西谷修のおすすめランキング

プロフィール

西谷 修(にしたに・おさむ):一九五〇年生まれ。哲学者。東京大学法学部卒業、東京都立大学フランス文学科修士課程修了。大学院、明治学院大学文学部教授、東京外国語大学大学院総合文化研究所教授、立教大学大学院文学研究科特任教授を歴任。東京外国語大学名誉教授。二〇世紀フランス文学・思想の研究をベースに、グローバルスタディーズ、戦争論、世界史論、クレオール文化などを広く論じる。著書に『戦争論』(講談社学術文庫)、『夜の鼓動にふれる』(ちくま学芸文庫)、『戦争とは何だろうか』(ちくまプリマー新書)、『アメリカ 異形の制度空間』(講談社メチエ)、『私たちはどんな世界を生きているか』(講談社現代新書)など。訳書多数。

「2025年 『戦争と西洋 西側の「正義」とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西谷修のおすすめランキングのアイテム一覧

西谷修のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『自発的隷従論 (ちくま学芸文庫)』や『実存から実存者へ』や『中学生からの大学講義 5 生き抜く力を身につける (ちくまプリマー新書)』など西谷修の全90作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

自発的隷従論 (ちくま学芸文庫)

600
4.03

感想・レビュー

16世紀半ば、エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ若干16歳もしくは18歳の時に著された小論文。啓蒙時代以前の著作であり、近代・現代思想の洗礼を受けてきた現代人に... もっと読む

実存から実存者へ

229
3.71
西谷修 2005年12月1日 本で見る

感想・レビュー

フッサール・ハイデガー・バタイユなどの議論を踏まえて読まないと難しいのは当然だが、彼なりの独自性もあって面白かった。 「ある」をあくまで畏怖しながらも、そ... もっと読む

中学生からの大学講義 5 生き抜く力を身につける (ちくまプリマー新書)

227
3.71
桐光学園 2015年5月7日 本で見る

感想・レビュー

神奈川県にある私立桐光学園の中学生が、さまざまな学者、研究者、知識人の人たちから受けた講義を収録した内容です。 タイトルをそのまま信じると、なんだか「サ... もっと読む

私たちはどんな世界を生きているか (講談社現代新書)

224
3.73
西谷修 2020年10月21日 本で見る

感想・レビュー

1.著者;西谷氏は哲学者。東大卒業後にパリ第8大学で学ぶ。フランス現代思想を学び、世界のグローバル化によって起こる諸問題を研究。テーマは、戦争論・世界史論... もっと読む

100分de名著 戦争論 ロジェ・カイヨワ 内なる禍々しきもの (2019年8月) (NHKテキスト)

220
3.92
西谷修 雑誌 2019年7月25日 本で見る

感想・レビュー

「NHK 100分 de 名著 ロジェ・カイヨワ『戦争論』 」。2019年 8月。西谷修。  大変に面白い一冊で、いつかまた読もうと思いました。100分d... もっと読む

無為の共同体 哲学を問い直す分有の思考

186
3.65

感想・レビュー

最後に訳者がかなり丁寧に取り出してくれるように、 共同体を全体性に回収せず、共同性のまま思考する論考だ。 それは共同性の限界を探る試みである。 少し前に... もっと読む

非‐知 閉じざる思考 (平凡社ライブラリー 287)

158
3.52
ジョルジュ・バタイユ 1999年1月1日 本で見る

感想・レビュー

非‐知―閉じざる思考 (和書)2009年05月23日 18:17 1999 平凡社 ジョルジュ バタイユ, Georges Bataille, 西谷 ... もっと読む

夜の鼓動にふれる 戦争論講義 (ちくま学芸文庫)

147
4.17
西谷修 2015年8月6日 本で見る

感想・レビュー

SDGs|目標16 平和と公正をすべての人に| 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.... もっと読む

戦争とは何だろうか (ちくまプリマー新書)

130
3.52
西谷修 2016年7月5日 本で見る

感想・レビュー

人類が犯してきた戦争という悲劇を冷静に振り返り、戦争を避ける為の示唆を期待したが、はじめから安部政権への非難を羅列する政治色の強い本で幻滅した。 国連は戦... もっと読む

「改憲」の論点 (集英社新書 0939)

118
3.69
木村草太 2018年7月13日 本で見る

感想・レビュー

憲法改正をニュースで見ることも増えたので、ちょっとこういう本も読んどくべきかもということで。 やっぱり、9条に関する言及が多い。 あとは解散権と国... もっと読む

戦争論 (講談社学術文庫 1342)

89
3.81
西谷修 1998年1月1日 本で見る

感想・レビュー

著者は、20世紀を特徴づけているのは「世界戦争」だと述べています。19世紀までの戦争に参与したのは、かぎられた国家のかぎられた人びとでしかありませんでした... もっと読む

不死のワンダーランド 戦争の世紀を超えて (講談社学術文庫)

85
3.86
西谷修 1996年1月1日 本で見る

感想・レビュー

ハイデガーは『存在と時間』において、「死への先駆」が現存在の固有の可能性を開くと論じています。著者はこれを、ヘーゲルの「精神」によって完成された「歴史の終... もっと読む

人権の彼方に 政治哲学ノート

83
3.17
ジョルジョ・アガンベン 2000年5月20日 本で見る

感想・レビュー

例外状態、剥き出しの生を、収容所、難民……。 フーコー以降の「生-政治」をその歴史性と現在の交差からまなざすその発想は、非常にユニークかつダイナミッ... もっと読む

さすがに日本は、戦争なんてしないですよね? そもそも戦争ってなんですか?

75
4.44
西谷修 2024年7月26日 本で見る

感想・レビュー

図書館の新着コーナーにあった本。 男の子と女の子の会話から生まれた疑問を謎のウサギが解説し、各章で監修の西谷先生が締める構成。世界史と日本史を一通り習っ... もっと読む

NHK「100分de名著」ブックス ロジェ・カイヨワ 戦争論 文明という果てしない暴力

68
4.00
西谷修 2024年7月25日 本で見る

感想・レビュー

「遊びと人間」で知られるロジェ・カイヨワが戦争をどう捉えたのだろう?とふと関心を抱き、読み始めた。 戦争こそ文明を体現したものだというカイヨワの主張は理... もっと読む

実存から実存者へ (講談社学術文庫)

64
3.08

感想・レビュー

自分の興味が”主体”論にないことがよくわかった。社会というか人間集団の巻き起こす相互作用の方に興味があるのである。ルーマンとかである。 もっと読む

理性の探求

60
4.50
西谷修 2009年10月29日 本で見る

感想・レビュー

高校生の頃に問題集で出会い、感動して探して取り寄せて読みふけった一冊。時は流れてここに書いてある話も古くなりましたが、基本的な考え方はいついつまでも変わら... もっと読む

夜の鼓動にふれる 戦争論講義 (Liberal arts)

55
3.79
西谷修 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

戦争を、理性の光の及ばない「夜」と見立て、哲学的に考察している。 もっと読む
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