管啓次郎のおすすめランキング

プロフィール

1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部教授(批評理論)。同大学院理工学研究科<総合芸術系>教授。1980年代にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』、マトゥラーナとバレーラ『知恵の樹』の翻訳を発表(いずれも後に、ちくま学芸文庫)。以後、フランス語・スペイン語・英語からの翻訳者として活動すると同時に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)などにまとめられる批評的紀行文・エッセーを執筆する。2011年、『斜線の旅』にて読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。2010年の第一詩集『Agend’Ars』(左右社)以後、8冊の日本語詩集と1冊の英語詩集を刊行。20ヵ国以上の詩祭や大学で招待朗読をおこなってきた。2021年、多和田葉子ら14名による管啓次郎論を集めた論集 Wild Lines and Poetic Travels (Lexington Books) が出版された。東日本大震災以後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を制作し、現在も活動をつづけている。2023年、コトニ社から『本と貝殻 書評/読書論』と詩集『一週間、その他の小さな旅』を出版。

「2024年 『ヘテロトピア集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

管啓次郎のおすすめランキングのアイテム一覧

管啓次郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『燃えるスカートの少女 (角川文庫)』や『星の王子さま (角川文庫)』や『本は読めないものだから心配するな (ちくま文庫)』など管啓次郎の全123作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

燃えるスカートの少女 (角川文庫)

1815
3.65

感想・レビュー

「人間だった最後の日、彼は世界を寂しいと思っていた」 もしもこの短編集の始まりが、「思い出す人」じゃなかったら私はこの本を買わなかったと思う。それぐ... もっと読む

星の王子さま (角川文庫)

1467
4.03

感想・レビュー

ずっと読みたかった星の王子さま!子ども向けな簡単な内容と思いきや、深いこといっぱい書いてあった。 もっと読む

本は読めないものだから心配するな (ちくま文庫)

1107
3.35
管啓次郎 2021年9月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルに惹かれてレビューを読んでみると 内容は良いけど難しそう。 でも一つだけ 「タイトルから想像する内容は、最初と最後を読めば良くて」 という... もっと読む

レモンケーキの独特なさびしさ

533
3.33

感想・レビュー

「いったい、<すぎる>と<足りない>のあいだに、どうやって線を引けるっていうの?」 ー「日本の読者のみなさんへ」原作者の言葉より 上記に引用した言葉は、... もっと読む

知恵の樹 (ちくま学芸文庫 マ 12-1)

404
3.47

感想・レビュー

私たちが日常当たり前のように、空を見て空だと認識し、地を歩いて歩いていると認識している。これは誰から見てもそうなのか?絶対的な意味で本当だろうか? こう... もっと読む

考える方法: <中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)

391
3.44
池内了 2015年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

入門書として 哲学すること 原点となるところが分かりやすい 中学生向きなので 何も知らない大人たちへの入門書 易しいだけではなく... もっと読む

わがままなやつら

326
3.65

感想・レビュー

現実と別の世界が交差するような、不思議な物語。短編。 本を開くと、緩やかに別の世界に誘導され、感情の深いところを救い上げられる。 寂しくて暖かい気持になり... もっと読む

秘密の動物誌 (ちくま学芸文庫 フ 28-1)

285
3.74

感想・レビュー

光る象、多足蛇、水面直立魚―。世界各地には驚くべき未知の動物が棲息していた! 数々の珍獣を「発見」したのち謎の失踪を遂げた動物学者、ペーター・アーマイゼン... もっと読む

本は読めないものだから心配するな〈新装版〉

262
3.83
管啓次郎 2011年5月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いったい私は何のためにこんなに本を読むのだろう?とたまに考えないことはないけれど、それよりも読んでいる一瞬一瞬の得も知れぬ触感、切れ間にふと見上げた空がい... もっと読む

本は読めないものだから心配するな

209
3.94
管啓次郎 2009年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

管啓次郎の書評関係の短文をまとめたものらしく、初出一覧を見ると発表した媒体も書いた時期もバラバラなのだけど、ゆるやかに連想をつなげて断章をまとめあげる手つ... もっと読む

文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち(Next Creator Book)

202
3.83
藤井光 2017年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初の方の、入試問題形式で同じ文章を時代ごとや作家ごとに比較した章がめちゃくちゃ面白かった! 時代や翻訳家で違ってくる文章を読めることの面白さ…今まで翻... もっと読む

こどもたちに語るポストモダン (ちくま学芸文庫 リ 2-1)

200
3.10

感想・レビュー

題名から、ポストモダンについて多少なりともわかりやすく書かれているのかと思いきや、ポストモダンについて専門的に研究している研究者向けに書かれた書簡を訳出し... もっと読む

私自身の見えない徴

183
3.61

感想・レビュー

モナの「木でできたものをノックする癖」が、わたしがかつてやめられなかった「リストカット」と重なった。 何度も読みかえした大好きな作品、わたしが生きるため... もっと読む

燃えるスカートの少女

173
3.32

感想・レビュー

以前王様のブランチであいみょんが紹介していた本。元々彼女の知人から「あいみょんのイメージだから読んでみて」と紹介された本らしい。 短編集なのだけど、詩的で... もっと読む

秘密の動物誌

145
3.78

感想・レビュー

49冊目『秘密の動物誌』(ジョアン・フォンクベルタ/ペレ・フォルミゲーラ 著、管啓次郎 訳、荒俣宏 監修、1991年12月、筑摩書房) 光る象や多足蛇、水... もっと読む

斜線の旅

141
3.88
管啓次郎 2010年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

菅 啓次郎著『斜線の旅』読了。単なる旅行記とは一線を画する物凄く深い余韻。余韻、また余韻。圧倒的な文章力と経験を伴った博識さをもって語られる物語。浅学な僕... もっと読む

野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ (講談社現代新書 2107)

138
3.26
管啓次郎 2011年5月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

メモ→ https://twitter.com/lumciningnbdurw/status/1349934893887754240?s=21 もっと読む

コロンブスの犬 (河出文庫)

137
4.05
管啓次郎 2011年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わたしとは一種の牢獄だ。~ぼくもまた他人で有り得ないこと~うんざりさせられている」(『赤道地帯』)/閉所恐怖症は、その原因を死に対するひどい怯え、埋葬され... もっと読む

星の王子さま (角川文庫)

126
3.84
サン・テグジュペリ 電子書籍 2012年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

50歳手前で初読み。泣ける話だとは知らなかった。 王子さまの訪れた星の人たちが、滑稽で哀しい。 王子さまの言葉が心に刺さる。大切なことを教えてもらった... もっと読む

本と貝殻: 書評/読書論

117
3.33
管啓次郎 2023年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちょっと難しい内容かもだが、「本とともに生きたいとのぞむ人たちへとどける、読書のための書物の実用論」とあっては、本好きは目を通さなければいけない気持ちにな... もっと読む
全123アイテム中 1 - 20件を表示

管啓次郎に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×