結城昌治のおすすめランキング

プロフィール

結城昌治

一九二七(昭和二)年、東京に生まれる。四九年、早稲田専門学校を卒業し、東京地検に勤務したが、結核が発病し三年間の療養生活を送った。五九年、短篇「寒中水泳」によって認められ、『ひげのある男たち』『ゴメスの名はゴメス』等を執筆し、ユニークな推理作家として注目された。七〇年、「中央公論」に連載した『軍旗はためく下に』で第六十三回直木賞を受賞。ほか『夜の終る時』『志ん生一代』など著作多数、「結城昌治作品集」(全八冊)がある。九六(平成八)年一月没。

「2020年 『軍旗はためく下に 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

結城昌治のおすすめランキングのアイテム一覧

結城昌治のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ハーメルンの笛吹きと完全犯罪: 昔ばなし×ミステリー【世界篇】 (河出文庫)』や『あるフィルムの背景: ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)』や『『葛藤する刑事たち』傑作警察小説アンソロジー (朝日文庫)』など結城昌治の全350作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

ハーメルンの笛吹きと完全犯罪: 昔ばなし×ミステリー【世界篇】 (河出文庫)

179
2.82
仁木悦子 2021年1月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

青柳碧人さんの昔話ミステリ的なものかと思ったら違った。世代の差かもしれないが前も新保さんの編集本であれ?と思ったから好みの違いかも。鮎川哲也がこんなグロい... もっと読む

あるフィルムの背景: ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)

130
3.38
結城昌治 2017年11月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前半と後半で趣の違う短編集。前半はイヤミス寄り。後半はサプライズ重視。後者が好みであった。 惨事 いきなり悲惨な話。ラストの葛藤は、どうぶつタワーの時間... もっと読む

『葛藤する刑事たち』傑作警察小説アンソロジー (朝日文庫)

123
3.41
松本清張 2019年11月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

横山秀夫 『共犯者』と誉田哲也 『手紙』を読んだ。 名手たちの短編は魅力があるが、つまみ食いで満足してしまうという感じ、申し訳ない。 Amazon... もっと読む

白昼堂々 (光文社文庫)

113
3.36
結城昌治 2008年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昭和40年代が舞台なだけに、今からでは考えられないような犯罪の手口が描かれる。 クライムサスペンスと言えそうな部分はラストに向かう一部だけで、後は刑事... もっと読む

吾輩は童貞(まだ)である- 童貞について作家の語ること-

87
4.00
筒井康隆 2018年7月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いきなりこんなこと言って申し訳ないとは思うけれど、私は童貞が好きです。 ぼんやりと「あぁ私ってもしかしたら童貞が好きなのかな…?」ぐらいの自覚だったものが... もっと読む

ゴメスの名はゴメス (光文社文庫)

61
3.11
結城昌治 2008年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公がスパイでないのかスパイなのか、誰がスパイなのかわからないので全ての人を疑いながら読むことになってしまった・・・怒涛のように過ぎる後半、一気読み。面... もっと読む

軍旗はためく下に-増補新版 (中公文庫)

61
3.90
結城昌治 2020年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

覚悟の戦死ではなく、戦犯となり死刑となった人たちの経緯をたどる短編集。 何度か挫折しそうになった戦争小説。限りなくノンフィクションと言っても間違いない太... もっと読む

落語推理 迷宮亭 (光文社文庫)

56
3.00
山前譲 2017年1月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

秋梨さんのはおもしろかったな。読みやすかったし。 都筑さんのもよかった。 それ以外はちょっと…。 ちょっと…て思うほうのが多かった。てか、ちょっと…ていう... もっと読む

ひげのある男たち (創元推理文庫)

48
2.94
結城昌治 2008年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とくに話が分岐することも無く、延々と同じ道筋をたどって、話が進む。 ラストがまた、たいした驚きも無くやってきてしまう。 最後に、ひげは必要だったのか... もっと読む

幻の殺意/夜が暗いように (創元推理文庫 Mん 11-5)

47
4.00
結城昌治 2022年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この全集も六冊目、いつもながらハードボイルドの先達の文章に、透徹した眼に唸らされる。たとえばこんな文章。「ほとんどが若い連中だが、それぞれ個性的な服装のよ... もっと読む

夜の終る時/熱い死角 (ちくま文庫)

42
3.43
結城昌治 2018年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2020/12/26購入 2021/1/24読了 もっと読む

軍旗はためく下に (中央文庫BIBLIO)

38
3.50
結城昌治 2006年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

終戦時に行われた軍法会議で死刑を宣告された下級兵士たちの5つの独立した物語。素材となった事件は実在するもの。著者は関連する多くの軍人に取材しているが、内容... もっと読む

暗い落日 (中公文庫)

35
3.00
結城昌治 2008年3月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国産ハードボイルドの黎明期を飾るとされる長編。あからさまにロス・マクである。重い空気感は悪くないが、悲劇の根幹にある秘密に、ひねりがなさ過ぎる。この程度の... もっと読む

志ん生一代 (小学館文庫)

35
3.88
結城昌治 2019年4月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一番尊敬できない人生を歩んでいるけど、芸に対しては一番尊敬出来る人。 なんてまっすぐで憎めなくて破天荒で無垢な人だろうか。 長かったけど、読んで良かった。 もっと読む

冒険の森へ 傑作小説大全 12 法の代行者 (冒険の森へ 傑作小説大全12)

33
4.00
逢坂剛 2015年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読みたかったのは、宮部さんと横山さんと阿刀田さんの小説。宮部さんの「八月の雪」は、不幸な事故で惰性で生きてる男子中学生が主人公。彼の意識がラストで変わる明... もっと読む

白昼堂々 (角川文庫 緑 267-3)

31
4.00

感想・レビュー

伊坂幸太郎のエッセー集『3652』。 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101250294 ... もっと読む

コレクション 戦争×文学 11 軍隊×人間

31
4.00
細田民樹ほか 2012年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自衛隊に入隊した経験がある浅田次郎が編集した短編集のようです。松本清張の短編は、秀吉の朝鮮遠征時の出来事を下敷きに、作者の韓国での厳しい軍隊生活がさりげな... もっと読む

通り魔: 昭和ミステリールネサンス (光文社文庫)

29
3.40
結城昌治 2018年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ミステリ短編集。飛びぬけたトリックというわけでもないけれど、意外性のある物語とブラックさも感じられる結末が魅力的な作品が多いです。なかなかに悪辣なのだけれ... もっと読む
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