都筑道夫のおすすめランキング

プロフィール

(つづき・みちお)1929-2003。東京出身。10 代から時代ものを発表していた読物雑誌の衰退に伴って海外ミステリ翻訳家に転向、『E
QMM(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)』日本版編集長を経て、1961年『やぶにらみの時計』を刊行、推理作家となる。トリッキーな趣向を凝らした作品の一方、ユーモラスなアクション小説、捕物帳を含む本格推理、ハードボイルド、SFミステリなど多彩な作風をもつ。永く無冠でいたが晩年に日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

都筑道夫のおすすめランキングのアイテム一覧

都筑道夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)』や『ホラー・ミステリーアンソロジー 『魍魎回廊』 (朝日文庫)』や『退職刑事 (1) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 3-2)』など都筑道夫の全671作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

怪奇小説という題名の怪奇小説 (集英社文庫)

403
3.34
都筑道夫 2011年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【本の内容】 「第一章では、私はなにを書くか、迷いに迷って、題名もつけられない」―長篇怪奇小説の執筆依頼を受けた作家だったが、原稿は遅々として進まない。... もっと読む

ホラー・ミステリーアンソロジー 『魍魎回廊』 (朝日文庫)

349
3.39
宇佐美まこと 2022年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

満足感得られた一冊。 再読のものもあれど、どれも満足感を得られた七人が紡ぐアンソロジー。 宇佐美さんの「水族」から、雨繋がりのような流れの小野不由美さ... もっと読む

退職刑事 (1) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 3-2)

272
3.38
都筑道夫 2002年9月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かつては硬骨の刑事、今や恍惚の境に入りかけた父親に、現職刑事の息子が捜査中の事件を語ると、父親はたちまち真相を引き出す。国産《安楽椅子探偵小説》定番中の定... もっと読む

古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

243
3.26
ミステリー文学資料館 2013年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『展覧会の客』を読んで、そーいえばデパートの古本即売会が消えていることに気が付いた……。 もう新古書店が古書販売の中心になっているのかなぁと読んでいて悲... もっと読む

カチカチ山殺人事件: 昔ばなし×ミステリー【日本篇】 (河出文庫)

240
2.56
伴野朗 2021年1月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1989年11月河出書房新社刊のお伽噺ミステリー傑作選の改題新装版を2021年1月河出文庫刊。カチカチ山殺人事件:伴野朗、猿かに合戦:都筑道夫、怨念の宿:... もっと読む

なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)

182
3.58
都筑道夫 2021年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アクション要素がふんだんに盛り込まれたエンタメ小説。時代がかりの気障な言い回しはクセになる。 だが、テンポは良いものの、展開が少し平坦。12人の殺し屋と... もっと読む

ちみどろ砂絵・くらやみ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ〈1〉 (光文社時代小説文庫)

164
3.61
都筑道夫 2010年10月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なめくじ長屋シリーズ。一冊で二冊分楽しめるお得な新装版です。 時代物だけど、これは時代物が苦手な人にこそ読んでほしい作品かも。わりと、現代人に向けての注... もっと読む

なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)

159
3.63

感想・レビュー

わざとらしくもユーモア溢れる会話はなかなか粋だが、 プロットが子ども騙し。お粗末。 都築は何冊か読んでるけど、面白いと思ったことは一度もない。 これで打ち... もっと読む

黄色い部屋はいかに改装されたか?増補版

159
3.88
都筑道夫 2012年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「あくまはあくまであくまである」40数年前 こんな本の題名に引かれ都筑道夫にドップリはまりました。 なめくじ長屋も好きです。 ちょっと、古臭い? うんそ... もっと読む

不思議の国のアリス ミステリー館 (河出文庫)

147
3.29
海渡英祐 2015年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『不思議の国のアリス』をテーマにしたミステリー短編のアンソロジー。同じく河出文庫から、1988年に一度刊行されていたらしく、今回は復刊になるようだ。 厳... もっと読む

紙の罠 (ちくま文庫)

122
3.07
都筑道夫 2019年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先に『悪意銀行』を読んだ時は今ひとつのめり込めず仕舞いだったが、こちらの『紙の罠』にはだいぶしっくり来た。 例の贋幣事件の顛末や友子にまつわるくだりなど、... もっと読む

七十五羽の烏 ―都筑道夫コレクション<本格推理篇> (光文社文庫)

120
3.70
都筑道夫 2003年3月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題の「七十五羽の鳥」は、謎を解くすべてのカギは読者に提供されるという「本格推理」の形を取っている。 物語は物部太郎というものぐさ太郎の祖先だという男が... もっと読む

日本SF全集 1 1957~1971

119
3.45
星新一 2009年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読了:豊田有恒「両面宿儺」 呪術廻戦つながりで。 和風SF?って初めて読んだ気がするけど、思いのほか面白かった。書かれた当時の世の中への批評的な視点も面... もっと読む

退職刑事〈2〉 (創元推理文庫)

117
3.38
都筑道夫 2002年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

退職刑事第二弾。 言語は生き物だとはよく言われるが、「スタイリスト」には驚いた。 自分では使ったことはないが、 その昔、「おしゃれ」に近い意味で使われて... もっと読む

退職刑事〈3〉 (創元推理文庫)

96
3.40
都筑道夫 2003年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2003年1月17日、初、並、帯無 2016年5月3日、伊勢BF もっと読む

未来警察殺人課[完全版] (創元SF文庫)

87
3.11
都筑道夫 2014年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

創造力豊かな作者がSFという設定が何でもありの舞台を活かすとこうなった!ちょっぴりエッチで面白いです。 もっと読む

猫の舌に釘をうて (光文社文庫)

86
3.50
都筑道夫 2003年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「探偵であり、被害者であり、犯人であり」という試み、回答としては成立してるとは思う。 もっと読む

キリオン・スレイの生活と推理 (角川文庫)

86
2.96

感想・レビュー

“鬼才”と呼ばれた都筑道夫氏は、雑誌編集者、翻訳家を経て推理作家デビュー。 本書の初出は1972年なので、およそ50年前の作品。1970年代当時の推理小説... もっと読む

猫の舌に釘をうて (徳間文庫)

79
3.18
都筑道夫 2022年2月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「猫の舌に釘を打て」という小説の束見本(つかみほん)白紙の製本サンプルみたいなもの?に主人公が手記を書いてるという構成のミステリ作品! 初っ端から主人公が... もっと読む

やぶにらみの時計 (徳間文庫)

78
3.22
都筑道夫 2021年11月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

酔って目覚めたら知らない家にいた“きみ”こと、浜崎誠治。妻、友人たちが“きみ”の存在を否定し、逆に見知らぬ人たちが会社社長“雨宮毅”だと決めつける。謎だら... もっと読む
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