遠田潤子のおすすめランキング

プロフィール

遠田潤子
1966年大阪府生まれ。2009年「月桃夜」で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。16年『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」第1位、2017年『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」第1位、『冬雷』が第1回未来屋小説大賞を受賞。著書に『銀花の蔵』『人でなしの櫻』など。

「2022年 『イオカステの揺籃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠田潤子のおすすめランキングのアイテム一覧

遠田潤子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『雪の鉄樹 (光文社文庫)』や『ドライブインまほろば (双葉文庫)』や『銀花の蔵』など遠田潤子の全87作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

雪の鉄樹 (光文社文庫)

1525
3.91
遠田潤子 2016年4月12日 本で見る

感想・レビュー

本の雑誌「おすすめ文庫2017」第1位 庭師の雅雪は、20歳の時から 両親を失った小年、遼平の面倒を見続けていた 初めて、預かった時にはまだオムツをして... もっと読む

ドライブインまほろば (双葉文庫)

706
3.89
遠田潤子 2022年1月13日 本で見る

感想・レビュー

どんだけ不幸自慢すんねん!って感じの不幸な人ばかり… まぁ、自慢したい訳やないにしても… メインの登場人物だけで…  親にひどい虐待されて、親を金属バ... もっと読む

銀花の蔵

666
4.07
遠田潤子 2020年4月24日 本で見る

感想・レビュー

代々受け継がれてきた醤油蔵、当主にしか見えないと言われている座敷童。そこで暮らした銀花の五十年間のお話。 どんな人の人生にもある「自分ではどうしようもない... もっと読む

冬雷 (創元推理文庫)

591
3.85
遠田潤子 2020年4月30日 本で見る

感想・レビュー

2017年第1回未来屋小説大賞受賞 そして、初めての遠田潤子さん 孤児であった主人公が、日本海側の小さな町の 大きな力を持つ名家に引き取られることになる... もっと読む

アンチェルの蝶 (光文社文庫)

517
3.94
遠田潤子 2014年1月9日 本で見る

感想・レビュー

 う~ん。ウ~ン。  小説は本当に起こりそうなことを書くフィクションだというけれど、この小説に出てくる、“酒”“暴力”“ギャンブル”に溺れ、子供を子供とも... もっと読む

緑陰深きところ

498
3.82
遠田潤子 2021年4月23日 本で見る

感想・レビュー

頑固なおじいちゃんが若者と旅するうちに打ち解けていくのが微笑ましい。 2人の過去が徐々に明かされていくが2人とも壮絶。これとロードムービー的な感じがマッチ... もっと読む

オブリヴィオン

496
3.68
遠田潤子 2017年10月16日 本で見る

感想・レビュー

はい!今作も自らに罰を与え、地獄の中を生きる主人公の話です( ̄▽ ̄) ヤクザの兄、主人公が殺した妻の兄、血の繋がらない娘、身体を売るアパートの隣人… ... もっと読む

雨の中の涙のように

479
3.79
遠田潤子 2020年8月19日 本で見る

感想・レビュー

アイドルグループ出身の人気俳優の堀尾葉介を巡る8作の連作短編集で、全体でもひとつの話を織りなしています。 主人公の葉介は芸能人ですが、浮ついた芸能界の話... もっと読む

ドライブインまほろば

467
3.88
遠田潤子 2018年10月10日 本で見る

感想・レビュー

「・・・・生まれてきて・・・なんにもいいことなかった」 「なにひとつ・・・・いいことなんてなかった・・・」 「僕はなんで生まれてきたんやろ。なんで・・・」... もっと読む

イオカステの揺籃

429
3.50
遠田潤子 2022年9月8日 本で見る

感想・レビュー

青川英樹32歳は大阪で建築家として活躍しています。 妻の美沙とは結婚したばかりです。 英樹には妹の玲子25歳と、2歳の時に亡くなった弟の和宏がいま... もっと読む

オブリヴィオン (光文社文庫)

406
3.74
遠田潤子 2020年3月12日 本で見る

感想・レビュー

遠田さんが惹かれるという「理不尽ななにか」 妻を殺害した男の服役後 迎えたのは 実兄と義理の兄 男のそれまでの人生を丁重に遡って 男とそれぞれの兄との... もっと読む

人でなしの櫻

391
3.35
遠田潤子 2022年3月30日 本で見る

感想・レビュー

清秀の伯父の治親が言った「芸術家の正義は世間の正義ではない」この言葉がこの作品を言い表しているのではないかと思いました。 8歳の時に親元からさらわれ... もっと読む

冬雷

385
3.84
遠田潤子 2017年4月28日 本で見る

感想・レビュー

遠田潤子さん3冊目 読む前からもう苦しい話だとわかってるんです。 でも図書館でどれにしようか…と悩むわけです笑 遠田潤子の前後に楽しい本読めばいいか♪ と... もっと読む

カラヴィンカ (角川文庫)

306
3.59
遠田潤子 2017年10月25日 本で見る

感想・レビュー

遠田潤子さんは、登場人物を絶望の淵に陥れるのが絶妙に上手い作家さんですが、この作品はその中でも最も強烈なインパクトのある物語でした。 主人公の売れな... もっと読む

月桃夜

301
3.61
遠田潤子 2009年11月20日 本で見る

感想・レビュー

この作品が、日本ファンタジーノベル大賞受賞作だということを、読み終わった後に知ったが、内容には、すごく生々しいものを感じました。 奴隷のような身分制度が... もっと読む

ミナミの春

282
3.20
遠田潤子 2025年3月6日 本で見る

感想・レビュー

良かったんだけど、うーん。 思ってたのと違ったなぁ。 ちょっとずうつながってる短編集。 「道具屋筋の旅立ち」は軽くホラーだった。 「道頓堀ーズ・エンジェル... もっと読む

紅蓮の雪

280
3.71
遠田潤子 2021年2月5日 本で見る

感想・レビュー

牧原伊吹の双子の姉の朱里が20歳の誕生日に「伊吹ごめん」と書置きを遺して飛んでしまいます。 伊吹はこの世でただ一人本当の心の内をみせることができる姉... もっと読む

蓮の数式 (中公文庫)

274
3.61
遠田潤子 2018年1月23日 本で見る

感想・レビュー

夫と義母からのモラハラに耐え続ける千穂。その生活から透をきっかけにして生きるために逃げる。 ディスカリキュリア(算数障害)の透との刹那的な生活に希望を抱... もっと読む

月桃夜 (新潮文庫nex)

205
3.54
遠田潤子 2015年11月28日 本で見る

感想・レビュー

第21回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 作者の遠田潤子さんのデビュー作です。 ファンタジーは苦手だと思っていましたが、最後まで読んで大変よかっ... もっと読む

雨の中の涙のように (光文社文庫)

205
3.73
遠田潤子 2023年8月9日 本で見る

感想・レビュー

遠田潤子『雨の中の涙のように』光文社文庫。 先日、惜しくも亡くなった北上次郎が、本作の帯に『一編一編が実にうまく、たっぷり読ませることは最初に書いて... もっと読む
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