谷垣暁美のおすすめランキング

プロフィール

1955年大阪生まれ。翻訳家。訳書に、ル=グウィン<西のはての年代記>3部作、『ラウィーニア』『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて』、フォード『言葉人形』、トレヴァー『恋と夏』など。

「2022年 『私と言葉たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷垣暁美のおすすめランキングのアイテム一覧

谷垣暁美のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『暇なんかないわ大切なことを考えるのに忙しくて ル=グウィンのエッセイ』や『白い果実』や『ギフト 西のはての年代記 I』など谷垣暁美の全52作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

暇なんかないわ大切なことを考えるのに忙しくて ル=グウィンのエッセイ

948
3.70

感想・レビュー

実は、エッセイなのに、彼女のことをほとんど知りませんでした。 でも、パラリとめくって読んだ言葉たちから、彼女のウィットに富んでいて、きっと剛毅で、でも軽... もっと読む

白い果実

656
3.92
ジェフリー・フォード 2004年8月24日 本で見る

感想・レビュー

壮大な物語の予感がするファンタジー三部作の第一部。 科学と魔法で人々を支配するマスター・ビロウの右腕である主人公クレイが、奇跡の白い果実の盗難事件を調査... もっと読む

ギフト 西のはての年代記 I

302
4.15

感想・レビュー

これ、ゲド戦記に続く超名作ファンタジー! 指輪よりよっぽど! なんで話題にならないのかわからない 重くて悲しくて、ほんと泣ける 様々なギフトを持つ高地... もっと読む

いまファンタジーにできること

293
3.86

感想・レビュー

 確かに私も含めミステリ好きは掃いて捨てるほどいるけれど、まず最初にファンタジー好きと言う人は少ないかもしれない。日本ではアニメやゲームのおかげでもっと身... もっと読む

ギフト 西のはての年代記 I (河出文庫)

284
3.92

感想・レビュー

静かで示唆的なお話。自然環境の厳しい高地に住み続け、長(ブランター)の家族に代々受け継がれる異能(ギフト)をもって一族を治める人々は、低地の町で暮らす人た... もっと読む

いまファンタジーにできること (河出文庫)

280
4.18

感想・レビュー

アーシュラ・K・ル=グウィン(アメリカ1929)は、『ゲド戦記』などで有名なベテランの作家。『空飛び猫』がかわいくてお気に入り。 タイトルをみてファンタ... もっと読む

恋と夏 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)

275
4.02

感想・レビュー

あの恋を思い出せばラスモイの夏の景色が目に浮かぶ。 毎年夏がやってくるたびに思い出すのはあのひととの恋。 この恋がひと夏の恋ではないこと。 だから──恋... もっと読む

最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選 (海外文学セレクション)

261
3.93
ジェフリー・フォード 2023年8月31日 本で見る

感想・レビュー

ブク友の本棚にあったもの。検索すると「WEB本の雑誌 今週はこれを読め SF編」でも紹介されている。読み始めると、SFというよりは幻想譚といった面持ち。ま... もっと読む

言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選

246
4.00
ジェフリー・フォード 2018年12月20日 本で見る

感想・レビュー

短編集。安定の面白さ。訳者解説によると構成として現実的なもの→幻想的なものの順番になっているそうで、個人的には後半のほうが圧倒的に好きでした。いちばん好き... もっと読む

ラウィーニア

228
3.70

感想・レビュー

私の大好きなアエネーイスを下敷きに、妻ラウィーニアをル・グィンが描く!と勢い込んで読んだのがまずかったのか、やや期待はずれ。煽り文句に彼女の最高傑作!とあ... もっと読む

ヴォイス 西のはての年代記 II

223
4.34

感想・レビュー

またしても超名作! ほんと泣ける! しかしオレックが普通な感じで登場したのには戸惑った 結局ギフトはどうなったんだろう… 海辺の街の戦争 古書の番人 もっと読む

記憶の書

221
3.85
ジェフリー・フォード 2007年1月22日 本で見る

感想・レビュー

ファンタジー三部作の第二部。 前作「白い果実」から8年後、クレイが暮らす村にビロウの使いが現れ、黄色いガスによって村人たちが眠り病にかかってしまう。 ... もっと読む

ラウィーニア (河出文庫)

220
4.40

感想・レビュー

これぞル=グウィン。素晴らしい物語だった。 壮大で細やかで、緻密で、美しく切ない。 ル=グウィンのファンタジーはいつも、深い哀しみの川底にはっとするような... もっと読む

パワー 西のはての年代記 III

205
4.42

感想・レビュー

再読 川を渡る場面が印象的だった記憶があった。“鎖が切れた”つらい経験をして乗りこえるためには想像を絶する苦しみがあるけれど、復讐(攻撃)は必要ない。 もっと読む

緑のヴェール

177
4.02
ジェフリー・フォード 2008年6月23日 本で見る

感想・レビュー

ファンタジー三部作の最終巻。 クレイと共に<彼の地>へと旅立った魔物のミスリックスだったが、途中で旅を続けることを断念してひとりシティの廃墟に戻ったよう... もっと読む

ヴォイス 西のはての年代記 II (河出文庫)

166
4.33

感想・レビュー

ギフトの物語からだいたい20年後の、アンサルという都市が舞台。交易で栄えたアンサルの人々は、長らく戦争をしておらず文字を持たず唯一神のアッスを信じるオルド... もっと読む

私と言葉たち

164
3.80

感想・レビュー

重い一冊。 物理的にも内容的にも。 ゲド戦記の作者の文章ならば読まずにはいられない、と手にしたものの、ほぼついていけず。教養の差。自分の浅さや衰えを実感。... もっと読む

なつかしく謎めいて

163
3.64

感想・レビュー

空港。 硬い椅子、いつ果てるともない待機、がさがさしたアナウンスの声、疲労。 著しく不快なその環境に囲まれることによって、異次元移動は可能になった…と... もっと読む

パワー 西のはての年代記 III (上) (河出文庫)

143
4.03

感想・レビュー

ああ読み終わってしまった。またしばらくしたら三部作通して読みなおしたい。幼い頃に姉とともに兵士にさらわれ、エトラという都市の館奴隷として暮らしていた少年、... もっと読む
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