藤沢周平のおすすめランキング

プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

藤沢周平のおすすめランキングのアイテム一覧

藤沢周平のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『蝉しぐれ (文春文庫)』や『たそがれ清兵衛 (新潮文庫)』や『用心棒日月抄 (新潮文庫)』など藤沢周平の全730作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

蝉しぐれ (文春文庫)

5244
4.13
藤沢周平 1991年7月10日 本で見る

感想・レビュー

少年藩士の成長を描いた時代小説。父が切腹させられ、母と二人貧しい生活を送りながら、剣の腕前を上げていく。終盤は藩の勢力争いに巻き込まれ、ハラハラドキドキ。... もっと読む

たそがれ清兵衛 (新潮文庫)

2358
3.73
藤沢周平 1991年9月30日 本で見る

感想・レビュー

周平忌・寒梅忌 タイトル「たそがれ清兵衛」と他7編。 どの作品もストーリーは、似ている。 普段は、何かしら陰口を叩かれるような、城下の人材達が、実は凄腕剣... もっと読む

用心棒日月抄 (新潮文庫)

1801
4.05
藤沢周平 1981年3月27日 本で見る

感想・レビュー

クマさんにお勧め頂いた本作 読み始める前にシリーズ物と知り早まったかなと思いました 早まってなかったです! 連作短編という形態がテレビ時代劇感にあふれ... もっと読む

隠し剣孤影抄 新装版 (文春文庫)

1683
3.82
藤沢周平 2004年6月10日 本で見る

感想・レビュー

一話、一話でも十分な重さがあるけど、次から次へと読み進めたくなる。 合間にほかの作品を挟んでみたけど、藤沢周平さんの話が合ってるな、と実感。 どれを読ん... もっと読む

橋ものがたり (新潮文庫)

1492
3.92
藤沢周平 1983年4月27日 本で見る

感想・レビュー

過去の読書ノート第5弾 藤沢周平を最初に何を読むかと勧めるとしたら、長編ならば7月にレビューした『蝉しぐれ』、短編集ならば本書『橋ものがたり』を勧めるだ... もっと読む

隠し剣秋風抄 新装版 (文春文庫)

1460
3.75
藤沢周平 2004年6月10日 本で見る

感想・レビュー

武士物9編。 毒見役の職分を果たしたがために失明した男の失望、その夫と家を守るために夫の上司に身体を任せた妻の愛を描いた「盲目剣谺返し」は映画「武士の一分... もっと読む

孤剣 用心棒日月抄 (新潮文庫)

1242
3.93
藤沢周平 1984年9月27日 本で見る

感想・レビュー

シリーズもので登場人も個性があって覚えやすく、嫌いな歴史ものだったがスイスイと頭に入ってきた。 一本大きなレールがあり、そのレールを辿りながら様々な物語... もっと読む

花のあと (文春文庫)

1238
3.60
藤沢周平 1989年3月10日 本で見る

感想・レビュー

市井や武家の人々の悲喜こもごもを描いた珠玉の短編集。八話が収録されています。 個人的に藤沢さんは短編が好きなんですよね。という事もあり、各話端正な文... もっと読む

三屋清左衛門残日録 (文春文庫)

1212
4.02
藤沢周平 1992年9月10日 本で見る

感想・レビュー

用人の身から隠居することになった三屋清左衛門の連作集。晩年の作品の特徴である明るさが、この作品でもにじみ出ていて、主人公清左衛門のコミカルとも言える日常が... もっと読む

刺客 用心棒日月抄 (新潮文庫)

1165
3.90
藤沢周平 1987年2月27日 本で見る

感想・レビュー

用心棒シリーズ三作目。 信長、秀吉と直江兼続、上杉兼勝の戦いを描いた「密謀」を大げさに言うと苦しみながら読み終わった直後だったので同じ作家でありながら時代... もっと読む

密謀 (上) (新潮文庫)

1146
3.62
藤沢周平 1985年9月27日 本で見る

感想・レビュー

戦国時代が終焉に向かい江戸時代を迎えようとする頃の各大名が生き残りを目指すたえめには力だけではない頭脳戦といっていい身の処し方が重要となるのだろうが、その... もっと読む

凶刃 用心棒日月抄 (新潮文庫)

1041
3.75
藤沢周平 1994年8月30日 本で見る

感想・レビュー

戸田流の使い手の石森左門が登場する。左門という名前や小太刀の使い手という点から林田左門を連想する。 もっと読む

秘太刀馬の骨 (文春文庫)

946
3.66
藤沢周平 1995年11月10日 本で見る

感想・レビュー

これはすごい!面白かった!! ネタバレは書かないけど、出久根達郎さんの解説まできちんと読んで、「えっ?そうなのか?そうだったのか!?」と…僕は出久根さん... もっと読む

密謀 (下) (新潮文庫)

917
3.67
藤沢周平 1985年9月27日 本で見る

感想・レビュー

疲れました。 歴史小説は難しいなあ。 ただ、上辺だけ習ってきた小学校の歴史に味わいが出てくる。 とはいえ、私にとって藤沢周平といえば歴史小説ではなく時代小... もっと読む

よろずや平四郎活人剣 新装版 (上) (文春文庫)

764
3.86
藤沢周平 2003年12月5日 本で見る

感想・レビュー

内容(「BOOK」データベースより) 神名平四郎。知行千石の旗本の子弟、しかし実質は、祝福されざる冷や飯食い、妾腹の子である。思い屈し、実家を出奔、... もっと読む

消えた女 彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)

723
3.82
藤沢周平 1983年9月27日 本で見る

感想・レビュー

義理ある人のさらわれた娘「およう」を探すために命懸けの探索をする伊之助には自身も岡っ引き時代に妻に裏切られた暗い過去を背負っている。その辛さゆえ女性に対す... もっと読む

蝉しぐれ 新装版 (上) (文春文庫)

712
4.13
藤沢周平 2017年1月5日 本で見る

感想・レビュー

選挙のあった日、昔の写真やら資料やらをゴソゴソしていたら、「読書ノート94-95」という「袋ファイル」が出てきた。その中に、新書大のルーズリーフにびっしり... もっと読む

よろずや平四郎活人剣 新装版 (下) (文春文庫)

681
3.89
藤沢周平 2003年12月5日 本で見る

感想・レビュー

時代物は相変わらず苦手ではあるが、大分世界観に慣れてきた。 貨幣価値も自分なりに今の価値に置き換えて読み進めることもできるようになった。 この話は... もっと読む

時雨のあと (新潮文庫)

673
3.72
藤沢周平 1982年6月29日 本で見る

感想・レビュー

人間としての優しさや、ダメさ、それらを温かく見られる世界感にじんわりと、心ほどける。 ささやかな幸せ、ささやかな感動に、清々しさを覚える。 英雄豪傑は出な... もっと読む

漆の実のみのる国 (上) (文春文庫)

668
3.57
藤沢周平 2000年2月10日 本で見る

感想・レビュー

上巻読了。 「なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも・・・」の名言でお馴染みの、上杉鷹山(治憲)を中心に、貧困に苦しむ米沢藩の財政再建に挑む物語です... もっと読む
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