西村賢太のおすすめランキング

プロフィール

西村賢太(1967・7・12~2022・2・5)
小説家。東京都江戸川区生まれ。中卒。『暗渠の宿』で野間新人文芸賞、『苦役列車』で芥川賞を受賞。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『随筆集一私小説書きの弁』『人もいない春』『寒灯・腐泥の果実』『西村賢太対話集』『随筆集一私小説書きの日乗』『棺に跨がる』『形影相弔・歪んだ忌日』『けがれなき酒のへど 西村賢太自選短篇集』『薄明鬼語 西村賢太対談集』『随筆集一私小説書きの独語』『やまいだれの歌』『下手に居丈高』『無銭横町』『夢魔去りぬ』『風来鬼語 西村賢太対談集3』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』『夜更けの川に落葉は流れて』『藤澤清造追影』『小説集 羅針盤は壊れても』など。新潮文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』角川文庫版『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら他』を編集、校訂し解題を執筆。



「2022年 『根津権現前より 藤澤清造随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村賢太のおすすめランキングのアイテム一覧

西村賢太のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『苦役列車 (新潮文庫)』や『苦役列車』や『小銭をかぞえる (文春文庫)』など西村賢太の全199作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

苦役列車 (新潮文庫)

4468
3.43
西村賢太 2012年4月19日 本で見る

感想・レビュー

2011年第144回芥川龍之介賞 2012年 映画化 公開時のキャッチは      「友ナシ、金ナシ、女ナシ      この愛すべき、ろくでナシ」 そし... もっと読む

苦役列車

2930
3.25
西村賢太 2011年1月26日 本で見る

感想・レビュー

芥川賞受賞した私小説だそうですが、 私は正直苦手。 読みやすいけど、自堕落さとその結果があまりにも不快でした。 結構レビューが良かっただけに、良さがわ... もっと読む

小銭をかぞえる (文春文庫)

1296
3.70
西村賢太 2011年3月10日 本で見る

感想・レビュー

なんか分からないけど面白い。 もっと読む

暗渠の宿 (新潮文庫)

1093
3.67
西村賢太 2010年1月28日 本で見る

感想・レビュー

収録の「けがれなき酒のへど」で不様にも大金を騙し取られ、「暗渠の宿」での秋恵に対する態度は相変わらず。話の中でたびたび出てくる過去の話などが、何冊も読んで... もっと読む

二度はゆけぬ町の地図 (角川文庫)

723
3.77
西村賢太 2010年10月23日 本で見る

感想・レビュー

普通にしてればかなり親切にしてくれそうな人たちに出会ってるのに自分でぜんぶ台無しにしてしまう。どれも面白いが『腋臭風呂』は後半下ネタだけど文章がうまくて笑... もっと読む

どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫)

519
3.68
西村賢太 2009年1月1日 本で見る

感想・レビュー

一言で言ってしまえばクズ、その典型みたいなものだけど、ではなぜそうなのかというと、おそらくは純粋さゆえなのかもしれない。もともと縁もゆかりもない藤澤清造に... もっと読む

人もいない春 (角川文庫)

463
3.77
西村賢太 2012年1月25日 本で見る

感想・レビュー

『昼寝る』での北町貫多の献身的な性格がほかの作品でも見え隠れしているからこんな奔放な人間に感情移入してしまうんだろうな。『悪夢─或いは「閉鎖されたレストラ... もっと読む

廃疾かかえて (新潮文庫)

433
3.79
西村賢太 2011年4月26日 本で見る

感想・レビュー

いずれ罵倒語一覧をつくる。 もっと読む

苦役列車(新潮文庫)

386
3.63
西村賢太 電子書籍 2012年4月20日 本で見る

感想・レビュー

やっと出来た友達に下卑で汚い言葉で毒づき、プライドと悔恨に揺れる北町貫太のポケットには藤澤清造の私小説が入っている。北町貫太のその前後を読みたくなりました... もっと読む

一私小説書きの日乗 (角川文庫)

269
3.77
西村賢太 2014年10月25日 本で見る

感想・レビュー

西村賢太の作品が私小説であるが故に、この単なる日記も同じ主人公であり、こういう日常を面白おかしく膨らませて私小説が書かれているとおもうと面白い。でも何より... もっと読む

やまいだれの歌 (新潮文庫)

262
4.37
西村賢太 2022年5月30日 本で見る

感想・レビュー

初の長編も面白い。新たな職場でのアレコレや、そこに入ってきた同年の女性への恋心、田中英光作品との出会い。いつもの北町貫多だが、19歳時点の話なのでやけに惨... もっと読む

寒灯

254
3.63
西村賢太 2011年6月30日 本で見る

感想・レビュー

『腐泥の果実』は破局間際なのでともかく、この本に収められてる話の秋恵はいずれもこれまで読んできた数冊に比べてやや強い感じがする。不思議なもので秋恵が強いほ... もっと読む

どうで死ぬ身の一踊り (角川文庫)

251
4.29
西村賢太 2019年3月23日 本で見る

感想・レビュー

藤澤清造愛に溢れている私小説。読んでいてあまりいい気分はしないDVの場面はあるけれども、なぜか読み進めてしまいたくなるほど不思議な小説だ。それを解説がわか... もっと読む

雨滴は続く

217
3.85
西村賢太 2022年5月25日 本で見る

感想・レビュー

昨年より西村賢太作品にどハマりして以来、買えるものは買い、買えないものは図書館で借りたりして、小説以外も含めた氏のすべての作品や、『本の雑誌』や『文學界』... もっと読む

蠕動で渉れ、汚泥の川を (角川文庫)

204
3.84
西村賢太 2019年1月24日 本で見る

感想・レビュー

この手の新たな職に就く話はいつも最初はうまくいくけど些細なことでいつもの「慊い」がはじまり、結局は後足で砂をかけるように罵詈雑言を並べて途方に暮れるという... もっと読む

棺に跨がる

198
3.52
西村賢太 2013年4月22日 本で見る

感想・レビュー

貫多のような暴力を振るったことも暴言を吐いたこともないが、なんだかずいぶん昔のことを思い出して、関係が末期になったときの女ってたしかにそうだったと思い出す... もっと読む

どうで死ぬ身の一踊り (新潮文庫)

197
3.76
西村賢太 2012年9月28日 本で見る

感想・レビュー

個人的には「一夜」が好きです。 破壊・破滅の直前の「間」の取り方、緊張感がたまりません。スローモーションの中にある静けさを感じました。 たぶんあの沸点... もっと読む

西村賢太対話集

192
3.73
西村賢太 2012年4月19日 本で見る

感想・レビュー

とくに町田康、石原慎太郎、高田文夫との対談が面白い。作品中での北町貫多は人との関わりが不得手なキャラクターに思えるが、実際の西村賢太は当時テレビでもよく見... もっと読む

どうで死ぬ身の一踊り

187
3.39
西村賢太 2006年1月1日 本で見る

感想・レビュー

男(著者)の藤澤清造氏への偏愛ぶりが全ての頁から伝わる作品。氏への偏愛と自身の女へのDVが綴られている。DVは褒められたもの、いや、許しがたい行為ではある... もっと読む

蝙蝠か燕か

187
3.41
西村賢太 2023年2月3日 本で見る

感想・レビュー

2022年53歳、逝去。 まだ若いが、著者らしいと言えば、著者らしい。 藤澤清造に取り憑かれたように人生を捧げ、その一生を私小説のために生きた。ファン精... もっと読む
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