田中小実昌のおすすめランキング

プロフィール

田中小実昌(たなか・こみまさ):1925年~2000年。小説家、翻訳家。戦後、復員後、東京大学中退。テキヤ、バーテンダーなど様々な職業を経て、小説家、翻訳家となって活躍。無類の映画好き、酒場好きとしても知られる。

「2023年 『ひるは映画館、よるは酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中小実昌のおすすめランキングのアイテム一覧

田中小実昌のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ポロポロ (河出文庫)』や『昭和の名短篇 (中公文庫)』や『幻の女 ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)』など田中小実昌の全318作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ポロポロ (河出文庫)

418
3.62
田中小実昌 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

太平洋戦線とは違って中国戦線では、敵兵を見ない、というのは有名なはなしと記され、ここでの軍隊生活の苦労話が主。脳炎、パラチフス、発疹チフス、赤痢、マラリア... もっと読む

昭和の名短篇 (中公文庫)

155
3.38
アンソロジー 2021年11月19日 本で見る

感想・レビュー

14名の作家の短編集。 作家さんがかわる、短編ということでとても読みやすい。 そしてなんと言葉の選び方が秀逸か。一語も無駄がなく的確に状況や心境、感情を汲... もっと読む

幻の女 ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)

143
3.12
田中小実昌 2021年1月9日 本で見る

感想・レビュー

ユーレイやら商売女やらが、さわがしい短篇集。冷ややかで湿っぽさのある話ばかり。横丁で強いお酒を飲んでいるような感覚、嫌いじゃない。クセになりそうな。主に1... もっと読む

事件の予兆 文芸ミステリ短篇集 (中公文庫)

106
3.40
中央公論新社 2020年8月21日 本で見る

感想・レビュー

 文芸ミステリ短篇集との副題であるが、本書に納められた各編は、いわゆる謎解きを主眼としたものではない。人間と人間の織りなす関係の中で現れてくる出来事や事件... もっと読む

ほのぼの路線バスの旅 (中公文庫)

98
3.19
田中小実昌 2020年4月22日 本で見る

感想・レビュー

バスが大好き――。路線バスで東京を出発して東海道を西へ、山陽道をぬけて鹿児島まで。コミさんのノスタルジック・ジャーニー。〈巻末エッセイ〉戌井昭人 もっと読む

香具師の旅 (河出文庫)

96
3.29
田中小実昌 2004年7月6日 本で見る

感想・レビュー

戦後の市井を題材にしているが、かなり性にフォーカスされた短編集。 作者の私小説とも読み取れる赤裸々な描写が続くが、どこかひたむきで愛くるしい。 作品締め... もっと読む

地球最後の男

95
3.52
リチャード・マシスン 1977年9月13日 本で見る

感想・レビュー

突如蔓延した謎の疫病。それにより生者も死者も吸血鬼と変じてしまった世界の中で、たったひとり人間のまま生き残ったロバート。何のためにかわからないままそれでも... もっと読む

田中小実昌ベスト・エッセイ (ちくま文庫)

86
3.44
田中小実昌 2017年12月6日 本で見る

感想・レビュー

田中小実昌の従軍記って、生き地獄感を淡々と描いてるから、読んだら反戦派になるわ。全国民必読w その他、香具師稼業記や翻訳、映画等々、当時の風俗を感じさせて... もっと読む

自動巻時計の一日 (河出文庫)

85
3.07
田中小実昌 2004年9月7日 本で見る

感想・レビュー

著者の一日を時系列順に書き出していった小説(?)。 見かけたものからの連想、思い出や、翻訳している小説の内容を結構なページ数を割いて書いたりしている。 ... もっと読む

ひるは映画館、よるは酒 (ちくま文庫)

69
4.00
田中小実昌 2023年2月13日 本で見る

感想・レビュー

街のあちこちに映画館と酒場があったあの頃。3本立て、終日入替無し、もちろん全席自由、持込み飲食OK!たまに意外な小動物も出没……。コミさんの愛称で知られた... もっと読む

ほろよい味の旅 (中公文庫)

66
3.63
田中小実昌 2021年2月25日 本で見る

感想・レビュー

 仕事を終えてアパートに帰ったあと、たらたらと晩酌しながら読むのにちょうどいい本。同じエピソードが何度も繰り返し出てくるし、別になんにも残るものはないのだ... もっと読む

ほろ酔い天国 ごきげん文藝

63
3.00
坂口安吾 2018年5月18日 本で見る

感想・レビュー

⭐︎⭐︎⭐︎ もっと読む

新編 かぶりつき人生 (河出文庫)

56
3.80
田中小実昌 2007年11月6日 本で見る

感想・レビュー

何とも説明のしにくい本。 田中小実昌の本は初めて読む。直木賞や谷崎賞を受賞している人だけれども、作家ということで紹介してしまうと違う気がする。だったら、... もっと読む

ふらふら日記 (中公文庫)

54
3.33
田中小実昌 2022年3月23日 本で見る

感想・レビュー

さきほど感想書いた檀一雄氏のエッセイと、時代も「漂蕩」かげんも近い、「ふらふら」ぶりなのだが…なぜこちらには違和感を覚えてしまうのか? 奥さん家において... もっと読む

田中小実昌エッセイ・コレクション (1) (ちくま文庫)

52
3.08
田中小実昌 2002年6月1日 本で見る

感想・レビュー

呆れてしまった。拍子抜けした、と言っても良い。難しいことなどなにも書かれていない。著者は海千山千を潜り抜けて生きて来た東大哲学科のインテリだが、書かれてい... もっと読む

アメン父 (講談社文芸文庫)

45
3.69
田中小実昌 2001年1月13日 本で見る

感想・レビュー

くっきりとした記憶のわきから靄のような記憶が割り込んできていつのまにかその輪郭は明確になり、そしてその間にも別の記憶が朦朧としたままどこからろもなく湧きだ... もっと読む

世界酔いどれ紀行 ふらふら 世界酔いどれ紀行 (知恵の森文庫)

42
3.13
田中小実昌 2000年8月3日 本で見る

感想・レビュー

タイトルそのままにあっちへふらふら、こっちへふらふら。当てもなく来たバスに乗り込み終点まで・・・その浮遊感が何物にも代え難い魅力。呑みがメインだが食事もお... もっと読む
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