海老坂武のおすすめランキング

プロフィール

1959年、東京大学仏文科卒業、1966年、同大学院博士課程単位取得退学、同年より一橋大学勤務、のち教授。1996年、定年退官、関西学院大学教授。2002年退職。ジャン=ポール・サルトル、フランツ・ファノンなど、左翼抵抗思想の文学を専攻、翻訳し、評論活動をおこなう。また1986年、独身生活を勧めた『シングル・ライフ』がベストセラーとなる。訳書にサルトル『実存主義とは何か』(人文書院)、共訳書に、F.ファノン『地に呪われたる者』(みすず書房)、J・ジュネ『恋する虜』ほか多数。

「2015年 『家の馬鹿息子 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海老坂武のおすすめランキングのアイテム一覧

海老坂武のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『実存主義とは何か』や『NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か: 希望と自由の哲学』や『黒い皮膚・白い仮面 【新装版】』など海老坂武の全90作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

実存主義とは何か

1009
3.61
Jean PaulSartre 1996年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

"人間は自分自身の本質を自分で作り出さねばならない。世界の中に身を投じ、世界の中で苦しみ、戦いながら人間は少しずつ自分を定義するのである。そして定義は、常... もっと読む

黒い皮膚・白い仮面 【新装版】

243
3.75

感想・レビュー

難しかった。しかし、人種差別、特にアフリカ系への人種差別について考えるには必須の本だろう。おそらくほとんどの黒人と言われる人たちがどのような葛藤を経て、克... もっと読む

自由への道〈1〉 (岩波文庫)

202
4.14
サルトル 2009年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 これぞ、今自分が求めていたものだった、と思った。なぜそう思うのか、があまり分かっていないだが。  「自由への道」はサルトルの大作である。正直、読み... もっと読む

狂気の愛 (光文社古典新訳文庫)

190
3.12

感想・レビュー

あんまり面白くなかった。 もっと読む

黒い皮膚・白い仮面 (みすずライブラリー)

157
3.88

感想・レビュー

アンティル諸島と日本はどこか似ている。白人やヨーロッパに対する意識も。 パリでのこと。とある店で、黒人店員に差別的待遇を受けたことがある。その時、正直思... もっと読む

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 948)

131
3.13
海老坂武 2005年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『嘔吐』から─出発点(私にとっての『嘔吐』◆<人間>の思想の萌芽◆サルトルの肖像─1)◆戦争、収容所、占領─戦時下の思想形成(<奇妙な戦争>と戦中日記◆『... もっと読む

自由への道〈2〉 (岩波文庫)

108
4.10
サルトル 2009年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 第1巻「分別ざかり」の続き。マチウ・マルセルの関係はついに終焉を迎えるのか?という意外な展開にびっくり。 マチウがまるで中2病に見えてくる気がする。決... もっと読む

文学とは何か

92
3.91
J‐P・サルトル 1998年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

書くとは?(What) なぜ書くのか?(Why) 誰のために書くのか?(Whom) もっと読む

自由への道(三) (岩波文庫)

91
3.30
サルトル 2009年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第3巻。 背景に戦争が忍びよる中で、様々な登場人物達の思考と情景が描かれます。本巻終盤の、ものすごい頻度で登場人物が移り変わっていく描写に、物語に入り込ん... もっと読む

加藤周一――二十世紀を問う (岩波新書)

87
3.61
海老坂武 2013年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

加藤周一論は、私のライフワークのひとつです。著者の海老坂武氏はかつて「戦後思想の模索」(1981みすず書房)でおそらく初めて加藤周一論を上梓した人です。そ... もっと読む

いまこそ、希望を (光文社古典新訳文庫)

86
3.33

感想・レビュー

本書は、かのサルトルが秘書のレヴィの問いに答えるかたちでまとめられた対談である。終盤、自分は長くてあと5年で死ぬだろうと語るサルトルだが、このわずか数カ月... もっと読む

自由への道(四) (岩波文庫)

76
3.50
サルトル 2010年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 だんだん、サルトルらしさが見えてきたのと、各登場人物が収束していくことから、前回の巻よりも面白くなってきた。なにより、P.316からの、マチウが自身の自... もっと読む

自由への道(五) (岩波文庫)

73
3.25
サルトル 2010年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 やっと出た、サルトル!というわけですぐに読んだのだが、内容がもうおぼろげだw   戦争がどう彼ら(+著者サルトルも)に影響を与えていくか、が四巻から続... もっと読む

自由への道(六) (岩波文庫)

72
3.50
サルトル 2011年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 最終巻。読めば分かるし、訳者が度々触れるように、「自由への道」にここから先の物語は存在しない。ファシストも、共産主義も肯定しない。自分の好きなサルトルが... もっと読む

NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か

66
3.50
海老坂武 電子書籍 2020年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山口周「武器になる哲学」が面白かったので、哲学を少し齧ってみようかなという軽い気持ちで読み始めたが、育児の合間に軽く読むには難しすぎた。 本書はサルトル... もっと読む

恋する虜―パレスチナへの旅

62
3.92
ジャン・ジュネ 1994年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

濃密さ故の毒気に当てられ感想も覚束無いほど憔悴している。魅惑され囚われし者の憔悴だ。否が応でも連日のように目にする現在のガザ地区の悲惨な状況を照らして読む... もっと読む

戦後文学は生きている (講談社現代新書)

45
2.88
海老坂武 2012年9月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

烏兎の庭 第五部 書評 2.18.16 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/ebi.html もっと読む

戦争文化と愛国心――非戦を考える

36
3.40
海老坂武 2018年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

富山県立図書館 319.8/784/ もっと読む
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