野口武彦のおすすめランキング

プロフィール

野口武彦(のぐち・たけひこ)
1937年東京生まれ。文芸評論家。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を退官後、著述に専念する。日本文学・日本思想史専攻。1973年、『谷崎潤一郎論』(中央公論社)で亀井勝一郎賞、1980年、『江戸の歴史家─歴史という名の毒』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞受賞。1986年、『「源氏物語」を江戸から読む』(講談社学術文庫)で芸術選奨文部大臣賞、1992年、『江戸の兵学思想』(中公文庫)で和辻哲郎文化賞、2003年、『幕末気分』(講談社文庫)で読売文学賞、2021年に兵庫県文化賞を受賞。著書多数。最近の作品に『元禄六花撰』『元禄五芒星』(いずれも講談社)などがある。


「2022年 『開化奇譚集 明治伏魔殿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野口武彦のおすすめランキングのアイテム一覧

野口武彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間 (中公新書)』や『幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)』や『維新の後始末 明治めちゃくちゃ物語 (新潮新書)』など野口武彦の全193作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間 (中公新書)

154
3.54
野口武彦 2010年1月25日 本で見る

感想・レビュー

面白い!たったの4日間の戦闘がこれほどドラマチックとは。 もっと読む

幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

126
3.36
野口武彦 2007年3月20日 本で見る

感想・レビュー

尊王攘夷、倒幕開国の嵐が吹荒れるなかの徳川幕府の政界権力争奪戦と、黒船来航までの大混乱の様相を紐解いた幕末裏話。▷水野忠邦:幕末前夜の天保年間の老中。待っ... もっと読む

維新の後始末 明治めちゃくちゃ物語 (新潮新書)

118
3.23
野口武彦 2013年12月14日 本で見る

感想・レビュー

週刊新潮に連載していた軽めの歴史エッセイと思われるでしょうが、かなり名作だと思う。日本史の大きな転換点だがわれわれが理解していない明治初年を、人々がどう生... もっと読む

長州戦争 幕府瓦解への岐路 (中公新書)

108
3.66
野口武彦 2006年3月25日 本で見る

感想・レビュー

『幕府歩兵隊』と話が繋がる本書。外国から開国の圧力、内部では派閥争いや朝廷の圧力などの混乱の中で長州戦争へと突入する。1回目に一兵も失うことなく戦勝したこ... もっと読む

明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸 明治めちゃくちゃ物語 (新潮新書)

98
3.46
野口武彦 2012年2月17日 本で見る

感想・レビュー

薩長の討幕って、今でいえば学生運動をやってたらほんとに政府を倒しちゃった、みたいな感覚だろうか。しかしこれだけメチャクチャ、場当たりで始まった明治時代では... もっと読む

幕府歩兵隊 幕末を駆けぬけた兵士集団 (中公新書)

83
3.72
野口武彦 2002年11月25日 本で見る

感想・レビュー

やられ役としての印象しかない幕府歩兵隊話。次々に主人や指導者を失い、誰のために戦っているのかよくわからないような集団になってしまっていたが、思いの外善戦し... もっと読む

慶喜のカリスマ

83
3.68
野口武彦 2013年4月23日 本で見る

感想・レビュー

漱石が生まれたのは慶応3年。 その時、徳川将軍は、最後の将軍慶喜だ。 漱石の「吾輩は猫である」の冒頭には、「天璋院様」が登場する。登場すると言っても、「天... もっと読む

大江戸曲者列伝 太平の巻 (新潮新書)

81
3.26
野口武彦 2006年1月17日 本で見る

感想・レビュー

週刊新潮に連載されていたものを厳選して時代別にまとめたもの。おじさん雑誌に連載されていたからか、軽い文体でカタカナを多用したり、現代に当てはめてみたりと歴... もっと読む

井伊直弼の首 幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

76
3.67
野口武彦 2008年2月18日 本で見る

感想・レビュー

大地震や台風、コレラ、貨幣価値の下落、物価高など幕末の人々の気分に大きく影響を与えたと思われるのにサラッと書かれて終わることが多いような事柄も通史の 中に... もっと読む

慶喜の捨て身 幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

72
3.06
野口武彦 2011年2月17日 本で見る

感想・レビュー

大政奉還の前後。当たり前といえば当たり前だけど、歴史小説みたいにかっこいいわけじゃないし、想像以上にグダグダ。これが本当のところなのだろう。 もっと読む

大江戸曲者列伝 幕末の巻 (新潮新書)

70
3.42
野口武彦 2006年2月17日 本で見る

感想・レビュー

ちゃんとした文献を基に、こんな軽い文章を書けるなんてとある意味感動した本。野口氏が「ラブラブ」という言葉を用いていてびっくりした(笑)。 書かれている事は... もっと読む

天誅と新選組 幕末バトル・ロワイヤル (新潮新書)

70
3.67
野口武彦 2009年1月19日 本で見る

感想・レビュー

和宮降嫁から第一次長州征伐まで。幕末に吹き荒れるテロリズムの嵐。刀切れすぎ怖いよ。後世の人間には武士階級がやがて消滅し、チャンバラの時代は終わること がわ... もっと読む

忠臣蔵 赤穂事件・史実の肉声 (ちくま新書 014)

57
3.27
野口武彦 1994年11月1日 本で見る

感想・レビュー

赤穂浪士討ち入り事件の史実を解明している本です。 この事件にかんする一般の人びとの知識は、事件が歌舞伎や浄瑠璃の題材としてとりあげられたことで、すで... もっと読む

荻生徂徠 江戸のドン・キホーテ (中公新書 1161)

53
3.27
野口武彦 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

異色の日本思想史研究者である著者が、荻生徂徠の古文辞学について考察をおこなっている本です。 「読者への序言」で著者は、思想家の名前をタイトルにした新... もっと読む

幕末不戦派軍記

40
3.23
野口武彦 2008年3月1日 本で見る

感想・レビュー

脳天気な役人の無駄遣いの話 もっと読む

幕末気分 (講談社文庫)

37
3.50
野口武彦 2005年3月18日 本で見る

感想・レビュー

幕末の裏側。 7編からなるまぁ短編っちゃ短編けど 切り口というか教科書とか よくありがちな歴史の表面だけ サラッと描いたとかじゃない濃い部分。 というか何... もっと読む

自然真営道 (講談社学術文庫)

37
安藤昌益 2021年12月9日 本で見る

感想・レビュー

エッセイ 昌益の道、土の道 管啓次郎 自然真営道 安藤昌益 大序 ・私法儒書巻(抄) 道家および仙人 道可道および虚無の大道 名可名および無名 玄のまた玄... もっと読む

花の忠臣蔵

36
3.60
野口武彦 2015年12月11日 本で見る

感想・レビュー

事件を招いた原因の一つとして「貨幣経済」への向き合いかたがあげられているのが新鮮だった。 浅野内匠頭と吉良上野介が、費用の算出について対立した背景には貨... もっと読む

異形の維新史

35
3.00
野口武彦 2013年12月18日 本で見る

感想・レビュー

歴史の陰に、日常有り。 もっと読む
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