行方昭夫のおすすめランキング

プロフィール

行方昭夫(なめかた・あきお)
英文学者、翻訳家。1931年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学名誉教授。ヘンリー・ジェイムズやサマセット・モームなどの翻訳のほか、その正確な読解力で雑誌「英語青年」の英文解釈講座を長年にわたり担当する。

「2019年 『モナリザの微笑 ハクスレー傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

行方昭夫のおすすめランキングのアイテム一覧

行方昭夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『月と六ペンス (岩波文庫)』や『お菓子とビール (岩波文庫)』や『サミング・アップ (岩波文庫 赤 254-10)』など行方昭夫の全106作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

月と六ペンス (岩波文庫)

1142
3.87
モーム 2010年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

The Moon and Sixpence(1919年、英)。 芸術に魅せられた男の純粋性と、それと表裏一体のエゴイズム。結構重いテーマのはずだが、読後... もっと読む

お菓子とビール (岩波文庫)

620
3.96
モーム 2011年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中年作家のアシェンデンは作家友人のロイ・キアからの伝言を受ける。 ロイは先日亡くなった作家の巨匠、テッド・ドリッフィールドの伝記を引き受けていたが、後半... もっと読む

サミング・アップ (岩波文庫 赤 254-10)

496
3.79
モーム 2007年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説家、劇作家として成功を収めた作者が老年に差し掛かり、これまでの人生の集大成として書き上げたタイトル通り人生の「要約」となる一冊。 というと格調高く聞... もっと読む

人間の絆 (上) (岩波文庫 赤 254-6)

398
3.83
モーム 2001年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「そういうときにはこれ読めばいい」 そう薦められて読み始めたものの、そういうときってどういうときだったのかあんまり覚えてはないです。 モームさ... もっと読む

たいした問題じゃないが: イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫 赤 N 201-1)

371
3.90
行方昭夫 2009年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

20世紀のはじめ、イギリスで活躍したエッセイスト4人の選集。身近な話題から書き起こして人生の深遠さを感じさせたり、意外な話の先にホロリとさせたり、自在の筆... もっと読む

英文の読み方 (岩波新書 新赤版 1075)

329
3.50
行方昭夫 2007年5月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・まず、横文字の新書を恥ずかしながら読んだことなかったので、最初びっくりした。 ・TOEICとかで見せかけの英語力磨いてきたつもりでいた自分、あまりの翻訳... もっと読む

モーム短篇選 上 (岩波文庫 赤 254-11)

292
3.90
モーム 2008年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ただいまモームがマイブームです。こちらは短篇集。まずは上巻から。 「エドワード・バーナードの転落」は、ちょうど読んだばかりの『月と六ペンス』と共通の... もっと読む

どん底の人びと: ロンドン1902 (岩波文庫 赤 315-2)

270
3.83

感想・レビュー

ジャック・ロンドンの作品はその描写が見事で、人間性や感受性がじつに豊かで面白い。机上で学んでも決して得ることのできない天性のセンスが備わっている人なのです... もっと読む

ねじの回転デイジー・ミラー (岩波文庫 赤 313-9)

267
3.67

感想・レビュー

19世紀末〜20世紀にかけて活躍した作家ヘンリー・ジェイムズ。アメリカ生まれでヨーロッパに長年滞在し、最後は英国に帰化した。そのため、アメリカ人から見たヨ... もっと読む

人間の絆 下 (岩波文庫 赤 254-8)

240
4.18
モーム 2001年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人生は無意味だと悟ったけれども、そこで探求の歩みをやめないフィリップの姿に勇気づけられ、そして先を越された感じがする。 不具のおかげで、多くの喜びの源と... もっと読む

英語の発想がよくわかる表現50 (岩波ジュニア新書 502)

230
3.55
行方昭夫 2005年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

難しすぎず易しすぎず、教科学習から離れすぎずしかしくだけすぎず、絶妙なバランスで、英語に関する個々のエピソードから英語の発想について紹介している。英語の発... もっと読む

モ-ム短篇選 (下) (岩波文庫 赤 254-12)

221
3.91

感想・レビュー

どうしても「ランチ」が読みたくて下巻から。 モームは随分長生きで、1874年から1965年まで生きたということにまず驚く。第一次世界大戦が終わった時には既... もっと読む

人間の絆 中 (岩波文庫 赤 254-7)

197
4.00
モーム 2001年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「いつも生活費を気にしなくてはならないのは、ひどく屈辱的だよ。 金を軽蔑する人間を、私は愚かだと思う。そんなのは偽善者か馬鹿者だ。 金銭というものは、... もっと読む

英文快読術 (岩波現代文庫 文芸 69)

176
3.70
行方昭夫 2003年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小谷野敦氏推薦。氏は「大学院で行方先生の授業に出席して、初めて目から鱗が落ちるように英語の読み方が分かったのである。」(『評論家入門』138頁) もっと読む

イシ: 北米最後の野生インディアン (岩波現代文庫 社会 85)

155
4.12

感想・レビュー

北米最後の野生インディアンの記録。著者は『ゲド戦記』の著者の母親。 前半部分、白人がインディアンを虐殺していくところは読んでいて辛かった。あの時白人がイ... もっと読む

英会話不要論 (文春新書 996)

149
3.66
行方昭夫 2014年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルがやや突っ走っている感があるが、早期英語教育や(過度に?)コミュニケーションを重視した英語などに警鐘を鳴らしている。筆者の立ち位置を理解した上で読... もっと読む

解釈につよくなるための英文50 (岩波ジュニア新書)

146
3.61
行方昭夫 2012年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これも名著。さすが行方昭夫先生。 「英文和訳なんて意味がない」とか「英語なんて読んでおおよそ意味が分かればいいんだ」という主張はバランスに欠けているなぁ…... もっと読む

東大名誉教授と名作・モームの『赤毛』を読む 英文精読術

129
4.25
行方昭夫 2015年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古書店で気になって購入した1冊。モーム研究で有名な教授による、英文解釈、翻訳のレクチャーを受けながら、モームの「赤毛」を原文で読むというもの。英文解釈につ... もっと読む

英語のセンスを磨く――英文快読への誘い (岩波現代文庫)

124
3.62
行方昭夫 2017年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

柴田元幸氏の「翻訳教室」を読んであまりに楽しかったので、好評価だったこちらも読んでみました。 著者の真摯なお人柄が感じられる本でした。 文庫化のあとがきに... もっと読む
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