渡辺一夫のおすすめランキング

プロフィール

フランス文学者。1901年、東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部仏文科卒業。東京高等学校(旧制)教授を経て、48年、東京大学教授、62年、同大学名誉教授。文学博士。1975年、逝去。主な著作に『フランソワ・ラブレー研究序説』『フランス・ユマニスムの成立』『フランス・ルネサンスの人々』『戦国明暗二人妃』『世間噺・戦国の公妃』『世間噺・後宮異聞』など、おもな翻訳書にエラスムス『痴愚神礼讃』、ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』など。



「2019年 『ヒューマニズム考 人間であること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺一夫のおすすめランキングのアイテム一覧

渡辺一夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『増補 フランス文学案内 (岩波文庫 別冊 1)』や『千一夜物語 1(完訳) (岩波文庫 赤 780-1)』や『狂気について 他二十二篇(渡辺一夫評論選) (岩波文庫 青 188-2)』など渡辺一夫の全414作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

増補 フランス文学案内 (岩波文庫 別冊 1)

359
3.80
渡辺一夫 1990年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランス文学の全体像を簡明に紹介している本です。著者に渡辺一夫の名前があげられていますが、渡辺は全体の骨組みをきめることが主な役割で、彼以外の五人の執筆者... もっと読む

千一夜物語 1(完訳) (岩波文庫 赤 780-1)

302
3.67
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いつか読もうと思いつつ巻数が多いので躊躇していた千一夜。たまたま本屋で「10年ぶりに復刊」の帯つきで増刷されてるのをみつけてこれもタイミングと着手すること... もっと読む

狂気について 他二十二篇(渡辺一夫評論選) (岩波文庫 青 188-2)

275
3.93
渡辺一夫 1993年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 エラスムスは『痴愚神礼賛』で「狂気」を風刺として用いる。ここでいう狂気が何を意味しているのかが本書では示される。 もっと読む

書物の王国 1 架空の町

173
3.67
J.L.ボルヘス 1997年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

頭がくらくらしました。 この書物の中には、この世ではない何処かにある町や国が押し込められていて、ページを捲ったら最後、町のざわめき、あるいは静寂の彼方へ連... もっと読む

フランス・ルネサンスの人々 (岩波文庫)

136
4.05
渡辺一夫 1992年1月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宗教改革の嵐吹き荒れる16世紀フランス、それぞれの立場で時代と格闘した12人の生涯を辿りながら、ユマニスムという確固たる精神のかたちを浮き彫りにした名著で... もっと読む

ガルガンチュワ物語: ラブレー 第一之書 (岩波文庫 赤 502-1)

124
3.45
ラブレー 1973年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

16世紀のフランスルネッサンスもの。『カフェ古典新訳文庫』の中で、複数のプロ作家が推奨されていたので手に取った。 元祖巨人モノ。 かなりぶっ飛んだ内容で、... もっと読む

千一夜物語 2(完訳) (岩波文庫 赤 780-2)

116
3.44
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2巻でとても印象に残ったのは、両手両足の親指がない男の話。その男は「ロズバジャ」という料理(ニラ料理らしい)に恐怖を示し、どうしてもそれを食べる場合には食... もっと読む

人工楽園 (角川文庫 リバイバル・コレクション K 45)

112
3.24
ボードレール 1955年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おお!アシーシュは不可だが酒は可なのか! そうかそうか!いい事聞いた! …とりあえず、呑みすぎをとがめられた際にはコレを持ち出して延々と反論できそうだ... もっと読む

川原の石ころ図鑑

105
3.87
渡辺一夫 2002年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本屋で海辺の石ころ図鑑と一緒に200円で売られていたのを、血迷って購入。 感想としては、『海辺のいしころ図鑑』と同じ。 https://booklog.... もっと読む

痴愚神礼讃 (中公クラシックス W 47)

100
3.83
エラスムス 2006年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

エラスムス 「 痴愚神礼讃 」人間の本質と教会批判をユーモアと風刺を交えて論述した本。批判や風刺の中にも キリスト者の一致と平和を願う気持ちは 感じ取れる... もっと読む

日本の石ころ標本箱: 川原・海辺・山の石ころ採集ポイントがわかる

99
3.13
渡辺一夫 2013年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

まじでただの石の写真がずーっと続く。 よくこんなに日本全国まわったものだ。すごい。 鉱物ブームとかに乗っかる気がない硬派な感じがよい。絵面は地味ですが。 ... もっと読む

ヒューマニズム考 人間であること (講談社文芸文庫 わA 2)

99
3.50
渡辺一夫 2019年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ユマニスムの無力さみじめさを強調しながら、それでも「それは人間であることとなんの関係があるのか」と問い続けることの重要さを力強く易しくといてくれる本だった... もっと読む

千一夜物語 3(完訳) (岩波文庫 赤 780-3)

96
3.60
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3巻はオマル・アル・ネマーン王とその子供たちにまつわる長編になっている(4巻まで続く)しかし長編なのに一夜あたりの分量が少なく、話が細切れなのがちょっと気... もっと読む

海辺の石ころ図鑑

87
3.89
渡辺一夫 2005年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本屋で川原の石ころ図鑑と一緒に200円で売られていたのを、血迷って購入。 もとよりミネラル全般基本大好きではある。本書は日本全国の海岸(多分、石のキャラ... もっと読む

聖アントワヌの誘惑 (岩波文庫 赤 538-6)

87
3.79
フローベール 1986年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

原書名:La Tentation de Saint Antoine 著者:ギュスターヴ・フローベール(Flaubert, Gustave, 1821... もっと読む

夢の扉: マルセル・シュオッブ名作名訳集

87
4.14

感想・レビュー

タイトル通り、マルセル・シュオッブの名作名訳集。一種のアンソロジーで、ポイントはなんといっても「名訳」の部分。錚々たる翻訳者、詩人の研ぎ澄まされた名文で珠... もっと読む

千一夜物語 4(完訳) (岩波文庫 赤 780-4)

85
3.65
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3巻から続く王冠太子とアズィーズの話は大団円、これ自体は面白かったけれど、この話をこのタイミングでなぜ大臣から語らせたのかにあまり必然性がないのはちょっと... もっと読む

新編バベルの図書館〈4〉フランス編

76
4.33
川口顕弘 2012年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランス編はヴォルテール、ヴィリエ・ド・リラダン、レオン・ブロワ、ジャック・カゾットを収録。リラダン以外は初読。なんてったってヴォルテール。啓蒙主義の哲学... もっと読む

千一夜物語 5(完訳) (岩波文庫 赤 780-5)

75
3.56
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シンドバッドの物語おもしろい もっと読む

千一夜物語 7(完訳) (岩波文庫 赤 780-7)

75
3.57
豊島与志雄 1988年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「黒檀の馬奇談」三人の美しい姫と、一人の王子カマララクマールがいるペルシャの王様に、三人の学者がそれぞれ貢物をする。一人目は、敵が来ると喇叭を吹いて知らせ... もっと読む
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