の思考の傾向がわかる一冊。逆説的な論理が好きなようだ。 演劇論や映画論については、わかりにくく難しい所が多かったが、面白く... もっと読む

東欧怪談集 (河出文庫)

258
3.73
沼野充義 2020年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

またまた、『翻訳文学試食会』で紹介されていた作品(#43『夢』)があったため、購入して読了。 「怪談」でまとめるのは少々無理がある気がするが、マケド... もっと読む

世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義

254
3.93
沼野充義 2012年1月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読です。 最近、日本のエンタメ系小説ばかり読んでいて、世界の古典名作や純文学を全く読めなくなってしまったのでリハビリになるかと思って読みました。 2... もっと読む

賜物 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

245
3.91

感想・レビュー

221014*読了 いろいろあって、この本を読み終わるのには長い時間がかかってしまった。 「巨匠とマルガリータ」にしろ、ロシア文学って奇抜な作品が多いの... もっと読む

文庫で読む100年の文学 (中公文庫 ぬ3-1)

240
3.63
沼野充義 2023年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

信頼の編者、本書も挙げられている作品も文庫で手に取れる気楽さがありいそいそと読んだ。当たり前なのだが、SNSに飛び交う声高な推奨文のやかましさがなくてあり... もっと読む

ロシア怪談集 (河出文庫)

237
3.40
沼野充義 2019年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1830年のプーシキン「葬儀屋」から1939年のナボコフ「博物館を訪ねて」まで、100年に渡るロシアの怪談を年代順に収録。プーシキン、ゴーゴリ、ツルゲーネ... もっと読む

文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち(Next Creator Book)

202
3.83
藤井光 2017年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初の方の、入試問題形式で同じ文章を時代ごとや作家ごとに比較した章がめちゃくちゃ面白かった! 時代や翻訳家で違ってくる文章を読めることの面白さ…今まで翻... もっと読む

天の声・枯草熱 (スタニスワフ・レム コレクション) (スタニスワフ・レムコレクシヨン)

185
3.79

感想・レビュー

殆ど会話も事件も起きず論考だけが描かれているにも関わらずSFのセンスオヴワンダーもあるしチョコレート的なミステリの興奮もある。後半は偶然のミステリ。ここで... もっと読む

ユリイカ2009年1月号 特集=米原万里

178
4.08
沼野充義 2008年12月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

米原万里特集のみ読む。まだ3冊しか読んでないのにすぐこういうのに飛びつく。写真や妹さんの寄稿などは先日読んだ『嘘つきアーニャ〜』の雰囲気を一層活き活きと感... もっと読む
全142アイテム中 1 - 20件を表示

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