菅野昭正のおすすめランキング

プロフィール

1930年生れ。東大仏文卒。東大名誉教授。日本フランス語フランス文学会名誉会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(やまなし文学賞)、『変容する文学のなかで』(全3巻)など。訳書にクロード・シモン『ファルサロスの戦い』、ミラン・クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など多数。

「2020年 『遠藤周作 神に問いかけつづける旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅野昭正のおすすめランキングのアイテム一覧

菅野昭正のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『不滅 (集英社文庫)』や『慈しみの女神たち 上』や『不滅』など菅野昭正の全91作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

不滅 (集英社文庫)

776
3.98
ミラン・クンデラ 1999年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

クンデラの語り方は普通の手法や感覚ではありませんね。一見すると、バラバラの短い断章が訥々と語られながら何本もの糸を紡いでいくようです。同一場面のアプローチ... もっと読む

慈しみの女神たち 上

177
3.86

感想・レビュー

元ナチ親衛隊将校の一人語りによる、戦争と自身の歴史の告白。 自らがどのようにナチ将校となり、どの戦線で何を見たのか、(おそらくは)膨大な資料を基に語りお... もっと読む

不滅

129
3.64
ミラン・クンデラ 1992年2月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「不滅」のたった二文字からここまでの長編を書き上げられる著者の力量にまず感激します。 この本はただの物語と一言でいうわけにはいかない、複雑な構造になってい... もっと読む

慈しみの女神たち 下

108
3.82

感想・レビュー

質・量ともに超メガトン級の小説だった。元SS将校の回想録という形で、ナチ側から見た当時の戦況が克明に語られていく様子は圧巻だし、アウエの屈折した性格や男色... もっと読む

アフリカのひと ―父の肖像

79
3.47
ル・クレジオ 2006年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

英国植民地下のモーリシャス島に生まれ、英国軍所属の医師として英国植民地であったアフリカの地を転々とした父への回想。第二次世界大戦による家族との断絶、帝国主... もっと読む

パワナ くじらの失楽園

68
3.30
ル・クレジオ 1995年5月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2012/12/16購入 もっと読む

ブランショ小説選

56
2.90
ブランショ 2005年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これを読まずに死ななくてよかったと心から思えた。 もっと読む

偶然 帆船アザールの冒険

40
3.30
ル・クレジオ 2002年3月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宝箱をまたひとつ開けてしまった。でもまだ未読のものがあるから大丈夫。でもまあそんなことどうでもいい。同じ箱を何度開けてもその度ごとに強くしなやかな光の煌め... もっと読む

新装版文芸まんがシリーズ 泉鏡花:高野聖

25
2.80
泉鏡花 2010年4月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全く意味が分からず… もっと読む

遠藤周作 神に問いかけつづける旅

18
5.00
菅野昭正 2020年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「遠藤周作 封印された原稿」 - ETV特集 - NHK https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episo... もっと読む

徹底討議19世紀の文学・芸術

17
3.67

感想・レビュー

1974年~1975年に雑誌「ユリイカ」に掲載された12回にわたる誌上討論のまとめで、2000年の復刻版。19世紀の芸術を美術・音楽・文学の3つの分野で横... もっと読む

憂鬱の文学史

17
4.00

感想・レビュー

新潮2009年5月号書評より もっと読む

小説と映画の世紀

16
菅野昭正 2021年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/872889 ひなたやまにもあります もっと読む

現代フランス文学13人集〈第2〉トロピスム,迷路のなかで,瀕死の王 (1965年)

15
3.33

感想・レビュー

ナタリー・サロート『トロピスム』 登場人物が三人称で語られることにより個々の人物というよりは自分たち、この街のどこかにいる人たちが執拗に皮肉に描写されてい... もっと読む
全91アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×