知里幸恵のおすすめランキング

プロフィール

1879(明治12)年
6月25日、幸恵の母ノカアンテ(ナミ)、北海道幌別村のカンナリ・ハエリリ(金成恵里雄)とモナシノウク(茂奈之)の娘として生まれる。ナミは姉のイメカナ(1875年生まれ。マツ)とともに早くから函館に出て、英国人宣教師ジョン・バチラーの創立した愛隣学校に修学。日本語・英語を習い、敬虔なクリスチャンであった。
1884(明治17)年
4月15日、幸恵の父の高吉、北海道登別村のチリパ・ハエプト(知里波ヱ登)と加之の息子として生まれる。
1902(明治35)年
4月、知里高吉と金成ナミ結婚する。
1903(明治36)年 0歳
6月8日、幸恵生まれる。
1904(明治37)年 1歳
幸恵の祖父ハエプト、熊狩りの仕掛矢(アマッポ)に誤あたり死亡。その時、父高吉は日露戦争に出征中であった。
1909(明治42)年 6歳
2月24日、弟真志保生まれる(旧制一高、東京帝大出身、アイヌ語を研究する言語学者となる。『分類アイヌ語辞典』など著作集六巻がある)。この秋、幸恵は旭川近文の聖公会伝道所にいる金成マツのもとに領けられる。伯母マツ(金田一京助『アイヌ叙事詩ユーカラ集』の伝承者)とナミやマツの母であり、金田一京助をして”私が逢ったアイヌの最後の最大の叙事詩人ユーカラクル〃

「1992年 『銀のしずく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

知里幸恵のおすすめランキングのアイテム一覧

知里幸恵のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『アイヌ神謡集 (岩波文庫)』や『アイヌ神謡集』や『アイヌ神謡集 (ワイド版岩波文庫 317)』など知里幸恵の全37作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

アイヌ神謡集 (岩波文庫)

1095
3.83
知里幸恵 1978年8月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今まで聞いたどの昔話、民話、神話とも違う、独特の価値観が宿っている。こんなふうに世界を捉える人たちがいたのかと驚いた。 この本をまとめた直後、19歳でこ... もっと読む

アイヌ神謡集

78
3.93
知里幸恵 電子書籍 2012年10月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「銀の滴ふるふる」が印象的な梟の物語が、いちばん好きですね。自然は弱いもの(登場人物の少年は、弱くはありませんが)をいつも見守っている。希望が持てます。昔... もっと読む

アイヌ神謡集 (ワイド版岩波文庫 317)

59
4.00
知里幸恵 2009年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アイヌ文学を初めて紹介した本で、わずか19歳で亡くなったアイヌの少女・知里幸恵の唯一の著書である。1923年という今から百年前の出版でありながら、「その昔... もっと読む

アイヌ神謡集

29
3.38
知里幸恵 電子書籍 新字新仮名 2008年2月22日 青空文庫で見る 青空文庫

感想・レビュー

このうたは、おおらかで、良いね。 日本の政治的に構成された神話よりも、自由で、元気になるね。 もっと読む

アイヌ神謡集を読む (北方新書 16)

17
2.75
知里幸恵 2017年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アイヌ神謡集に沿ってアイヌ語の文法をかなり詳しく解説する内容だが、アイヌ語の文法そのものを順序立てて体系的に学ぶ教科書でもない。言い換えると、高校の英語の... もっと読む

注解 アイヌ神謡集

11
4.50
知里幸恵 2003年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アイヌの昔ばなしを忠実なアイヌ語と日本語の意訳で読める本。アイヌ語はローマ字に近い表記で発音の練習もできます。 もっと読む

日記

7
5.00
知里幸恵 電子書籍 2012年10月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

知里幸恵さんについて興味を持ち、Kindleで無料だったので軽い気持ちでなんとなく読んでみたら、旧字体なので少し読むのが大変だけど、数ページ読むだけでなん... もっと読む

手紙

4
知里幸恵 電子書籍 2012年10月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

アイヌ神謡集 知里幸恵・知里真志保作品集

4
4.00
知里幸恵 電子書籍 2013年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

叙情的なアイヌ神話の世界。自然の中で神と人間が渾然一体となって生活する。 もっと読む

日記

2
知里幸恵 電子書籍 新字旧仮名 2006年9月18日 青空文庫で見る 青空文庫

感想・レビュー

東京に来て1ヶ月ほどした6月から7月までの日記。 クリスチャンであるので、本郷教会の日曜学校などでの話など、聖書の話が出てくる。子どもが欲しいという言葉も... もっと読む

アイヌ神謡集 知里幸恵集 (古典名作文庫)

2
3.00
知里幸恵 電子書籍 2024年1月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かなり前NHKで、知里幸恵さんの事を紹介した番組が放映され本書を知った。日本から消えつつあるアイヌ語を記録に残すため、二十歳のうら若きアイヌの血を引く女性... もっと読む
全37アイテム中 1 - 20件を表示
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