野田正彰のおすすめランキング

プロフィール

1944年生まれ。長浜赤十字病院精神科部長などを経て、現在、関西学院大学教授。専攻は比較文化精神医学。1999年2月の広島県立世羅高校・石川敏浩校長の自殺についての検証をきっかけに、君が代強制に苦しむ教師たちの精神医学にかかわる。著書に、『虜囚の記憶』(みすず書房)、『子どもが見ている背中』(岩波書店)、『させられる教育』(同)、『戦争と罪責』(同)、『喪の途上にて』(同、講談社ノンフィクション賞)『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋、大宅壮一ノンフィクション賞)など多数。

「2009年 『教師は二度、教師になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野田正彰のおすすめランキングのアイテム一覧

野田正彰のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『喪の途上にて――大事故遺族の悲哀の研究 (岩波現代文庫)』や『喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究』や『戦争と罪責』など野田正彰の全78作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

喪の途上にて――大事故遺族の悲哀の研究 (岩波現代文庫)

136
4.19
野田正彰 2014年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

年月の経過とともに内面に深く沈む悲嘆を抱える人びとに、医師がどのように寄り添ってきたか。 感想はなかなか浮かばないが、何度か読み返したい本だと思う。 もっと読む

喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究

88
4.21
野田正彰 1992年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

心理士として、認知行動療法はクライエントの動機がある程度あることから始まること、なんだかんだ時間の経過とともに意味づけする過程を援助するのが求められてるい... もっと読む

戦争と罪責

85
4.16
野田正彰 1998年8月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

兵士、憲兵、軍医とそれぞれの中国大陸での日本軍兵士として、さらに捕虜での撫養収容所での個人的体験の聞き取りの記録であった。撫養収容所での話は他の書籍ではあ... もっと読む

戦争と罪責 (岩波現代文庫 社会332)

75
5.00
野田正彰 2022年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1998年の著書の文庫化。先の大戦での日本の戦争犯罪を題材に、当事者への聞き取りを中心とした取材によって、人はいかにして罪を自覚するかを問い、日本人に特有... もっと読む

うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪

58
3.25
野田正彰 2013年9月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

うつ病は製薬会社や医者によって作られている、抗うつ剤の多剤併用による副作用、といった精神科医療の問題を厳しい論調で述べている。あまりに強く、厳しく書いてい... もっと読む

この社会の歪みについて: 自閉する青年、疲弊する大人

38
3.40
野田正彰 2005年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

社会の歪みについて知りたくて読書。 著者の歴史観が反映しすぎて読みづらかった。 タイトルと著者の経歴から心理学的な側面から歪みについて説明して... もっと読む

共感する力

30
3.43
野田正彰 2004年1月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「それ」はもう、意識的に的確な訓練をしなければ得られなくなった。 もっと読む

なぜ怒らないのか

24
3.29
野田正彰 2005年9月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分の 立ち位置を ちゃんと 知りたい人は ぜひ 目を通したい 自分の 立ち位置を 知られたくない奴には ぜひ 知られたくない 一... もっと読む

庭園に死す 新装

23
4.25
野田正彰 1999年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ワーオ! もの凄い本に出会ってしまった。 著者野田正彰は人間の精神形成を研究してきた精神病理学者であり、いまやその名も高き比較文明論の論客である。... もっと読む

砂漠の思想―リビアで考えたこと

23
3.60
野田正彰 2005年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

リビアへの入国が厳しく制限されていた89年当時に、精神科医の著者がカダフィ人権賞の委員として招かれ、リビア国内を旅した紀行書。 アフリカ大陸の和合を... もっと読む

社会と精神のゆらぎから

21
4.50
野田正彰 2020年3月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

比較文化精神医学を始めとして、気骨のある文章を紡ぎ出している著者の、これまでの生き様を振り返る書。著者が主に文化人類学的手法にて様々な調査を行ってきたこと... もっと読む

子どもが見ている背中: 良心と抵抗の教育

18
3.25
野田正彰 2006年10月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。 通常の配架場所: 開架図書(3階) 請求記号: 373.2//N92 ... もっと読む

陳真: 戦争と平和の旅路

18
3.25
野田正彰 2004年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

90年代、NHKラジオ中国語講座でお世話になった陳真先生。 話し方も語彙もとにかく折り目正しく美しく、私にとって憧れの女性のひとりでした。 その陳... もっと読む

現代日本の気分

17
3.80
野田正彰 2011年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2022/10/21 導入部分を読んで手に取って見たが大半は新聞でのエッセイをまとめたもの。 話題もかなり多岐にわたっているが、幾度となく頷いてしまっ... もっと読む

させられる教育: 思考途絶する教師たち

16
5.00
野田正彰 2002年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『子どもが見ている背中』のひとつ前の本。 新聞では、大阪府の公立高校の卒業式で、"国歌斉唱"の際に「口が動いてない教員」がいないか、校長がチェックし... もっと読む
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