石田雄のおすすめランキング

プロフィール

1923年青森市生まれ。東京大学名誉教授。
「学徒出陣」から復員後、丸山眞男ゼミに参加し、1949年東京大学法学部卒業。同学部助手を経て、1953年東京大学社会科学研究所助教授、1967年同教授。1984年定年退職後、千葉大学教授、八千代国際大学教授を歴任。
その間、ハーバード大学、エル・コレヒオ・デ・メヒコ(メキシコ)、オックスフォード大学、アリゾナ大学、ダル・エス・サラーム大学(タンザニア)、ベルリン自由大学などで研究・教育にあたる。
軍国青年に育てられた過程を反省するため、明治期以後の政治思想史研究をはじめ、さらに政治過程そのものの研究に及ぶ。また、外国での教育の経験も生かして日本の政治の特徴と社会科学そのものの反省にまで至る。
【著書】『丸山眞男との対話』(みすず書房、2005年)、『一身にして二生、一人にして両身——ある政治研究者の戦前と戦後』(岩波書店、2006年)、『日本の政治と言葉(上)(下)』(東京大学出版会、1989年)、『日本の社会科学』(東京大学出版会、1984年)、『近代日本の政治文化と言語象徴』(東京大学出版会、1983年)、『現代政治の組織と象徴——戦後史への政治学的接近』(みすず書房、1978年)、『日本の政治文化——同調と競争』(東京大学出版会、1970年)、『破局と平和1941〜1952』(東京大学出版会、1968年)、『平和の政治学』(岩波新書、1968年)、『現代組織論——その政治的考察』(岩波書店、1961年)、『明治政治思想史研究』(未來社、1954年)、『誰もが人間らしく生きられる世界をめざして——組織と言葉を人間の手にとりもどそう』(唯学書房、2010年)など多数。

「2012年 『安保と原発 命を脅かす二つの聖域を問う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田雄のおすすめランキングのアイテム一覧

石田雄のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『平和の政治学 (1968年) (岩波新書)』や『記憶と忘却の政治学―同化政策・戦争責任・集合的記憶 (明石ライブラリー)』や『社会科学再考―敗戦から半世紀の同時代史』など石田雄の全42作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

平和の政治学 (1968年) (岩波新書)

18
4.25
石田雄 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

烏兎の庭 第四部 随想 12.1.12 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto04/bunsho/peace.htm... もっと読む

記憶と忘却の政治学―同化政策・戦争責任・集合的記憶 (明石ライブラリー)

17
3.40

感想・レビュー

過去と未来を結ぶ選択的行為としての記憶=問題のわかれ道は、過去の事実の中で何を記憶し、何を忘却するかにある=忘却と想起による記憶の再構成。 →「へーリン... もっと読む

丸山真男との対話

11
3.00

感想・レビュー

丸山思想の体系を示す主著というものを挙げるのは難しい。 丸山にはその思想の体系を自分で原理論としてまとめたものがない。 だからその意味では主著というの... もっと読む

日本の政治と言葉 ― 上 「自由」と「福祉」

8
4.33

感想・レビュー

非常に面白かったです。 「自由」の明治期のところは自分の研究と関連が深いだけに。 それにしても、何というか、丸山真男以来の、主体的な判断力をもった... もっと読む

丸山真男と市民社会 (転換期の焦点)

3
石田雄 1998年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わずか101ペ-ジの薄い小冊子であるが、その内容はきわめてクリティカルなイッシュ-が取り扱われたものであり、丸山真男の思想像をめぐる問題に微妙な一石が投じ... もっと読む

メヒコと日本人―第三世界で考える (1973年) (UP選書)

3
4.00

感想・レビュー

(1981.04.12読了)(1977.09.16購入) 副題「第三世界で考える」 1972年に10か月間メキシコで客員教授として暮らした著者が、メキ... もっと読む
全42アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×