赤松利市のおすすめランキング

プロフィール

赤松利市
一九五六年、香川県生まれ。二〇一八年、「藻屑蟹」で第一回大藪春彦新人賞を受賞しデビュー。二〇年、『犬』で第二十二回大藪春彦賞を受賞。他の著書に『鯖』『らんちう』『ボダ子』『饗宴』『エレジー』『東京棄民』など、エッセイに『下級国民A』がある。

「2023年 『アウターライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤松利市のおすすめランキングのアイテム一覧

赤松利市のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『藻屑蟹 (徳間文庫)』や『ボダ子』や『ボダ子 (新潮文庫)』など赤松利市の全77作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

藻屑蟹 (徳間文庫)

462
4.02
赤松利市 2019年3月8日 本で見る

感想・レビュー

赤松利市『藻屑蟹』徳間文庫。 第一回大藪春彦新人賞受賞作。 これまで読んだ震災小説は被害に対して視線を向けた同情的な作品が多かったのだが、本作は震災に... もっと読む

ボダ子

412
3.26
赤松利市 2019年4月19日 本で見る

感想・レビュー

バブル期に年収2000万円を稼いだ実業家、大西浩平。カネも女も不自由せず、結婚と離婚を繰り返してきた人生で、初めて手に入れた「愛」が娘だった。が、彼女はボ... もっと読む

ボダ子 (新潮文庫)

260
3.20
赤松利市 2022年1月28日 本で見る

感想・レビュー

家族を省みることなく仕事にのめり込んだ末に、娘を境界性人格障害発症まで追い詰めた男の、起死回生をかけた物語。精神障害や東日本大震災の話が出てきて興味深かっ... もっと読む

247
3.71
赤松利市 2018年7月21日 本で見る

感想・レビュー

紀州雑賀沖の無人島に住み、鯖の一本釣りで生計を立てる男たち。彼らは皆、陸の生活になじめずに流れ着き、地元の漁業組合にも属さない孤高の集団だ。そんな彼らに中... もっと読む

らんちう

244
3.46
赤松利市 2018年11月22日 本で見る

感想・レビュー

従業員たちの動機を辿って行くだけでは真相は見えて来ない。鐘崎祐介(一見不真面目だが)がキーマンになっている。 もっと読む

下級国民A

186
3.30
赤松利市 2020年3月2日 本で見る

感想・レビュー

「初の随筆。」(帯の惹句の一節)なのだが、正直、エッセイ集という感じはしなかった。 随筆/エッセイという言葉から思い浮かぶ、〝日々のよしなしごとや季節の... もっと読む

アウターライズ

179
3.57
赤松利市 2020年3月9日 本で見る

感想・レビュー

東日本大震災の十年後、東北地方は、海洋プレートが折れ曲がり沈み込む際に起こる大地震(アウターライズ地震)に見舞われる。しかし、その地震による被害者は6名。... もっと読む

鯖 (徳間文庫)

141
3.81
赤松利市 2020年7月9日 本で見る

感想・レビュー

赤松利市『鯖』徳間文庫。 赤松利市の作品は『藻屑蟹』に続き、2作目。何とも恐ろしいノワール小説。やはり、面白い。 冒頭の得体の知れない薄汚れた漁業団『... もっと読む

140
3.84
赤松利市 2019年9月28日 本で見る

感想・レビュー

トランスジェンダーの桜(63歳)。ニューハーフのお店を経営し、店員に同じくトランスジェンダーの子、沙希。そこに桜の昔の男・安藤が現れる。沙希の忠告を無視し... もっと読む

藻屑蟹 1(第1回大藪春彦新人賞受賞作)

117
3.85
赤松利市 電子書籍 2018年3月16日 本で見る

感想・レビュー

第1回大藪春彦新人賞 もっと読む

らんちう (双葉文庫)

114
3.32
赤松利市 2021年11月11日 本で見る

感想・レビュー

赤松利市『らんちう』双葉文庫。 これまで味わったことの無いテイストの小説。本編も去ることながら、著者の実体験を綴ったあとがきが面白い。あとがきを読むと本... もっと読む

東京棄民 (講談社文庫)

114
2.96
赤松利市 2022年5月13日 本で見る

感想・レビュー

心がザワザワする。 何故かというと今、またコロナの波が押し寄せてきているから…。 収束したのか、したのか…いやまた感染拡大しているではないかの状態で…。... もっと読む

犬 (徳間文庫)

110
3.56
赤松利市 2023年1月12日 本で見る

感想・レビュー

赤松利市『犬』徳間文庫。 第22回大藪春彦賞受賞作。 個人的に苦手なトランスジェンダーを主人公にしたピカレスク小説だが、面白い。 国の誤った政策で非... もっと読む

藻屑蟹 (徳間文庫)

104
4.00
赤松利市 電子書籍 2019年3月8日 本で見る

感想・レビュー

f.2021/11/13 p.2019/8/15 もっと読む

白蟻女

96
3.56
赤松利市 2020年8月19日 本で見る

感想・レビュー

出会えてよかった一冊。ちょうど連日ゆっくりできない時期に購入。数日かけてすこしずつ読んだけれど、読んでいない間も気がついたらずっと夫婦と白蟻女のことを考え... もっと読む

あじろ

87
2.64
赤松利市 2024年5月22日 本で見る

感想・レビュー

新橋で50年続く立ち飲み屋「あじろ」は、人情味あふれる店主のもとにいつも常連客で賑わっている。 いつも男性客に囲まれている30歳過ぎのインテリ美女・真由... もっと読む

救い難き人

84
3.82
赤松利市 2023年7月29日 本で見る

感想・レビュー

私見だが、著者の生き様が亡くなった西村賢太さんと被る赤松利市さん。波乱万丈な人生を歩んでおられる点や、内容の不気味さやリアリティなんかも同じ匂いがする。私... もっと読む

純子

81
3.44
赤松利市 2019年7月16日 本で見る

感想・レビュー

吐き気を催す程の描写で、確実に食欲が失せる。 ノスタルジック、ファンタジーって....。 失せるけど、何故だか読んでしまう、赤松作品にはそんな魅力がある。... もっと読む

女童

79
3.31
赤松利市 2019年12月19日 本で見る

感想・レビュー

バブル景気に乗ってゴルフ場の芝管理の会社を経営する大西浩平と、病的にヒステリーな妻・悦子、そのせいで精神を病んだ娘・恵子、心療内科の問診シーンから始まる物... もっと読む

隅田川心中

73
3.35
赤松利市 2021年2月18日 本で見る

感想・レビュー

浅草を舞台に、全編に〝昭和の香り〟が横溢する小説である。 64歳で一人暮らしの男と、32歳だが少女のような容姿の女の、恋とも呼びにくい〝いびつな関係... もっと読む
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