町田康のおすすめランキング

プロフィール

町田 康(まちだ・こう)
一九六二年大阪府生まれ。作家。九六年、初小説「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞。二〇〇〇年「きれぎれ」で芥川賞、〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。

「2022年 『男の愛 たびだちの詩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

町田康のおすすめランキングのアイテム一覧

町田康のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『告白 (中公文庫 ま 35-2)』や『くっすん大黒 (文春文庫 ま 15-1)』や『夫婦茶碗 (新潮文庫)』など町田康の全387作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

告白 (中公文庫 ま 35-2)

4064
4.23
町田康 2008年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

歴史に残る大犯罪者を、読んでいるうちに応援したり、愛おしくなっていました。 彼を大犯罪者にしたのは周囲の人たち、強いて言うならばあの一族ではないか。あかん... もっと読む

くっすん大黒 (文春文庫 ま 15-1)

3280
3.56
町田康 2002年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

出てくる人出てくる人みんな狂人で、じつは全員ヤク中っていう設定でした、と言われても驚かない。 支離滅裂と言ってもいいほどのシュールな展開がリズミカルに続き... もっと読む

夫婦茶碗 (新潮文庫)

2513
3.56
町田康 2001年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「夫婦茶碗」と「人間の屑」の2編。 どちらも屁理屈だけはいっちょまえな無職の男が主人公。なんとなく太宰のことを思い出した。 いざ働こうと言ってもそれは... もっと読む

きれぎれ (文春文庫)

2152
3.30
町田康 2004年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

売れない画家が「俺」という一人称で語る物語。この画家は俗に言うヘンな人なので頭の中で考えることがヘンすぎて笑える。お見合いをわざと失敗するために、鰻重を肝... もっと読む

パンク侍、斬られて候 (角川文庫 ま 24-3)

2130
3.77
町田康 2006年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2020年3冊目。 おれは何を読まされていたのか。ずっともやもやしたままだ。読んでいた時も読み終えた後も。時代劇のようで現代社会の風刺でもある。しかも鋭い... もっと読む

屈辱ポンチ (文春文庫 ま 15-2)

1352
3.47
町田康 2003年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

トラブルがトラブルを呼び、舞い上がる竜巻の如きてんてこ舞い。 その中で、ぽつねんと自己の壊れゆく音を聞いている、静かなラストがいい。 (けものがれ、俺... もっと読む

猫にかまけて (講談社文庫)

1269
4.15
町田康 2010年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者と4匹の猫との暮らし。 そのうち2匹は看取るところまで書いてあって、自分の猫の将来を思い、たまらない気持ちにもなった。 要求の多いうちの猫にも、今出来... もっと読む

告白

1228
3.93
町田康 2005年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んで20年以上経つが、コロナ明けのどこかのまちで河内音頭を聞いた瞬間、内容、というより本の熱量を鮮やかに思い出した。もう一度読んでももうハマれないけど、... もっと読む

100万分の1回のねこ

1193
3.34
谷川俊太郎 2015年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R4.8.30 読了。  『「1977年に刊行された佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』に捧げる短編集。人気作家13人による短編小説や詩のアン... もっと読む

100万分の1回のねこ (講談社文庫)

1101
3.13
江國香織 2018年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 うーん。「100万回生きたねこ」も、掲載されている作家さんたちも好きなのですが‥私にはハマらなかったです。(カバー曲を聴いても、オリジナルの方がやっぱり... もっと読む

浄土 (講談社文庫)

972
3.62
町田康 2008年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

50ページ程、読んだところでギブアップしちゃいました。 私にとっては退屈な内容でした。 もっと読む

口訳 古事記

926
3.61
町田康 2023年4月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【読もうと思った理由】 町田康氏の本は、一冊まるまるは読んだことなかったが、短編一本だけ読んだことがあった。それが「工夫の減さん」だ。その短編が載っている... もっと読む

人間小唄 (講談社文庫)

907
3.16
町田康 2014年1月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表紙の猿の絵に惹かれて手に取った1冊。 猿の表情とタイトル文字と作者名のバランスがすごいと思った。 すごく格好いい文庫本。 一目惚れでした。 中身の小説... もっと読む

猫にかまけて

893
3.98
町田康 2004年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

猫にかまけたいのに、そばに猫がいなくて寂しい…。 なので、猫にかまけている人のエッセイを読んで、猫欲を満たすことにしました。 著者の耳に聞こえる猫... もっと読む

へらへらぼっちゃん (講談社文庫)

869
3.40
町田康 2003年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある知人にこの本を贈った。当人が読むかどうかはわからぬが。 --- ようやく独立開業した店を赤字精算し、同時期に最後の不妊治療で子どもを授かったが、諸々の... もっと読む

仕事本 わたしたちの緊急事態日記

816
3.45
尾崎世界観 2020年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

様々な人たちの2020年4月の日記集。 あの時の閉塞感が蘇って苦しくなりもするが、意外なことに同時に広がりも感じた。 ああ、人が生きているんだな、と思った... もっと読む

権現の踊り子 (講談社文庫)

789
3.57
町田康 2006年4月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1999年から2003年にかけて発表された短編を集めたもの。 表題作は川端康成文学賞受賞。 改行しねえ句点も打たねえ、文語と口語が混沌、感情の暴発... もっと読む

考えるマナー (中公文庫 ち 8-3)

786
3.16
赤瀬川原平 2017年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

様々なシチュエーションの「マナー」について、見開き1ページの短さで作家たちのエッセイが読める。 たまにはエッセイを読もうかな、誰のエッセイを読もうか... もっと読む

しらふで生きる 大酒飲みの決断

769
3.35
町田康 2019年11月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

町田康さんは、ぼくが20年近く追いかけてきた作家です。 町田さんがいなければ、今の自分はありません。 少なくとも小説は書いていないのじゃないかしら。 ... もっと読む

実録・外道の条件 (角川文庫)

708
3.53
町田康 2004年12月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

題名に「実録」とあって、更にあとがきでもデフォルメされ、また解説の松尾スズキも「これはほとんど実話をアレンジしたものであろうと推測される。」と指摘している... もっと読む
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