藤野可織のおすすめランキング

プロフィール

藤野可織(ふじの・かおり)
1980年京都府生まれ。2006年「いやしい鳥」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2013年「爪と目」で芥川龍之介賞、2014年『おはなしして子ちゃん』でフラウ文芸大賞を受賞。著書に『ファイナルガール』『ドレス』『ピエタとトランジ』『私は幽霊を見ない』など。

「2022年 『青木きららのちょっとした冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤野可織のおすすめランキングのアイテム一覧

藤野可織のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『私の身体を生きる』や『爪と目』や『爪と目 (新潮文庫)』など藤野可織の全91作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

私の身体を生きる

2579
3.45
アンソロジー 2024年5月24日 本で見る

感想・レビュー

感想はいろいろあるけれど、今回は帯のみ転載。 「私の身体は私のもの」のはずなのに。 17人の書き手がつづる、自分の身体をめぐるエッセイ。 私の身体はど... もっと読む

爪と目

1804
2.89
藤野可織 2013年7月26日 本で見る

感想・レビュー

「あなた」のすべてを「わたし」は見ている。 不倫相手の妻が亡くなった。 彼の三歳になる娘と、同居をはじめた。 妊娠するのは気乗りがしないので、すでに産んで... もっと読む

爪と目 (新潮文庫)

739
3.29
藤野可織 2015年12月24日 本で見る

感想・レビュー

「ピエタとトランジ」の躍動感とは対照的,不穏な空気。母死後,感受性が強く幼い私は爪を噛み続ける。目を瞑れば酷事も消え去ると父の愛人は言う。不都合に目を... もっと読む

本にまつわる世界のことば

737
3.21
温又柔 2019年5月23日 本で見る

感想・レビュー

創元社の「世界を旅するイラストブック」のシリーズ第8作目。 今回イラストはすべて長崎訓子さん。 これまで目にした装画や挿絵とは雰囲気が違い、「時空の旅... もっと読む

ピエタとトランジ 完全版

683
3.60
藤野可織 2020年3月12日 本で見る

感想・レビュー

名探偵トランジは殺人誘発体質。そばにいても死なない助手ピエタは特殊な存在。 学生時代から殺人事件が多発,老年期になるとディストピア状態。森の歪んだ価値観に... もっと読む

おはなしして子ちゃん

603
3.34
藤野可織 2013年9月1日 本で見る

感想・レビュー

10話の短編集、全てで不協和音が鳴り響きます。なんとも言えない気持ち悪さですが、嫌いではなく。『ピエタとトランジ』の長編《完全版》を読んでみたくなりました... もっと読む

ピエタとトランジ (講談社文庫)

583
3.69
藤野可織 2022年10月14日 本で見る

感想・レビュー

一見髑髏、よく見ると少女二人が座る昔の挿絵風の表紙と同様に一筋縄ではないピエタとトランジの物語。〇〇事件と言いつつミステリーでもなくチープな百合風味のドタ... もっと読む

きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎)

437
3.36
都甲幸治 2016年1月25日 本で見る

感想・レビュー

村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治 どれかの名前にピンときたら読んでみても... もっと読む

覚醒するシスターフッド

427
2.55
サラ・カリー 2021年2月26日 本で見る

感想・レビュー

貧困、暴力……時代を超え露呈する社会の死角 「女性同士の絆」とは | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] https://www.asahi.com/... もっと読む

私は幽霊を見ない (角川文庫)

405
3.68
藤野可織 2022年7月21日 本で見る

感想・レビュー

著者初読み。「私は幽霊を見ない」の言葉から始まる怪談蒐集。笑えるのに生々しい不思議話が怖くて夜読むのを中断してしまった。怖がりだと言う著者が先輩達との旅で... もっと読む

私は幽霊を見ない

366
3.22
藤野可織 2019年8月30日 本で見る

感想・レビュー

表紙の絵と、タイトルで借りてきた。 「怪談実話」らしいが、 ご本人は、見えない、らしい。 感じることも、ないらしい。 関西弁のなんともいえ... もっと読む

特別ではない一日 kaze no tanbun

339
3.69
アンソロジー 2019年10月28日 本で見る

感想・レビュー

『二人とも、八十代のころより今のほうが足腰も力もずっと強い。風邪もひかなくなった。これじゃどうやって死ねばいいのかわからないねえ、と笑い合ったあと、体のど... もっと読む

泥酔懺悔 (ちくま文庫)

306
3.40
朝倉かすみ 2016年9月7日 本で見る

感想・レビュー

女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。 泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だとい... もっと読む

私の身体を生きる (文春e-book)

297
3.89
西加奈子 電子書籍 2024年5月24日 本で見る

感想・レビュー

[こんな人におすすめ] *ままならない自分自身をもてあましている人  生きづらいと感じる夜があり、その原因が自分自身の身体や性にあると考えている人におすす... もっと読む

ドレス

284
3.18
藤野可織 2017年11月14日 本で見る

感想・レビュー

不思議な話の短編集 今までの心地悪い系の話よりもっとここじゃない世界の設定画面なのかな?理解できない話がいくつかあった。 読み手の力量も好きな怖さ度合い... もっと読む

来世の記憶

278
3.16
藤野可織 2020年7月10日 本で見る

感想・レビュー

短編集。トランスフォームものが多かったような印象。タイトルずばりの「ピアノ・トランスフォーマー」ではピアノが勝手に演奏を始め、人間がピアノ化しちゃうし、「... もっと読む

青木きららのちょっとした冒険

266
3.16
藤野可織 2022年11月10日 本で見る

感想・レビュー

 青木きららという女性が各編に必ず登場する短編集だが、青木きららは同一人物ではない。現代日本に似たパラレルワールドのような世界を舞台としているが、夢の世界... もっと読む

ドレス (河出文庫)

254
3.51
藤野可織 2020年5月7日 本で見る

感想・レビュー

爪と目の作家と知って腑に落ちました。常識が歪んでいくちょっと気持ち悪い感じ、うんうん、こんな感じの読み心地だったね〜と懐かしく思い出したけど、爪と目より大... もっと読む

朝倉かすみリクエスト! スカートのアンソロジー

248
3.32
アンソロジー 2021年8月25日 本で見る

感想・レビュー

スカートがキーワードのアンソロジー。自分にとって初めましての作家さんに出会えるのが、アンソロジーの楽しいところ。 どれもよかったけど、特に印象に残ったの... もっと読む

パトロネ (集英社文庫(日本))

236
3.24
藤野可織 2013年10月18日 本で見る

感想・レビュー

 妹の撮った写真のフィルムを入れるパトロネを溜めるおねえちゃん。当たり前のような顔をして暮らしているのに、判断がおかしい。なのに本人は当たり前と思ってる。... もっと読む
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