稲葉真弓のおすすめランキング

プロフィール

1950年、愛知県生まれ。作家。著書『エンドレス・ワルツ』『琥珀の町』『抱かれる』(いずれも河出書房新社)、『ホテル・ザンビア』(作品社)ほか。

「1994年 『自殺者たち 一日一死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

稲葉真弓のおすすめランキングのアイテム一覧

稲葉真弓のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『いじめの時間 (新潮文庫)』や『本なんて!作家と本をめぐる52話』や『いじめの時間』など稲葉真弓の全76作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

いじめの時間 (新潮文庫)

891
3.07

感想・レビュー

痛い。 ページをめくるごとに、悲痛な叫びが聞こえ、心をえぐられた。 最後まで読むのが苦しかった。 もっと読む

本なんて!作家と本をめぐる52話

358
3.25
芥川龍之介 2015年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家と本。なんかもっと愛に溢れた話が多いのかと思ったけれど、恋人ではなく家族のような、当たり前にそこにある存在という感じなのかな。 もっと読む

いじめの時間

169
3.19

感想・レビュー

いじめといっても捉え方や感じ方は人それぞれで、どの作品も個性が出てた。なんとなく気持ちがわかると思うものもあれば、何を言いたいのか‥わたしにはすんなり理解... もっと読む

半島へ

132
3.51
稲葉真弓 2011年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東京から半島へ。都会から田舎への乗りとは全く違う。東京のスピードとは違う自分にふさわしい速度とは、生き急がない速度。でもいざ東京を離れる時の思いは望郷の念... もっと読む

名探偵登場!

118
2.65
筒井康隆 2014年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

普段手を伸ばす事がなかった作家さん達のお話を読めた。この分量なので話の込み入った尚且つ事件解決でスッキリとする推理小説という訳ではなく、痛快に解決するお話... もっと読む

さよならのポスト

102
3.43
稲葉真弓 2005年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

さよならをテーマにした短編集。 「星になったライオン」が好きです。 もっと読む

海松(みる)

95
3.35
稲葉真弓 2009年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川端康成文学賞受賞作品。 この賞って地味な感じがするけど過去の候補作や受賞作品を見てみると、いいわ~、渋くて。大衆に迎合してなくてぶれない感じが(笑) ... もっと読む

にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

90
3.33
内田百閒 2018年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年10月河出書房新社刊。既刊の文庫、全集等から、33人、33篇のエッセイを選んだ猫のアンソロジー。夏目漱石から現在活躍中の方のエッセイ。表紙絵が楽... もっと読む

名探偵登場! (講談社文庫)

69
2.45
筒井康隆 2016年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

探偵小説と読んでいいのかよくわからない話や文体が読みにくい話もあったがそれぞれの話に特徴的な独特の雰囲気があって良かった。 もっと読む

エンドレス・ワルツ

46
3.88

感想・レビュー

女優で作家の鈴木いづみ。サックス奏者の阿部薫。ふたりのひりひりするような、お互いを激しくぶつけあい、愛すると同時に憎しみを抱いた関係。ただ、目を見れば、音... もっと読む

唇に小さな春を (小学館文庫)

45
3.00
稲葉真弓 2012年2月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

朝の満員電車で読むと、爽快! もっと読む

エンドレス・ワルツ (河出文庫)

44
3.24

感想・レビュー

ヤク中になっちゃった共依存的でデカダンな男と女の顛末。男は理屈をこね回してはDVしたりすがったりしたあげく一足お先に世を去る。そして女も。 実はこれ、鈴... もっと読む

ミーのいない朝 (河出文庫)

39
3.83

感想・レビュー

川からふく風が猫の声を運んできて、 "私"は学校のフェンスに宙吊りになっていた子猫を連れて帰る。 数度の引っ越し、離婚、転職… "私"の人生の転機を... もっと読む

エンドレス・ワルツ

39
3.50
稲葉真弓 2014年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読むのに2週間くらいかかった。中々ドロドロした話で、実際に鈴木いづみ、とサックス奏者の男がいたとは知らなかった。 1970年代が舞台と言うことですが、 ... もっと読む

少し湿った場所

39
4.17
稲葉真弓 2014年10月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

猫を飼っていることもあり、冒頭の「猫と暮らして」は猫好きにはわかる共感を覚えた。時代とともに消えていく街への哀愁のようなものが底辺に流れているエッセイ集。... もっと読む

エクスタシィ―大人の恋の物語り

32
3.62
高樹のぶ子 2003年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

阿木燿子さんの『エーゲ海のように』が好き。 官能的な部分は全然イヤらしさを感じず、むしろ綺麗な絵のような世界が広がっていた。 他の作品も恐怖小説のよう... もっと読む

月兎耳の家

31
3.42
稲葉真弓 2016年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

違った雰囲気の3編。「月兎耳の家」「風切橋奇譚」が好み。 「月兎耳の家」 葬儀の席で、静かで威厳のようなものを漂わせた姿。 元女優という、叔母のたた... もっと読む

ミーのいない朝 (河出文庫)

30
4.50
稲葉真弓 2015年8月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1977年、子猫はフェンスの穴から落ちないようにしがみついていた。 稲葉さんと愛猫ミーとの愛しい日常を描くエッセイ。 何をするのもミーを優先。 そのため、... もっと読む

猫に満ちる日

28
3.33

感想・レビュー

連作短編集。一話で漂った濃厚な死の匂いがまさかまさか最終話まで続く。そしてまさかの作者の実話を元にしてるというんだから堪ったもんじゃない。きついです。(桐... もっと読む

千年の恋人たち

24
2.25
稲葉真弓 2010年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

待つ女。 仕事に恵まれ、人に恵まれ、周りから見ればうらやましいような一人の女。 だが、庭だけでなく心の中にも重く建っている石の塔ソル・ソンブラ... もっと読む
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