温又柔のおすすめランキング

プロフィール

1980年、台湾・台北市生まれ。3歳より東京在住。2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞。両親はともに台湾人。創作は日本語で行う。著作に『真ん中の子どもたち』(集英社、2017年、芥川賞候補)、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社、2015年、日本エッセイスト・クラブ賞受賞、2018年に増補版刊行)、『空港時光』(河出書房新社、2018年)、『「国語」から旅立って』(新曜社、2019年)、『魯肉飯(ロバプン)のさえずり』(中央公論新社、2020年)など。

「2020年 『私とあなたのあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

温又柔のおすすめランキングのアイテム一覧

温又柔のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『魯肉飯のさえずり』や『本にまつわる世界のことば』や『真ん中の子どもたち』など温又柔の全63作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

魯肉飯のさえずり

762
3.89
温又柔 2020年8月21日 本で見る

感想・レビュー

日本人の父と台湾人の母の一人娘である桃嘉は、思うようにいかない就活から逃れるように結婚する。 周りからは、理想的な夫で羨ましいと言われていたが…。 魯肉飯... もっと読む

本にまつわる世界のことば

709
3.19
温又柔 2019年5月23日 本で見る

感想・レビュー

創元社の「世界を旅するイラストブック」のシリーズ第8作目。 今回イラストはすべて長崎訓子さん。 これまで目にした装画や挿絵とは雰囲気が違い、「時空の旅... もっと読む

真ん中の子どもたち

393
3.60
温又柔 2017年7月26日 本で見る

感想・レビュー

日本語の中に、台湾語、中国語(北京語、上海語)が混じり、ピンインがあり、カタカナ表記がある。最初は面食らうのだが、あれ?こんな経験をどこかでしたぞ?と思い... もっと読む

台湾生まれ 日本語育ち

362
3.75
温又柔 2015年12月23日 本で見る

感想・レビュー

著者の言語に対する追求がすごい。台湾の教育の歴史や台湾語と中国語の違いなど、初めて知ることがたくさんあった。 もっと読む

祝宴

310
3.76
温又柔 2022年11月30日 本で見る

感想・レビュー

主人公の明虎は、台湾出身の初老の実業家で、仕事の関係で妻子を連れて日本に移り住み、彼は日本と海外を飛び回るビジネスマン、そのほかの家族は日本で生活をしてい... もっと読む

台湾生まれ日本語育ち (白水Uブックス)

307
3.83
温又柔 2018年9月14日 本で見る

感想・レビュー

台湾で生まれ、日本語で育った著者の、母国語とは何か?自分は何人なのか?といったアイデンティティを巡る思索を綴るエッセイ。 「自分たちは台湾人だけど、娘た... もっと読む

空港時光

291
3.51
温又柔 2018年6月25日 本で見る

感想・レビュー

本書は、空港を行きかう人々の雑感10編による「空港時光」と、著者の台東旅行のエピソード「音の彼方へ」の、二部で構成されている。著者は台湾国籍を持ち、主に日... もっと読む

「国語」から旅立って (よりみちパン!セ)

291
3.50
温又柔 2019年5月15日 本で見る

感想・レビュー

台湾語を話す両親、日本で日本語を母国語として育った著者、中国人。 アインシュタインの言葉 「学べば学ぶほど、自分が何も知らなかったことに気付かされる。自分... もっと読む

魯肉飯のさえずり (中公文庫)

277
3.80
温又柔 2023年8月22日 本で見る

感想・レビュー

☆5か4か悩み‥‥‥4に。 母の思い、娘の気持ち そして優しい夫への妻の思い 全てが痛いほどわかり ところどころ涙しながら 読みました。 どうか、健... もっと読む

ゆれるマナー

253
2.76
アンソロジー 2024年3月18日 本で見る

感想・レビュー

9人の作家さんと、登山家さんのエッセイ集。 見開き2ページで読めて、隙間時間にちょっとずつ読めた。 ゆれるマナー、てどんな意味だろうと考えた。 ... もっと読む

鉄道小説

233
3.66
アンソロジー 2022年10月6日 本で見る

感想・レビュー

ほっこり&ホラーの一冊。 5人の作家さんが描く、主人公たちの思い出と今現在に鉄道を沿わせた5鉄道物語。 スタートの乗代雄介さんからじんわり温かい気持ち... もっと読む

私のものではない国で

228
3.79
温又柔 2023年2月20日 本で見る

感想・レビュー

読みながら、思わず今までの自分の言動を振り返ってしまった。何気ない一言が周囲を傷つけていたのではないか、と。 「やわらかな『棘』と、正しさの『震え』」で... もっと読む

話しベタですが... 暮らしの文藝

210
3.33
高倉健 2018年6月18日 本で見る

感想・レビュー

肩の凝らないエッセイ集。話しベタと言うより今昔の言葉に関する話。面白かったのは中川学、高浜虚子、辛酸なめ子、牧野信一、坂口安吾、川上弘美、堀井和子、太宰治... もっと読む

私とあなたのあいだ いま、この国で生きるということ

197
3.89
温又柔 2020年10月30日 本で見る

感想・レビュー

女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=3000096915&hid=0000075612 もっと読む

永遠年軽

181
3.50
温又柔 2022年10月6日 本で見る

感想・レビュー

台湾をルーツにもつ女性の日常の心の葛藤を描いている。アイデンティティの確立時期の不安定な時期とも重なる心情が胸に響いた。日本人として、日本、台湾、中国の関... もっと読む

来福の家

149
3.75
温又柔 2011年1月5日 本で見る

感想・レビュー

台湾ー中国ー日本。 幼いころに日本に来日して、文化の狭間に生きる葛藤や、違和感や、美しさを、日常のつぶさな記述でしっとりと織り上げていく。芥川賞の選考過程... もっと読む

来福の家 (白水Uブックス)

138
4.15
温又柔 2016年9月23日 本で見る

感想・レビュー

台湾生まれ、日本語育ちの主人公たちを描く二作を収録。 一作目では、主人公は周囲の日本人の言葉尻から期待値を汲み取り、静かにそれを体現しますが、ときにその... もっと読む

高校生と考える日本の論点 2020-30 (桐光学園大学訪問授業)

113
4.33
出口治明 2020年4月6日 本で見る

感想・レビュー

桐光学園といえば、成田空港行リムジンバスで一緒になったことがあります。 カナダに修学旅行に行く高校生でした。 また、高校野球を見に一度だけ訪れたこ... もっと読む

仕事本

111
3.54
尾崎世界観 電子書籍 2020年6月23日 本で見る

感想・レビュー

緊急事態宣言から3年たった今、読んでよかった。翻弄される職業人の悲哀に、私は心寄り添いやすいので泣いた。あと、あんなに大変な経験やったのに、細かいこと忘れ... もっと読む
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