甲賀三郎のおすすめランキング

プロフィール

1893年、滋賀県生まれ。本名・春田能為。1918年、東京帝大工学部化学科を卒業後、農商務省臨時窒素研究所技手となる。23年に雑誌『新趣味』の懸賞応募作「真珠塔の秘密」でデビューを果たし、以降、「琥珀のパイプ」(24)や「ニッケルの文鎮」(26)など理化学トリックを使った作品を数多く発表する。28年に窒素研究所技師を退任して専業作家となり、様々な分野へ創作活動の幅を広げていき、32年に新潮社の「新作探偵小説全集」へ書下ろした長編『姿なき怪盗』は代表作となった。33年から35年まで文藝家協会理事を、42年から44年にかけて日本文学報国会事務局総務部長を務める。44年10月から日本少国民文化協会事務局長に就任。1945年、公務で訪れた九州からの帰都途中、急性肺炎のため岡山県内の病院で死去。

「2020年 『甲賀三郎探偵小説選 Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

甲賀三郎のおすすめランキングのアイテム一覧

甲賀三郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『日本探偵小説全集〈1〉黒岩涙香 小酒井不木 甲賀三郎集 (創元推理文庫)』や『竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦前篇】 (行舟文庫)』や『江川蘭子 (春陽文庫 C 1-34 合作探偵小説)』など甲賀三郎の全240作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

日本探偵小説全集〈1〉黒岩涙香 小酒井不木 甲賀三郎集 (創元推理文庫)

151
3.59
黒岩涙香 1984年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

黒岩涙香集は、ややとっつきに苦労しました。会話・改行ほぼなしの活字べったり。さらに古めかしい文体。活字嫌いならめまいがしそうです(笑)。でも頑張って読んで... もっと読む

竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦前篇】 (行舟文庫)

121
3.82
竹本健治 2021年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

書店で表紙を見て即買い。『変格』って?と思いつつ、既読の物もあったがこの時代感もとても好みで楽しく読んだ。夏目漱石「趣味の遺伝」谷崎潤一郎「白昼鬼語」横溝... もっと読む

江川蘭子 (春陽文庫 C 1-34 合作探偵小説)

88
3.26
江戸川乱歩 1993年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江戸川乱歩 横溝正史 甲賀三郎 大下宇陀児 夢野久作 森下雨村 6名によるリレー小説。 2歳の時、両親を目の前で殺害され、血の海の中無邪気に笑っていた蘭子... もっと読む

蟇屋敷の殺人 (河出文庫)

73
3.67
甲賀三郎 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

甲賀三郎は乱歩と同年代の推理作家。河出文庫は最近このあたりの古き良き探偵小説の復刊に力を入れてくれて嬉しい。もともと私は別にミステリーが好きなわけではない... もっと読む

ぷろふいる傑作選 (光文社文庫 み 19-1 幻の探偵雑誌 1)

52
3.29
甲賀三郎 2000年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古き良き時代を感じさせられるミステリアンソロジー。とにかく時代が古いのでとっつきにくい印象があったり、やたら漢字が多かったり(苦笑)、今では通用しないだろ... もっと読む

幻の名探偵 (光文社文庫 み 19-41)

31
3.20
甲賀三郎 2013年5月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

色々なタイプのミステリーがあるけど、私はやっぱりこういうのが好きなんだな、と改めて思った。戦前の作品ばかりだが、というのか、だからこそ文章がしっかりしてい... もっと読む

甲賀三郎 大阪圭吉 ミステリー・レガシー (光文社文庫)

31
3.80

感想・レビュー

戦前に書かれたとは思えないような、現代でも全く色褪せない、古臭くない。 大阪圭吾は戦争で亡くなったそうだ。言葉に詰まるね。 もっと読む

五階の窓 (春陽文庫 C 1-33 合作探偵小説)

29
2.67
江戸川乱歩 1993年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5191947.html) (執筆者)江戸川乱歩・... もっと読む

新趣味傑作選 (光文社文庫 み 19-7 幻の探偵雑誌 7)

27
3.20
甲賀三郎 2001年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2001年11月20日、初、並、帯無 2015年10月16日、白子BF もっと読む

強盗殺人実話 戦前の凶悪犯罪事件簿

26
3.20
甲賀三郎 2018年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

多少現代風に直されている箇所はあるものの、基本的にオリジナルの文章、ということで文体が古く、一生懸命一語づつ追って、更に現代風というのか自分なりに理解出来... もっと読む

探偵傑作選 (光文社文庫 み 19-9 幻の探偵雑誌 9)

26
3.00
甲賀三郎 2002年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5174657.html) (収録作品)仲々死なぬ... もっと読む

黒い虹 (春陽文庫―合作探偵小説シリーズ)

25
2.67
江戸川乱歩 1993年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

導入が最盛期の乱歩って感じなのに、勿体ないよなあ…。 むしろ導入がべらぼうに上手いときがあるんだよな、乱歩…。 もっと読む

殺人迷路・悪霊物語 (春陽文庫 C 1-35 合作探偵小説)

23
3.00
森下雨村 1993年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/10928247.html) もっと読む

緑色の犯罪(探偵クラブ)

18
4.00
甲賀三郎 1994年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

登場人物のクラシカルな口調が新鮮です。ミステリー原点と言われるだけあって、これまで見たことのないトリックに出会えてこれまた新鮮でした。ここを出発点として今... もっと読む

甲賀三郎探偵小説選 (論創ミステリ叢書 3)

15
3.67
甲賀三郎 2003年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本の探偵小説、ミステリーの原点といわれているらしい甲賀三郎の作品。とあるきっかけで読んでみました。昭和初期の薫り漂い、言葉遣いが純文学みたい。ドロドロし... もっと読む

妖魔の哄笑 (春陽文庫 C 97-1)

15
2.00
甲賀三郎 1995年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/4836702.html) もっと読む

真珠塔の秘密

15
3.20
甲賀三郎 電子書籍 2012年10月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1923(大正12)年の作品…歳月のせいなのか、何故か展開が解るのが淋しい。それだけ世の中のサスペンス・ミステリードラマに洗脳されたのか…シャーロック・ホ... もっと読む

琥珀のパイプ

15
3.17
甲賀三郎 電子書籍 2012年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは面白い!甲賀三郎の大正13年の本格探偵小説です。関東大震災後の東京渋谷の高台にある街で起こった放火殺人事件は、二重三十重に組み込まれた犯罪計画と偶然... もっと読む
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