萩原朔太郎のおすすめランキング

プロフィール

萩原朔太郎
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。

「2022年 『詩人はすべて宿命である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

萩原朔太郎のおすすめランキングのアイテム一覧

萩原朔太郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)』や『猫町 他十七篇 (岩波文庫)』や『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』など萩原朔太郎の全777作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)

1385
3.99
萩原朔太郎 1981年12月16日 本で見る

感想・レビュー

純情と陰惨 いじらしくて、人間、という感じがする。上手く生きられずに吠える。悲しい、人間。 北原白秋の序文があまりにも親密でもっと掘り下げたくなってしま... もっと読む

猫町 他十七篇 (岩波文庫)

1032
3.81
萩原朔太郎 1995年5月16日 本で見る

感想・レビュー

タイトルだけ見ると、ジブリっぽいのかななんて思っていたけど、それこそ幻想だった。 標題の「猫町」は、薬物摂取してる語り手がとある温泉地で迷い込んだ町で、... もっと読む

ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語

1011
3.50
萩原朔太郎 2021年2月1日 本で見る

感想・レビュー

アンソロジーだったからこそ 出会えた物語りや作家さんがある ひとりでいたくてひきこもっているのに ひとりじゃないんだと安心してしまうような 不思議なお話た... もっと読む

猫町

538
3.76
萩原朔太郎 1997年11月25日 本で見る

感想・レビュー

詩人・萩原朔太郎、唯一の小説。 そこに描かれるのは、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかりの不可思議で妖しい町。それはまるで、深い眠りに落ちたときのような、寂... もっと読む

猫町 (乙女の本棚)

537
3.45
萩原朔太郎 2016年11月25日 本で見る

感想・レビュー

口語自由詩の完成者(国語便覧より) 萩原朔太郎文学忌、死因は急性肺炎。 散文詩風小説 幻想的で夢幻的、加えて人外の世界観 距離と時間の移動から 異空間へ... もっと読む

月に吠える 萩原朔太郎詩集 (角川文庫)

350
3.63
萩原朔太郎 1999年1月29日 本で見る

感想・レビュー

月の初めに生まれ「朔」の字を名前に持つ朔太郎、荒削りの詩を通して彼の描く月は、単なる抒情にとどまらず、「死にゆくが故に生きている」肉体とは対極にある、静か... もっと読む

萩原朔太郎詩集 青猫 (集英社文庫)

345
3.69
萩原朔太郎 1993年4月15日 本で見る

感想・レビュー

「遠い遠い実在への涙ぐましいあこがれ」って朔太郎は言う。けど、彼の言葉で紡がれ広がる色と音楽と郷愁の原風景には、闇に飲まれない、揺るがない気品がある。 ... もっと読む

月に吠える

214
4.09
萩原朔太郎 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

萩原朔太郎と対話したような気分になる。 もっと読む

詩集 月に吠える 詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)

200
3.83
萩原朔太郎 1999年10月25日 本で見る

感想・レビュー

北原白秋の序文がいい。 室生犀星が朔太郎のこと、兄と呼んでいる。親しさがわかる。 当時の発禁処分(…を受けた詩があった。この詩集では収録)の基準はどこら... もっと読む

文豪たちが書いた 「猫」の名作短編集

193
3.28
彩図社文芸部 2017年11月17日 本で見る

感想・レビュー

ニャンコ本多過ぎて追いつかない、、、嬉しい悲鳴を上げてます。 彩図社のPR 大好評の「文豪たちが書いた」シリーズ第4弾です!内田百閒、夏目漱石、小... もっと読む

萩原朔太郎 (ちくま日本文学 036)

190
3.79
萩原朔太郎 2009年6月1日 本で見る

感想・レビュー

よく分かんないけど面白い人だと思う 中学か高校の教科書に「竹」が載ってて、朔太郎の近影も載っててかっこいい人だと思ってた 朔太郎の詩はなんか色っぽいし、エ... もっと読む

自転車に乗って アウトドアと文藝

177
2.90
角田光代 2020年12月28日 本で見る

感想・レビュー

自転車にまつわるエッセイ集。 誰だって自転車には乗ろうとする、乗ってみようとする、でいろいろ思うわけである。 1.はじめる 2.ふりかえる 3.考える... もっと読む

詩集『青猫』より (乙女の本棚)

176
3.35
萩原朔太郎 2021年12月17日 本で見る

感想・レビュー

萩原朔太郎文学忌、朔太郎忌 「青猫」1923 無数の雀は都会に集まる若者 前半で東京-都会への憧れ 都会の象徴は 建築・女性・高貴な生活 後半から 現実... もっと読む

幻視の系譜 日本幻想文学大全 II (ちくま文庫)

173
3.70
泉鏡花 2013年10月1日 本で見る

感想・レビュー

イロイロな作品が読めてお得な一冊。 室生犀星の蜜のあわれは不思議なお話。ファンタジーのような、掴みどころの無いフワフワした感じの金魚?が可愛い。 もっと読む

文章読本 (中公文庫)

145
3.90
吉行淳之介 2020年11月25日 本で見る

感想・レビュー

文法にとらわれるな! もっと読む

郷愁の詩人 与謝蕪村 (岩波文庫)

129
3.62
萩原朔太郎 1988年11月16日 本で見る

感想・レビュー

萩原朔太郎による与謝蕪村論。蕪村の作品を新体詩に比するものとして位置付けている。彼の蕪村評価がどの程度正確なのかを評価する知見は私には全くないのだけれど、... もっと読む

猫町

125
3.55
萩原朔太郎 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

午前中に北村薫さんの「本の小説」で紹介されていたので早速ダウンロードして読んだ。素晴らしきかな、青空文庫。自分もおそらくはこういう体験があったな、という思... もっと読む

日本文学100年の名作 三月の第四日曜 (第3巻 1934-1943) (新潮文庫)

123
3.72
アンソロジー 2014年10月29日 本で見る

感想・レビュー

比較的渋めなメンバーかな?と思ったけど、今回も楽しく読みました。 特に好きなのは以下3編。 ・萩原朔太郎『猫町』 勝手に猫がたくさんいるファンタジックな... もっと読む

文豪たちの妙な旅 ミステリーアンソロジー [] (河出文庫)

121
2.83
アンソロジー 2023年4月6日 本で見る

感想・レビュー

題から、旅ミステリーを期待していたが、単に旅をする場面さがある短編集だった。 収録作自体は面白かったり、馴染めなかったり。 もっと読む

猫町

110
4.00
萩原朔太郎 2012年12月22日 本で見る

感想・レビュー

思ったより猫要素は少なかったです。 シュールというよりはロジカルな異世界。 ロジカルなのにイマジナリーでメタフィジック。 精密に描かれたイラスト... もっと読む
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