清水徹のおすすめランキング

プロフィール

清水徹(しみずとおる)
1967年生まれ。技術者としてメーカー勤務。退社後フリーカメラマンとして活動を開始。フォトスタジオ「肖像館」代表を務めて、ポートレートから取材、物撮りまで幅広いフィールドに精通。現在はその知識を生かし様々なジャンルの撮影を手掛け、写真雑誌等の執筆やソニーαアカデミーの講師を務めている。ライフワークは日本各地とヨーロッパの古い街並み、スイスの大自然と街を撮り歩いている。

「2022年 『作品づくりのためのSONY α7Ⅳパーフェクト撮影BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水徹のおすすめランキングのアイテム一覧

清水徹のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ムッシュー・テスト (岩波文庫 赤560-3)』や『モレルの発明』や『狂気について 他二十二篇(渡辺一夫評論選) (岩波文庫 青188-2)』など清水徹の全114作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ムッシュー・テスト (岩波文庫 赤560-3)

418
3.38

感想・レビュー

詩人の残したただ一冊の連作小説ですね。 作家の向かい合わせにしたようなムッシュー・テストを観察する文体で綴られています。 ヴァレリーは自身の内面的危機から... もっと読む

モレルの発明

334
3.91

感想・レビュー

最後の一段落に胸をつかれた。一番の願いはやはりそれだったのか、と。SF、ミステリー、幻想の要素が上品に混ざり合った、とても面白い小説だが、最終段落のおかげ... もっと読む

狂気について 他二十二篇(渡辺一夫評論選) (岩波文庫 青188-2)

305
3.93
大江健三郎 1993年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 エラスムスは『痴愚神礼賛』で「狂気」を風刺として用いる。ここでいう狂気が何を意味しているのかが本書では示される。 もっと読む

太平洋の防波堤・愛人ラマン・悲しみよこんにちは (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 I‐04)

262
3.76

感想・レビュー

101231*読了 2010年最後の読書はこの本でした。デュラスの2作品と、サガンのあまりにも有名な作品。太平洋の防波堤が個人的には好き。でも文体として... もっと読む

時間割 (河出文庫)

132
3.27

感想・レビュー

読みながら興奮してにやにやしてしまうような、そういう小説を読むことの喜びをひさしぶりに味わった。 タイトルの時間割という言葉がいったいなにを指すのかもわか... もっと読む

シーシュポスの神話(新潮文庫)

121
4.20
カミュ 電子書籍 1969年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 アルベール・カミュの「シーシュポスの神話」は、彼の不条理哲学の核心を成す作品である。この作品は、ギリシャ神話に登場するシーシュポスの物語をもとに、不条理... もっと読む

北の愛人 (河出文庫)

120
3.53

感想・レビュー

『愛人』が映画化され、製作が進むに連れてデュラスの中で生まれ、作品とは違う彼女なりの「映画」として書かれたのがこの小説。前者が散文詩的なイメージの中で「わ... もっと読む

ヴァレリー 知性と感性の相剋 (岩波新書)

114
3.45
清水徹 2010年3月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・若き日に遠くから見つめ続け吐口のない恋に焦がれたロヴィラ夫人、異性の中に初めて見出された統一へと向かわせる十分な知性としてのカトリーヌ、気持ちのベクトル... もっと読む

友情

99
3.85
清水徹 2002年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ただ、きみと一緒にいたかった。 きみと過ごす時間は、ぼくにとって希望だった。 きみは、ぼくのたったひとりの友だちで、 ほかの誰よりもきみが好きだった... もっと読む

モレルの発明 (叢書 アンデスの風)

83
3.54

感想・レビュー

ひとりの男の執着の行き過ぎた完成形。 完璧に好き。 もっと読む

書物について その形而下学と形而上学

77
3.33
清水徹 2001年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学3年生のとき。 まずたたずまいに一目惚れして、 ちょっと読んでみたら文章がかっこよくて。 ひとつひとつの単語(日本語だけど)が難しくて、 ... もっと読む

ドガ ダンス デッサン

70
3.67

感想・レビュー

デッサンについて、興味深い記述が多々。 自分の作品に決して満足せず、一度人手に渡ったものも、取り返して描き変えてしまう。美しい絵画とは足すことも消すことも... もっと読む

マラルメ全集 詩・イジチュール (I)

53
3.60
マラルメ 2010年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

神話と哲学と心理学や精神病的な世界が混然と存在し、わかりにくい詩集。 実験的な「賽の一振り」が面白かった。 もっと読む

シーシュポスの神話 (1982年) (新潮文庫)

50
3.77

感想・レビュー

コロナ危機の最中に読むと、人類はまさにシーシュポス自身なのだと。 もっと読む

忘却のための記録 1945-46 恐怖の朝鮮半島

39
4.83
清水徹 1970年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦後、北朝鮮から南朝鮮に逃げるまでのお話 もうほんとに並大抵の経験ではない。 戦後、日本では朝鮮や中国の方達が日本に住み永住権を手にして住むことが許され... もっと読む

北の愛人

39
3.57

感想・レビュー

確かに『愛人』と同じプロットではあるが印象はまるで違う。そう、デュラスは別の物語として15才の自分を書いたのであろう。一人称が三人称になり、会話が増え、シ... もっと読む

作者とは何か? (1) (ミシェル・フーコー文学論集 1)

35
3.38

感想・レビュー

加藤典洋の「テクストを遠く離れて」のテーマと据えられた本 もっと読む

時間割 (中公文庫)

33
3.30
清水徹 1975年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もの凄く記憶に残る作品。 鬼才ビュトールの作り出した一年間の記憶と回想。 もっと読む
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清水徹に関連する談話室の質問

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