米川良夫のおすすめランキング

プロフィール

1931年生まれ。國學院大學名誉教授。2006年没。訳書にカルヴィーノ『不在の騎士』『木のぼり男爵』(白水社)他。

「2018年 『カフカの父親』 で使われていた紹介文から引用しています。」

米川良夫のおすすめランキングのアイテム一覧

米川良夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『見えない都市 (河出文庫 カ 2-1)』や『レ・コスミコミケ (ハヤカワepi文庫)』や『木のぼり男爵 (白水Uブックス 111 海外小説の誘惑)』など米川良夫の全47作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

見えない都市 (河出文庫 カ 2-1)

1049
3.69

感想・レビュー

イタロ・カルヴィーノ1972年の作。ネタバレを回避してあらすじを書くのが不可能な作品ともいえるし、話の展開のようなものがなく、なにを書いてもネタバレになら... もっと読む

レ・コスミコミケ (ハヤカワepi文庫)

455
3.72

感想・レビュー

Qfwfqじいさんのお話が始まるよ! むか〜し昔のその昔。Qfwfq老人が星雲のなかに浮かんでいた頃、無限の宇宙空間を何光年も巡っていた頃、光と闇ができ... もっと読む

木のぼり男爵 (白水Uブックス 111 海外小説の誘惑)

350
3.79

感想・レビュー

幻想的で知られるカルヴィーノの小説。 1767年、貴族であるコジモ・ロンド―は12歳の時、姉の作ったかたつむり料理を拒否して木にのぼり、それ以来降り... もっと読む

不在の騎士 (河出文庫 カ 2-4)

290
3.67

感想・レビュー

『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』から続く三部作の一つ。子爵、男爵、ときて最後は騎士。白い甲冑の騎士アジルールフォには鎧の中の実体がない。甲冑の中は空洞... もっと読む

庭、灰/見えない都市 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

225
3.70

感想・レビュー

「庭、灰」子供の頃の記憶は真珠に似てる。硬くて尖った小石を腹の中に飲み込んで、痛くても吐き出すことも出来ずに何年もかけて柔らかい膜で舐めて丸めてくるんでく... もっと読む

カルヴィーノ アメリカ講義――新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

221
3.77

感想・レビュー

朝日新聞社から出ていた「カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ」の文庫化。 もっと読む

不在の騎士 (白水Uブックス)

180
3.71

感想・レビュー

中身のない鎧が一人で勝手に動いてたらホラーなんだろうけど それがちょっと間抜けなくらい生真面目で、 手のかかる道連れに頭を悩ますとか、 カルヴィーノ... もっと読む

カルヴィーノの文学講義: 新たな千年紀のための六つのメモ

155
3.98

感想・レビュー

読んだ瞬間、少なくとも自分は作家になれた。 もっと読む

木のぼり男爵 (白水Uブックス)

131
4.08

感想・レビュー

お話の設定→カタツムリ料理が食べたくないので逃げた。見つかりたくないので木に登って死ぬまで降りなかった。うーん。話の進め方も丁寧。うーん。なんではまれない... もっと読む

くもの巣の小道: パルチザンあるいは落伍者たちをめぐる寓話 (ちくま文庫 か 25-2)

97
3.48

感想・レビュー

人間って何と戦っているんだろう。大人になってもやっぱり大人の世界は不条理で訳がわからないと思う。 もっと読む

カフカの父親 (白水Uブックス)

83
3.60

感想・レビュー

短編集。タイトルそのものも含めてインパクト大だったのはやはり「ゴキブリの海」・・・想像したくない(苦笑)とはいえそのそも話の始まりから悪夢のような不条理系... もっと読む

マルコ・ポーロの見えない都市 新装版

80
3.93

感想・レビュー

まずは目次にぞくぞく。「都市と記憶」「都市と欲望」「都市と記号」‥‥。 言葉が濃密で、読み進むのがもったいない。ページをめくってもめくっても、期待を裏切... もっと読む

レ・コスミコミケ (ハヤカワ文庫 SF 639)

63
3.50

感想・レビュー

この宇宙で実際に起きたと思われているできごとに着想を得たほら話。例えば「ただ一点に」は、「エドウィン・P・ハッブルによって始められた星雲拡散速度の計算を通... もっと読む

不在の騎士 (文学の冒険シリーズ)

49
3.72

感想・レビュー

まず表紙が映らないのが残念だ…!! 全体的に深緑色が基調になっていて、黒の枠組みの中に肖像画のように、舞台装置で使われているような白馬に、騎士が跨り剣を掲... もっと読む

カフカの父親 (文学の冒険シリーズ)

46
3.50

感想・レビュー

 15編からなる短編集。  その殆どが奇想天外なアイディアに基づいて書かれている。  例えば、自分以外理解出来ない言葉で詩を創作してしまった男……... もっと読む

見えない都市 (河出文庫)

45
4.00
イタロ・カルヴィーノ 電子書籍 2003年7月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/16-e1clt62 空想の都市たちの話。あり得ない世界観に、どこか何か皮肉... もっと読む

怪僧ラスプーチン (中公文庫 ク 3-2)

35
3.08

感想・レビュー

ラスプーチンについては詳しくは知らなかったが、この本を読んでどういった人間かなんとなくわかった。ここに書かれていることがすべて本当か疑わしいけど、本当だっ... もっと読む

木のぼり男爵

32
3.90

感想・レビュー

カルヴィーノのいわゆる「歴史三部作」の中でいちばん好き。 弁護士の伯父さんが特に大好きで、その章ばかり何度も読んでいた。 イタリアで本屋に行き、真っ先... もっと読む

生命ある若者 (講談社文芸文庫 ハA 1)

32
3.29

感想・レビュー

今から88年前の1922年3月5日に生まれて、35年前に52歳でローマの海岸で激しく殴打された轢死体で発見されたイタリアの映画監督・小説家・詩人。 もっと読む
全47アイテム中 1 - 20件を表示

米川良夫に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×